大相撲

白鵬が驚異的なスピードで迫る通算勝利数

2015年5月7日

白鵬は大鵬の優勝回数に迫り、並び、超えてからずっと
優勝回数を取り上げられ、話題にされてきた。優勝は
華々しいだけに注目されやすい。しかし、白鵬の記録は
優勝だけではない。着実にしかも驚異的なスピードで
迫っている記録がある。それは序ノ口以来の通算勝利数、
幕内通算勝利数、横綱勝利数である。
150321十四日目幕内 164
<白鵬、太刀山型土俵入り>
 
魁皇がもつ幕内通算勝利数は879勝、通算勝利数は1047勝
である。現在白鵬は幕内勝利815勝、通算勝利909勝で
ある。差は幕内勝利が64勝、通算勝利数が138勝である。
2つとも記録更新は時間の問題になってきた。この種の
記録は魁皇以前は千代の富士が記録保持者だった。そこで
白鵬の記録と魁皇、千代の富士の記録を比較してみる。

    幕内勝利数 所要場所数   通算勝利数 所要場所数
魁皇    879勝  107場所    1047勝     139場所
千代の富士807勝  81場所        1045勝  124場所
白鵬     815勝  65場所      909勝   79場所

恐るべきは白鵬の驚異的なスピードである。場所数が
魁皇、千代の富士に比べ圧倒的に少ない。仮に白鵬が
今の横綱平均13.5勝のペースでいくと幕内通算勝利数は
5場所後に抜くことになる。つまり、2016年の一月場所
である。しかも所要場所数は70場所である。通算勝利数は
11場所後、つまり2017年一月場所に所要場所数90場所で
抜くことになる。

次に横綱勝利数をみてみよう。

      横綱勝利数 所要場所数
北の湖   670勝      63場所
千代の富士625勝          59場所
大鵬     622勝      58場所
白鵬     621勝        46場所

大鵬、千代の富士は五月場所で抜くことになる。北の湖の
記録は年内に抜ける可能性が出てきた。実現すれば所要
場所数は50場所である。
150322千秋楽目幕内 1096
<白鵬、日馬富士を寄り切る 三月場所千秋楽>
 
白鵬は今後どこまで勝利数を上乗せしていくことが可能か。
アクシデントがないかぎり、4年は現役でやっていける
のではないだろうか。そうだとするといく分ペースは
落ちるにしても幕内勝利数は1000勝を超え、通算勝利数は
1200勝を超えることになる。横綱勝利数は900勝を超え、
大きく2位以下を離すことになる。白鵬はここでも前人
未踏の道を突き進もうとしている。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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