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■名古屋9日目 無用の番外戦

棋士と棋士が対局するとき袋から盤上に出された駒を
王将、金将と順序だてて互いに並べていく。手当たり
次第つかんだ駒を盤面に置いていくようなことはけして
しない。それがプロの美意識である。
この日白鵬が寄り切ったあと土俵を割った逸ノ城のほほを
最後に手でぐいと押し付けた行為に不快感を覚えた。
おそらく他の大相撲ファンも同様な印象をもったのでは
ないだろうか。電話をかけてきた知人がいたほどである。

150720九日目幕内 865

最近の白鵬は理解できない。まるで優等生の仮面を脱ぎ
捨てた悪態横綱そのものである。本場所の土俵は稽古で
培ったものを発揮する場である。そこには余分なものを
持ち込む余地はない。横綱ならなおさらである。
【番外】
この日の夜名古屋に向かった。10日目に宇良が出場する
からこの目で見ておきたいと思ったからだ。宇良がどこ
まで強くなるかはわからない。だが、幕内にはいれば
相撲は格段に面白くなる。宇良から目が離せない。

記事をお読みいただきありがとうございます
よければこちらをクリックいただけると幸いです。”土俵の目撃者”
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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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