大相撲

横綱ワースト10 4

2015年7月20日

★3位は勝率5割台の栃ノ海、続く横綱優勝0回の吉葉山、
安芸ノ海、態度、振る舞いが問題の双羽黒

3位候候補として安芸ノ海、吉葉山、栃ノ海があげら
れる。この中では勝率5割台の栃ノ海を3位とする。
おがむような寄り、切れ味鋭い出し投げ、小兵の技能
力士として栃錦よりうまいといわれた。横綱になって
休場後は誰とやっても勝てるかどうかわからない相撲
だった。横綱は不成績ならば引退という不文律は果たして
いいことなのか。栃ノ海を見るにつけ考えさせられる。
栃ノ海
<栃ノ海>
 
第4位は栃ノ海に劣らず不成績だらけの吉葉山である。
吉葉山の最高潮は大関最後の場所で15戦全勝したときで
ある。雪の中の優勝パレードは大勢のファンが熱狂し、
吉葉山の頬を伝わるのは涙か雪かと言われた。その後
横綱を17場所務めるも優勝なし。優勝を争うことわずか
1回とふるわなかった。
吉葉山
<吉葉山のブロマイド>
 
第5位は安芸ノ海である。双葉山の連勝を69でストップし、
一躍英雄となった。双葉山を倒した力士が平幕でいる
わけにはいかないと一念発起して横綱までのぼりつめた。
昇進後、優勝争いに2度加わるも優勝なし。皆勤は4場所
だった。
安芸
<安芸ノ海のブロマイド>
 
数字とは別に態度・振る舞いから付け人が脱走したり、
親方夫人に暴力をふるったり、親方との確執など数々の
トラブルをおこした双羽黒が6位である。体力の限界で
はなく、トラブルによって横綱をやめるという前代未聞。
不名誉を相撲史に刻んだ。昭和以降で横綱以前を含め、
優勝経験がない初めての横綱であった。
双羽黒
<双羽黒>

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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