先場所は、大関稀勢の里・豪栄道が優勝争いに加わり、
活躍した。そのため、大関はよくやった、という印象が
強い。だが、大関は彼らだけではない。琴奨菊と照ノ富
士も大関である。そしてわずか8勝の成績であった。大
関が4人というと豪華番付である。しかしその反面、大
関が4人いて、全員が満足いく成績が、果たしてあげら
れるのだろうか。
<豪栄道と白鵬の立ち合い>
大関昇進時はそれなりに、りっぱな成績をあげて大関に
なっている。しかし、逆にいえば昇進時のみいい成績な
大関が多すぎる。そういう大関を名ばかり大関という。
大関昇進を決定した方々に、それでは大関とは何か、と
尋ねたらどういう答えが返ってくるのだろうか。横綱は、
力量抜群、適格者がいなければ欠いてもかまわない地位
である。横綱はめったなことでは誕生しない特別な存在
である。
大関はあまり聞いたことないが、かくありたい大関はこう
だ。大関は三賞をもらえない。もらえるのは優勝だけで
ある。ということは、大関は優勝を争う力がある。ときには
横綱以上の存在価値を示す。これが大関である。少なくと
も3回に1回は優勝争いに加わっていただきたい。となれ
ばこれを基準に大関昇進を決めればいい。これなら横綱
に次ぐ力量の大関が誕生する。
<稀勢の里と白鵬激突の瞬間>
大関陥落は3場所連続10勝未満にすることも必要である。
稀勢の里は系統別総当たり以後、15日制の三根山以降の
大関で唯一勝率で1場所平均10勝以上の成績をあげてい
る最強大関である。あとは優勝争いをどんどんしていくだけ
である。ほかの大関は物足りなさを通り過ぎているのは言う
までもない。
初夏を感じるときもある季節です。
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