関脇以下の幕内力士で活躍する力士は誰か。一口に幕内
といっても実は2つある。1つは横綱・大関と対戦する
上位であり、もう1つは対戦がない中位以下である。
もちろん中位以下でも勝ちこんでくれば横綱・大関と
対戦する。昨年(2014年)の九月場所の逸ノ城がそれに
該当する。その場所の逸ノ城は新入幕で横綱・大関を
倒し、旋風を巻き起こしたには記憶に新しい。
さて、七月場所の上位に目をむけると横綱・大関は7人
いるから、関脇以下では3枚目魁聖までが横綱・大関と
対戦がある。この中で先場所上位で勝ちこしたのが
栃煌山、逸ノ城、宝富士、栃ノ心、佐田の海の5人で
ある。

<五月場所 日馬富士をから金星をあげた佐田の海>
五月場所では話題が照ノ富士に集中したが、その陰で
上位2回目で勝ち越した力士がいる。技能派の佐田の海
である。三月場所、初の上位で7勝8敗と大健闘した。
しかし、その翌場所勝ち越すとは予想できなかった。
なにしろ、人気の遠藤、勢でさえ上位勝ち越しはない
のだから。それに佐田の海は入幕5場所は幕内中位
以下にいてなかなか上位に上がってこなかったから
予想を超える強さを身につけたといえる。

<五月場所 栃ノ心、稀勢の里から勝利>
栃ノ心は先場所筆頭で9勝し、本来三役になってもおか
しくはない成績を残した。休場で幕下まで陥落したが、
よく復帰した。むしろ復帰後のほうが力強さが出てきた。
横綱・大関にとって油断できない相手である。
新小結宝富士は上位に常駐できる地力をつけてきた。
日馬富士・照ノ富士とは同部屋で対戦しない分有利で
ある。

<五月場所 宝富士、琴奨菊を倒す>
逸ノ城は入幕5場所を経過したが上位で負け越したことは
1度しかない。年齢からも成長一途である。先場所白鵬に
勝ったことは大きい。自信ときっかけになる。照ノ富士が
優勝したことで自分にもできると思っても不思議はない。
ベテラン栃煌山はへたな説明は無用である。優勝決定戦に
出場し、昨年は関脇以下最強の実績を残した。

<五月場所 逸ノ城、白鵬から初勝利>
さて関脇以下の力士を分析してきたが、最も活躍する
力士は次期大関が有力な逸ノ城とみた。横綱・大関7人
から3勝をあげれば面白い存在になる。
記事をお読みいただきありがとうございます
よければこちらをクリックいただけると幸いです。”土俵の目撃者”
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

相撲 ブログランキングへ

にほんブログ村
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑