大相撲

かみ合わない相撲論争

2016年4月19日

18日は靖国神社で大相撲巡業があった。ご老公的存在
の年配の相撲愛好家といっしょに観戦した。靖国神社の
巡業は、軽い稽古、それも上位は参加しない稽古のあと、
序二段から幕内まで延々と取組が続く。巡業の取組ほど
見たくないものはない。本気でやるはずがないからであ
る。巡業の取組を必死でやってケガをして、本場所を休
場することになったら本末転倒である。
160418靖国 142
<巡業ならではの幼児を抱えての土俵入り>
 
巡業は稽古につぐ稽古をしないと土俵の充実にはつなが
らない。そのためには、せめて2班に分けて人数を減す
など、工夫しないと稽古するより見ている時間のほうが
長くなる。

さて、本題はここからである。ご老公は先の理事長選で、
貴乃花親方が負けたことが、なんとも無念・残念に思っ
ているのだ。そこで出たのが以下の論争である。
160418靖国 229
<熊本の震災の募金をよびかける力士たち>
 
ご老公「貴乃花は政治の世界に打って出たほうがいい。
そのほうがむいているよ」
筆者「貴乃花に政治的素養があるとは思えないし、聞い
たこともない」
ご老公「勉強しながら、身につければいい」
筆者「勉強のために、税金から出る給料を払うのは、おか
しい」
ご老公「とにかく、政界に打って出たほうがいい」
筆者「貴乃花は現役時代、お世話になった相撲界に恩返
しをしようとしているのでは」
ご老公「理事長選で支持がなかった以上、相撲界に留まる
べきでない」
筆者「貴乃花は理事長として、何がやりたかったか明解では
なかった」
ご老公「八角(元北勝海)だって同じではないか」
筆者「それは両者ともによくない、と言ってるだけである」
ご老公「前理事長の北の湖同様現役時代相撲界に最も貢
献したのは、貴乃花である」
筆者「名選手、必ずしも名監督ではない」
ご老公「八角のもとでは、何も変わらない。現にチケット販売
ひちつをとってもアナログでしか購入できない人に対する配
慮がない。土日のチケットに関しては、ネットダフ屋が横行
する事態を招いている」
筆者「チケット販売に関してはそうだけど」

まだまだ、ここには書けないようなことを含め、議論は長きに
及んで、分かれた。人の意見は参考になることは、多いが、
ご老公に関しては論争がまるでかみあわなかった。
160418靖国 230
 <天風も震災募金集めに協力>

初夏を感じるときもある季節です。
興味深いテーマをこれからも届けます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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