★新大関照ノ富士は何勝するか
新大関大鵬・北の湖10勝、千代の富士・貴乃花11勝と
大横綱の大関1場所目は平凡な成績に終わっている。
例外はなかったか。白鵬は14勝1敗で優勝決定戦で雅山を
寄り切って堂々の初優勝を飾っている。さて照ノ富士は
どういう成績をあげるか。
●強敵
白鵬 1勝4敗
●難敵
稀勢の里 2勝3敗
●要注意
佐田の海 1勝1敗
逸ノ城 3勝1敗
栃ノ心 2勝
※成績は照ノ富士からみたもの
照ノ富士は白鵬戦に勝てないと優勝あるいは好成績は
望めない。戦法に関しては「照ノ富士への期待」を参照
していただきたい。五月場所は稀勢の里の攻撃をしのいで
下手投げでしとめたが、稀勢の里は常に危険な相手だ。
大関時代の日馬富士が初日から14連勝できたが、千秋
楽の稀勢の里戦はめまぐるしい展開の末に敗れ、全勝を
逃したことがある。
楽の稀勢の里戦はめまぐるしい展開の末に敗れ、全勝を
逃したことがある。
<照ノ富士>
要注意にあげた力士の中で佐田の海には先場所速攻で
負けている。今場所は相手のペースにのらずリベンジ
したいところだ。逸ノ城は関脇以下で最強。先場所は
一気の攻めで完勝したが、油断はできない。栃ノ心は
力をつけている。体勢によっては苦戦の可能性がある。
照ノ富士は12勝以上でぜひ優勝争いに加わってほしい。
★白鵬は賜杯を奪還できるか。
先場所11勝4敗と白鵬らしかぬ成績に終わった。そも
そも白鵬は横綱になって11勝以下の成績が3回しかない。
もちろん連続したことはない。それだけに2場所連続
優勝をのがすと本当に白鵬衰えたりという見方が定着
しかねない。前半の取りこぼしは禁物。それと豪栄道・
稀勢の里戦に完勝することが賜杯奪還のカギである。
★休場明け鶴竜に不安はないか
鶴竜ファンは女性が多い。そのファンも気が気でないのが
今の鶴竜である。鶴竜は力強さで相撲を取るタイプでは
ない。それだけに後退すると危ない。大鵬は不安な場所
でも徐々にペースをあげていった。最初は慎重に相撲を
取り、調子をあげていく。引き技は厳禁とする。鶴竜の
復活がなくては大相撲は寂しくなる。
★若手遠藤・大砂嵐の巻き返しはあるか
一時は若さとはつらつさで土俵をわかした遠藤と大砂嵐
だが、遠い昔になるつつある。何より両者の対戦は観客を
わかしてきた。両者ともケガで泣いた部分はある。しかし
それを克服しないと現状のままで終わる。もう一度横綱・
大関と対戦し、勝ち越してこそ存在価値をアップできる。
★新十両御岳海はどこまでやるか
学生横綱・アマ横綱を引き下げて御岳海はスピード出世で
十両入りした。しかし、最近の学生出身はどうも頭打ちの
イメージが強い。ある程度できあがっているので大きく
成長することがない。御岳海はその枠を打破できるか。
2度の学生横綱で幕下付出しでスタートした輪島は幕下を
2場所連続全勝して十両入りした。輪島は特に体が大き
かったわけではなく、十両では10勝5敗に終わった。
御岳海は10勝はいける地力はあるが、できれば遠藤の
ように優勝しておきたいところだ。
★満員御礼15日間はなるか
名古屋のチケットは売行き好調である。15日間満員御礼が
でても不思議ではない。まして学生は夏休みにはいるし、
サラリーマンも夏休みをとることが可能である。このことが
プラスに働く。席によっては冷房が直撃するので要注意で
ある。
サラリーマンも夏休みをとることが可能である。このことが
プラスに働く。席によっては冷房が直撃するので要注意で
ある。
明日から暑い七月場所が始まる。
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