★先人では小坂、杉山両氏がベスト10を選出
昭和の横綱ベスト10というテーマを最初に読んだのは1971
(昭和46)年のことである。執筆者は二人いる。一人は
相撲を見る基準を双葉山においた小坂秀二氏が大鵬引退
直前に専門誌に発表したものである。1位双葉山 2位
栃錦、3位若乃花…
これに反論する形(もっとも本人は小坂氏相手に相撲に
ならないのはわかっているが、とことわったうえで)で
書いたのが相撲の視点が鋭い杉山桂四郎氏である。この
ときは大鵬が引退した直後である。1位双葉山 2位大鵬、
3位玉錦…さらに栃若は若が上、とした。1971(昭和46)年
五月場所をはさんでのことである。
★興味深い白鵬の横綱ランキング
昭和・平成の横綱は玉錦から朝青龍までとするのが常識
だが、これに現役の白鵬を加えたい。はたして白鵬は
先輩横綱と比較して何番目の横綱なのか。相撲愛好家と
してはまことに興味つきない。もちろん白鵬は現段階、
つまり2014(平成26)年九月場所までが対象である。
今こういう論議は見かけることはほとんどなくなったが、
白鵬が大鵬の最高優勝に並ぼうとするのを契機に改めて
検討してみたい。まず、基準の第一にあげたいのは時代を
築いた横綱であることだ。昭和以降では玉錦、双葉山、栃若、
大鵬、北の湖、千代の富士、貴乃花、朝青龍、白鵬と定員
10人をあげることができる。
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