大相撲

白鵬の壁に挑む稀勢の里

2016年5月7日

先場所(三月場所)のメインエベントは、横綱白鵬対大関
稀勢の里戦だった。結局この一番、白鵬が速攻で稀勢の
里を圧倒した。その後の展開の結果、勝者白鵬が14勝1
敗で優勝し、敗れた稀勢の里は1差で及ばなかった。これ
まで、稀勢の里は4度13勝2敗をあげてきたが、いずれも
優勝に結びついていない。その内訳は以下である。
 白きせ1A
すべて次点である。特に白鵬が4度中3度も稀勢の里を
上まわる成績をあげている。要するに稀勢の里は、白鵬が
壁になっていて優勝に届かなかったわけである。
160323十一日目幕内゙ 781
<三月場所、白鵬の速攻に完敗した稀勢の里>
 
白鵬対稀勢の里戦の初対戦は、白鵬が新大関で優勝した
平成18年五月場所だった。今から10年前のことである。こ
のとき稀勢の里は前頭筆頭であった。この初対戦は、白鵬
が当然勝利した。ただし、白鵬の大関在位7場所のうち、
全休した場所を除くと、稀勢の里は3勝3敗と意外にも五分
の星を残している。稀勢の里と白鵬の地位別成績は以下で
ある。
白きせ2A
幕内 336
<平成18年九月場所 3戦目で大関白鵬から
初勝利をあげた稀勢の里>

稀勢の里が関脇以下のとき、横綱白鵬には4勝20敗と、ほ

とんど勝てなかった。単に実力差だけでなく、白鵬の全盛期
に当たっているせいもある。白鵬は平成21年、22年とも年間
86勝4敗と無敵であった。平成22年から23年にかけては7連
覇を達成している。しかし、稀勢の里は数少ない勝利のなか
で、価値ある1勝をあげている。白鵬の連勝を63でストップし
ているのである。平成22年十一月場所2日目のことである。

対稀勢の里戦、白鵬が数字的には圧倒している。しかし、白
鵬にとって、妥協なきがちんこ稀勢の里はきわめて危険な
対戦相手である。連勝が43でストップした相手も稀勢の里で
あった。昨年の一月場所はもつれて、取り直しになっている。
白鵬が場所後「子供でもわかる」と発言して、取り直しをさせ
た審判を批判して問題に発展した相撲である。
11019十一日目幕内 1351
<平成23年一月場所 白鵬戦で初めて連勝した稀勢の里>
 
稀勢の里と白鵬はこれまで55回という長期に渡って対戦
している。稀勢の里が優勝するためには、白鵬戦の勝利は
不可欠である。そのためには、白鵬の速攻に対して負けず
に踏み込み、もつれた相撲を取りたいところである。組まず
に突き押しで攻め立てる相撲である。

白鵬はかつての白鵬ではない。稀勢の里はこれまで、期待
をしても結果を残せなかった。しかし、考えすぎず、稽古で
培った力を土俵で発揮すればいい。今こそ白鵬を倒して優
勝するチャンスである。

明日から五月場所
興味深いテーマをこれからも届けます。

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  • この記事を書いた人
denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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