★7位はお兄ちゃん若乃花、続く奇行の男女ノ川、
遅咲き琴桜、強いが横綱実績が乏しい朝潮
若貴ブームで大相撲人気を築いた一方の雄が3代目若乃花
である。横綱以前は12勝以上13度、5度の優勝を達成も
横綱昇進後は様変わりする成績だった。優勝なし、在位
わずか11場所、横綱勝率6割1分6厘というさんざんな
成績に終始した3代目若乃花が第7位である。大関時代の
相撲ぶりからは横綱昇進は想像できなかった。真剣勝負に
終始したことは高く評価できる。大関時代の成績284勝
101敗60休(勝率7割3部5厘)が加味されればワースト10
入りすることはなかったかもしれない。
第8位は男女ノ川である。休場は少ないが相撲にムラが
あり、1メートル91センチの体格をいかせず、大成しな
かった。ダットサンや自転車で場所入りするなど奇行が
目立った。廃業後は衆議院選挙に立候補するなど様々な
職につき 下足番になった横綱として名を残すことに
なった。
第9位は琴桜である。大関で終わると誰もが思ったが、
連続優勝して32歳で横綱に昇進した。そのため若いとき
ほどの馬力はなく、先行きが不安視された。しかし、
短命ながらも横綱としてのメンツを何とかまとめた。
<琴桜>
第10位は朝潮である。朝潮は弱い横綱のイメージは少
ない。栃錦に13勝16敗(昭和31年一月場所から32年三月
場所まで不戦勝を含め6連勝している)、若乃花に17勝
17敗(優勝決定戦を含む)と拮抗した対戦成績を残して
いる。鳥を追うように前に出る相撲で強さを発揮した。
しかし、横綱時代は腰椎分離症に悩まされ、勝率6割3分
8厘、17場所中皆勤9場所、出場率は64%と横綱としての
実績は残せなかった。
以上が昭和・平成の横綱ワースト10である。これまで、
ワースト10は発表されたことがないだけに異論、反論は
でると思う。むしろどんな異論・反論が出るか楽しみに
している。
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