★3位は勝率5割台の栃ノ海、続く横綱優勝0回の吉葉山、
安芸ノ海、態度、振る舞いが問題の双羽黒
3位候候補として安芸ノ海、吉葉山、栃ノ海があげら
れる。この中では勝率5割台の栃ノ海を3位とする。
おがむような寄り、切れ味鋭い出し投げ、小兵の技能
力士として栃錦よりうまいといわれた。横綱になって
休場後は誰とやっても勝てるかどうかわからない相撲
だった。横綱は不成績ならば引退という不文律は果たして
いいことなのか。栃ノ海を見るにつけ考えさせられる。
第4位は栃ノ海に劣らず不成績だらけの吉葉山である。
吉葉山の最高潮は大関最後の場所で15戦全勝したときで
ある。雪の中の優勝パレードは大勢のファンが熱狂し、
吉葉山の頬を伝わるのは涙か雪かと言われた。その後
横綱を17場所務めるも優勝なし。優勝を争うことわずか
1回とふるわなかった。
第5位は安芸ノ海である。双葉山の連勝を69でストップし、
一躍英雄となった。双葉山を倒した力士が平幕でいる
わけにはいかないと一念発起して横綱までのぼりつめた。
昇進後、優勝争いに2度加わるも優勝なし。皆勤は4場所
だった。
数字とは別に態度・振る舞いから付け人が脱走したり、
親方夫人に暴力をふるったり、親方との確執など数々の
トラブルをおこした双羽黒が6位である。体力の限界で
はなく、トラブルによって横綱をやめるという前代未聞。
不名誉を相撲史に刻んだ。昭和以降で横綱以前を含め、
優勝経験がない初めての横綱であった。
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