大相撲

昭和・平成の横綱ベスト10 4

2014年11月18日

さて2位以下であるが、相撲に対する真剣度 実績を
総合判断した結果は以下である。

2位白鵬
★6場所時代の記録更新王
・63連勝、予想優勝回数40回?、7連覇、横綱休場0
白鵬は現役だが、すでに大鵬越えを果たしている。その
源は横綱休場0にある。これはきわめて珍しい記録である。
北の湖も新横綱以来43場所休場しなかったが、白鵬は
九月場所まで43場所休場なしと北の湖に迫り、十一月
場所で抜く。優勝回数は現在31回だが、最終優勝回数は
40回も可能である。連覇は7連覇とこれも大鵬を超えた。
白鵬土俵入り
<白鵬>
 
連勝記録は63連勝と唯一双葉山に迫った。白鵬が双葉山の
もつ史上最高の69連勝に挑んだのは2010(平成22)年十一
月場所である。71年たっても破れぬ(当時)、誰も迫る
ことさえできなかった双葉山の69連勝。まさに常人には
なしえぬ、超越した者にしかできない記録だが、3/4世紀
ぶりにそれに挑んだ白鵬も超人だった。

年間最多勝は8年連続獲得している。通算7回で5連続
受賞の北の湖を超えた。魁皇の幕内通算勝利数879(白鵬は
九月場所まで772勝)、魁皇の通算勝利数1047(白鵬は
九月場所まで866勝)を超えるのは時間の問題である。
白鵬の記録更新は際限がない。

白鵬の相撲は反応が早く、いつまでも不利な体勢でいない。
右四つになったら万全で寄りたてる。また、上手投げが
きれいにきまる。白鵬は現役だからこれからどこまで
記録をのばすかはかりしれない。

3位大鵬
★6場所時代の申し子 32回優勝、6連覇2回
3位は32回の優勝(史上1位)、2度にわたる6連覇を
達成した大鵬である。入幕した年から引退した年まで
すべて優勝している。1960(昭和35)年、一月場所で
新入幕初日から11連勝をし、一躍時の人となった。その
年の十一月場所で初優勝、1年後は史上最年少(当時)で
横綱に昇進するなど期待以上のスピードで出世をした。
大鵬10−1
<大鵬>
 
新しい英雄の出現は巨人・大鵬・卵焼きという子供が
大好きなものを並べた流行語を生みだした。相撲は負け
にくく、優勝回数を場所ごとに増やし、王者にふさわ
しい成績を重ねた。休場明けの場所でよく優勝したこと
から不死鳥ともいわれた。その中には45連勝もあった。
誤審でストップされたが、誤審がなければどこまで数字が
のびたかと惜しまれる。

晩年は次の世代の横綱北の富士、玉の海と対戦し、新横
綱優勝、全勝優勝にストップをかけ勝負に執念を燃やした。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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