大相撲

横綱ワースト10 5

2015年7月20日

★7位はお兄ちゃん若乃花、続く奇行の男女ノ川、
遅咲き琴桜、強いが横綱実績が乏しい朝潮

若貴ブームで大相撲人気を築いた一方の雄が3代目若乃花
である。横綱以前は12勝以上13度、5度の優勝を達成も
横綱昇進後は様変わりする成績だった。優勝なし、在位
わずか11場所、横綱勝率6割1分6厘というさんざんな
成績に終始した3代目若乃花が第7位である。大関時代の
相撲ぶりからは横綱昇進は想像できなかった。真剣勝負に
終始したことは高く評価できる。大関時代の成績284勝
101敗60休(勝率7割3部5厘)が加味されればワースト10
入りすることはなかったかもしれない。
若乃花
<3代目若乃花>
 
第8位は男女ノ川である。休場は少ないが相撲にムラが
あり、1メートル91センチの体格をいかせず、大成しな
かった。ダットサンや自転車で場所入りするなど奇行が
目立った。廃業後は衆議院選挙に立候補するなど様々な
職につき 下足番になった横綱として名を残すことに
なった。
男女 
<男女ノ川のブロマイド>
 
第9位は琴桜である。大関で終わると誰もが思ったが、
連続優勝して32歳で横綱に昇進した。そのため若いとき
ほどの馬力はなく、先行きが不安視された。しかし、
短命ながらも横綱としてのメンツを何とかまとめた。
・琴桜

<琴桜>

第10位は朝潮である。朝潮は弱い横綱のイメージは少

ない。栃錦に13勝16敗(昭和31年一月場所から32年三月
場所まで不戦勝を含め6連勝している)、若乃花に17勝
17敗(優勝決定戦を含む)と拮抗した対戦成績を残して
いる。鳥を追うように前に出る相撲で強さを発揮した。
しかし、横綱時代は腰椎分離症に悩まされ、勝率6割3分
8厘、17場所中皆勤9場所、出場率は64%と横綱としての
実績は残せなかった。
朝
<朝潮のブロマイド>
 
以上が昭和・平成の横綱ワースト10である。これまで、
ワースト10は発表されたことがないだけに異論、反論は
でると思う。むしろどんな異論・反論が出るか楽しみに
している。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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