稀勢の里戦だった。結局この一番、白鵬が速攻で稀勢の
里を圧倒した。その後の展開の結果、勝者白鵬が14勝1
敗で優勝し、敗れた稀勢の里は1差で及ばなかった。これ
まで、稀勢の里は4度13勝2敗をあげてきたが、いずれも
優勝に結びついていない。その内訳は以下である。

上まわる成績をあげている。要するに稀勢の里は、白鵬が
壁になっていて優勝に届かなかったわけである。
のとき稀勢の里は前頭筆頭であった。この初対戦は、白鵬
が当然勝利した。ただし、白鵬の大関在位7場所のうち、
全休した場所を除くと、稀勢の里は3勝3敗と意外にも五分
の星を残している。稀勢の里と白鵬の地位別成績は以下で
ある。
に当たっているせいもある。白鵬は平成21年、22年とも年間
86勝4敗と無敵であった。平成22年から23年にかけては7連
覇を達成している。しかし、稀勢の里は数少ない勝利のなか
で、価値ある1勝をあげている。白鵬の連勝を63でストップし
ているのである。平成22年十一月場所2日目のことである。
鵬にとって、妥協なきがちんこ稀勢の里はきわめて危険な
対戦相手である。連勝が43でストップした相手も稀勢の里で
あった。昨年の一月場所はもつれて、取り直しになっている。
白鵬が場所後「子供でもわかる」と発言して、取り直しをさせ
た審判を批判して問題に発展した相撲である。
不可欠である。そのためには、白鵬の速攻に対して負けず
に踏み込み、もつれた相撲を取りたいところである。組まず
に突き押しで攻め立てる相撲である。
白鵬はかつての白鵬ではない。稀勢の里はこれまで、期待
をしても結果を残せなかった。しかし、考えすぎず、稽古で
培った力を土俵で発揮すればいい。今こそ白鵬を倒して優
勝するチャンスである。
明日から五月場所
興味深いテーマをこれからも届けます。
よしなに
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