大相撲

2015年観客数を検証

2015年11月27日

2013年九月場所、遠藤の入幕をきっかけに、大相撲の人
気は上昇傾向が続いた。そしてついに、昨年の十一月場
所12日目から今年の十一月場所初日まで80日間連続満員
御礼がでるほど今年の観客数はすさまじかった。では,
どれほどの数だったのか表を見ていただきたい。
観客数A
東京3場所は一月場所より五月場所の観客数が増えた。
この間2人マスが4人マスになった箇所ができたので、
増加は当然である。最高収容数に対する総観客数の割合
(%)では少し落ちたが、微々たる差である。最高潮は
九月場所に訪れた。15日間満員札止めという、これ以上
ない数字にまで達した。これはさすがに予想できなかっ
た。
151120十三日目幕内 393
地方場所はどうか。まず、各会場の収容人員が国技館ほ
どではない。大阪は7200人、名古屋は7500人、福岡は、
6986人である。福岡がなぜ7000人に届かないかは、イス
席がプレス用に使用されていることなどが大きい。では
東京と比較してどうなのか。最高収容数に対する総観客
数の割合(%)で比較する。大阪は96%、名古屋は95%
だが、福岡は83%と見劣りする。

これが、前年比1日平均観客動員数になると大きな伸び
を見せている。
観客数B
観客数が増加した原動力は新しいファンと外国の方が大
きいと分析する。大相撲はひいき力士をもつと、がぜん
興味深く、エキサイトする。

では今後はどうなるか。九月場所白鵬が休場しただけで
寂しい場所になった。白鵬がいなくて最高優勝は12勝だ
った。十一月場終盤、特に千秋楽は盛り下がった。また、
協会のチケット販売が、タマリが電話予約抽選に、国技
館窓口の発売初日が10時に変わった。おまけにマス席は
お茶屋さんの管轄が増えてきている。こうしたことが、
マイナスに働くか否か一月場所を見て判断するしかない。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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