三月場所の大関は、久しぶりに稀勢の里・豪栄道の両力
士が優勝争いをした。それに比べ、照ノ富士は、まるで存
在感を示せなかった。照ノ富士は横綱戦1勝1敗、大関戦
在感を示せなかった。照ノ富士は横綱戦1勝1敗、大関戦
1勝2敗、関脇以下に対しては、6勝4敗だった。関脇以
下にはとにかくよく負けた。
下にはとにかくよく負けた。
勢戦は小手投げで相手を呼び込み、残り腰がまるでなか
った。琴勇輝戦は、攻めに鋭さがなく、守りにまわって
しまった。隠岐の海戦は、前に出て行ったが、隠岐の海
が余裕でまわり込むと、そのまま土俵を割ってしまった。
負けるときは、悪いところだらけかもしれないが、いささか
多すぎる。
多すぎる。
<琴勇輝の攻めに土俵を割る照ノ富士>
大関に昇進して以来
11勝4敗
12勝3敗
9勝6敗
3勝3敗9休
8勝7敗
と、成績は下がる一方である。横綱どころの話ではない。
大関としてさえ、満足に勤まっていない成績である。今
の照ノ富士に恐れは感じない。照ノ富士の危機状態は
いつまで続く。
いつまで続く。
照ノ富士は若さ、相撲の取り口、体質から横綱を狙える
逸材であった。右四つ、左上手で腰で取れる相撲であっ
た。期待も大きかった。それが、3場所連続1ケタ勝利
である。原因ははっきりしている。膝のケガである。しか
し、健康上の理由をいくら言い立てても、対戦相手には
勝てない。
し、健康上の理由をいくら言い立てても、対戦相手には
勝てない。
三月場所の照ノ富士は、強さよりもろさが目立った。か
つて逸ノ城と水入り相撲を取った粘りは見られない。安
定した下半身にもろさがきている。重症である。横綱を
期待されながら、横綱になれなかった大関に、豊山(前
名内田)、貴ノ花などがいる。照ノ富士が彼らの仲間入
りをするのか否か、分岐点にさしかかっている。
春到来!興味深いテーマを届けます。
マーク2カ所をクリックして応援してください。
マーク2カ所をクリックして応援してください。
よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑