大相撲

大相撲冬の時代の10大ニュース 2011年1

2015年8月28日

2011年は冒頭から八百長発覚という激震が走った。相撲
協会の屋台骨をゆるがす事態となり、その後のニュース
はその影響を受けたものばかりだった。好角家・相撲通
4氏に10大(重大)ニュースを寄せていただき振り返っ
てみたい。好角家・相撲通のTM氏・T氏・S氏そして
地方からH氏に加わっていただき、4氏から2011年の10
大(重大)ニュースを寄せていただいた。

1位を10点、2位を9点として採点した。先入観をもた
れないため、自由に選出いただいたので分類のしかたに
違いはあるが(例えば八百長問題と処分をひとくくりに
したケースとそれざれ独立項目としたものなど)多いケ
ースに統一させていただいた。総合的には以下のように
なった。

10位 初のチェコ出身関取隆の山誕生に大声援
七月場所で十両に昇進した隆の山は甘いマスクと筋肉質
の体格で繰り出す粘力相撲は観客を魅了した。10勝5敗
で九月場所入幕したが、はね返された。十一場所で勝ち
越し、一月場所再度入幕するがどんな相撲を見せるか楽
しみである。H氏が7位、T氏が10位にあげている。なお、
TM氏が番外として結婚していた点をあげている。
隆の山
<隆の山、妙義龍を送り投げで倒す>
 
9位 観客不入り 大相撲人気は冬の時代
八百長問題発覚後の七月場所、九月場所、十一月場所は
閑古鳥が鳴く状態。幕内上位、親方の処分なしに疑念が
もたれていることが理由にあげられる。また、マス席が
4人そろわない、足が痛い、荷物を置くと狭いなど時代
にあわなくなってきていることや庶民にとって高すぎる
入場料などが原因として考えられる。S氏が7位に、T
氏が9位に、H氏が10位にあげている。
九州初日
<初日の福岡国際センターは
半分くらいの入り>

8位 強豪白鵬7連覇とV21
2011年も白鵬は無類の強さを見せ5場所(三月場所は中
止)中4回優勝。技量審査場所では朝青龍に並ぶ7連覇
を達成。先輩の大横綱にどこまで迫るか。優勝が争える
力士がほかにいないだけに当分独走状態が続きそうだ。
世間一般の知名度・人気がどこまであるか。そこが課題。
S氏が全勝一度もなしという視点で捉えている。H氏が
5位、TM氏が6位にあげている。
技量審査場所白鵬
<技量審査場所で7連覇を達成した白鵬 旗手魁聖>
 
7位おしん横綱隆の里=鳴戸親方急逝
十一月場所を前にして鳴戸親方(元横綱隆の里)が急死
した。週刊誌で弟子殴打、インスリン注射が報道され、
協会が事情聴取しているさなかだった。稽古時間は長い
ことで有名。出稽古は否定しないが、なあなあな関係に
ならないようにとの配慮から行われていなかった。その
なかからガチンコ稀勢の里が生まれた。T氏が5位に、
H氏が6位にあげている。
隆の里
<鳴戸親方 福岡では記者が
よく親方に話をききにいって
いた>
 6位稀勢の里意義ありの中で大関昇進
十一月場所10勝5敗、3場所通算32勝13敗の成績で稀勢
の里が大関に昇進した。琴奨菊が七月場所後3場所通算
32勝13敗で見送られたことで稀勢の里の大関昇進に異議
がもたれている。一方で、千秋楽の琴奨菊に勝ったら大
関昇進ということになったとき、琴奨菊に与える心理的
影響は大きい。それを考慮して取組前に大関昇進の発表
になったという見方もある。TM氏2位、S氏4位、T
氏・H氏が8位にあげている。
きせ−琴
 <十一月場所千秋楽、新大関琴奨菊が大関を狙う稀勢の里を倒す>

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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