三月場所、思わぬケガで途中休場した遠藤。五月場所は
無理に出場して遠藤ファンをはらはらさせたが、幸い再
び悪くすることは避けられ、なんとか6勝9敗ともち直
した。そして七月場所は10勝5敗と2ケタ勝ち越した。
人気はあいかわらず高いし、懸賞もつく。十両1場所で
突破して入幕してからすでに2年、12場所が経過した。
最高位は前頭筆頭で三役の経験はない。横綱・大関と対
戦する上位での勝ち越しもいまだない。

<遠藤>
同じ石川県出身、少年のころから相撲を取り、プロに入
ってからも本名で通した輪島は入幕7場所目に小結に昇
進している。輪島は平幕の頃から前さばきのよさに定評
があり、自分十分になるのがうまかった。このあたりに
幕内経験は浅いが、輪島の天才ぶりがうかがえる。ちな
みに輪島より1場所遅れて入門し、輪島をライバル視し、
輪島を追いかけた長浜(後の豊山)は入幕6場所(1度
十両に陥落した場所を含む)で小結に昇進している。

<輪島>
それだけに遠藤がいまだ平幕のままなのが気になる。遠
藤はこれまで横綱・大関とは4度対戦している。対戦成
績は以下である。
白鵬0勝4敗
鶴竜1勝3敗
日馬富士0勝4敗
稀勢の里1勝3敗
琴奨菊1勝3敗
豪栄道0勝2敗
トータル3勝19敗と大敗をきっしている。三役は幕内中
堅で大勝ちをするか、上位で勝ち越すしかない。後者の
場合、照ノ富士を含む横綱・大関7人に2勝5敗なら関
脇以下に6勝2敗の成績をあげることが条件になる。

<遠藤の粘り強い相撲。相手は宝富士>
輪島にあって遠藤にないもの、それはここ一番の強さで
ある。復帰後の遠藤は1度は上位にはねかえされるかも
しれない。しかし、次は勝ち越して三役入りをはたさな
いとチャンスを逃す。そして時期は来年の前半までには
たすとみるがいかが。
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