さて2位以下であるが、相撲に対する真剣度 実績を
総合判断した結果は以下である。
2位白鵬
★6場所時代の記録更新王
・63連勝、予想優勝回数40回?、7連覇、横綱休場0
白鵬は現役だが、すでに大鵬越えを果たしている。その
源は横綱休場0にある。これはきわめて珍しい記録である。
北の湖も新横綱以来43場所休場しなかったが、白鵬は
九月場所まで43場所休場なしと北の湖に迫り、十一月
場所で抜く。優勝回数は現在31回だが、最終優勝回数は
40回も可能である。連覇は7連覇とこれも大鵬を超えた。
連勝記録は63連勝と唯一双葉山に迫った。白鵬が双葉山の
もつ史上最高の69連勝に挑んだのは2010(平成22)年十一
月場所である。71年たっても破れぬ(当時)、誰も迫る
ことさえできなかった双葉山の69連勝。まさに常人には
なしえぬ、超越した者にしかできない記録だが、3/4世紀
ぶりにそれに挑んだ白鵬も超人だった。
年間最多勝は8年連続獲得している。通算7回で5連続
受賞の北の湖を超えた。魁皇の幕内通算勝利数879(白鵬は
九月場所まで772勝)、魁皇の通算勝利数1047(白鵬は
九月場所まで866勝)を超えるのは時間の問題である。
白鵬の記録更新は際限がない。
白鵬の相撲は反応が早く、いつまでも不利な体勢でいない。
右四つになったら万全で寄りたてる。また、上手投げが
きれいにきまる。白鵬は現役だからこれからどこまで
記録をのばすかはかりしれない。
3位大鵬
★6場所時代の申し子 32回優勝、6連覇2回
3位は32回の優勝(史上1位)、2度にわたる6連覇を
達成した大鵬である。入幕した年から引退した年まで
すべて優勝している。1960(昭和35)年、一月場所で
新入幕初日から11連勝をし、一躍時の人となった。その
年の十一月場所で初優勝、1年後は史上最年少(当時)で
横綱に昇進するなど期待以上のスピードで出世をした。
新しい英雄の出現は巨人・大鵬・卵焼きという子供が
大好きなものを並べた流行語を生みだした。相撲は負け
にくく、優勝回数を場所ごとに増やし、王者にふさわ
しい成績を重ねた。休場明けの場所でよく優勝したこと
から不死鳥ともいわれた。その中には45連勝もあった。
誤審でストップされたが、誤審がなければどこまで数字が
のびたかと惜しまれる。
晩年は次の世代の横綱北の富士、玉の海と対戦し、新横
綱優勝、全勝優勝にストップをかけ勝負に執念を燃やした。
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よしなに
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