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大関昇進の成績
朝乃山の大関昇進が確定的である。11勝- 10勝-11勝と3場所32勝である。最近は3場 所を検討することが当たり前になっている。 だが、年6場所の現在、3場所では勢いだけ であがってしまうことがある。NHKの解説 者だった玉の海梅吉氏は5場所くらい... -
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2020年三月場所総評
★無観客開催について 途中まで、検温、消毒、マスクなどの協力で 通常開催する雰囲気だった。だが、新型コロ ナウイルスの拡大防止のため、他のスポーツ が中止・延期・無観客試合へという流れが でき、通常開催は考えられなくなった。3月 1日の臨時理事... -
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■春千秋楽 白鵬の運命か!三度寂しい表彰
7勝7敗の大関貴景勝対大関昇進へ11勝して おきたい朝乃山。ある意味優勝争いより注目 を集める一番である。11勝で大関決定という わけではないが、10勝では弱い、という見解 が支配的である。また、朝乃山が鶴竜に紙一 重の勝負をしたという見方があるが... -
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■春14日目 微妙な流れになった朝乃山の大関昇進
御嶽海対隆の勝の3敗同士の対戦がおこなわ れた。相撲は隆の勝に圧倒され、御嶽海は あっさり土俵を割った。隆の勝がいい相撲を 取ったといえばそれまでだが、御嶽海の後手 にまわったときの脆さ、あっけなさが気に なった。思い起こせば、それは碧山戦に... -
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■春13日目 大一番!白鵬が速攻で朝乃山に完勝
前日、実力者御嶽海を寄せつけなかった1敗 碧山。この日は3敗隆の勝と対戦した。相撲 は前日からは想像もできない引きに出て自滅 し、2敗に後退した。それにしてもこの手の 取組は本来9日目までに済ませておくべきで ある。先場所の1敗同士の平幕同士... -
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■春12日目 歯車がくるった白鵬の相撲
優勝を争う力士同士が対戦する二番。まず、 1敗の碧山と2敗御嶽海が対戦した。通常 なら優勝2回、17場所連続関脇・小結在位の 実績をもつ御嶽海のほうが実力は上である。 だが、その御嶽海でも碧山の勢いを止められ なかった。碧山は突き離して攻めてい... -
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■春11日目 平幕優勝戦線を分析
前日不覚をとった白鵬は、目の覚めるような 速攻で北勝富士を一気に押し出した。白鵬 快心の勝利であった。2敗鶴竜は関脇正代を 問題にしなかった。ここにきて鶴竜も調子を あげてきた。また、朝乃山、御嶽海も2敗を 守り、上位の優勝圏内に変化はなかっ... -
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■春10日目 白鵬まさかの敗北で、優勝戦線に変化
取組的には谷間の日である。幕内中位以下 ではなぜか1敗同士の隆の勝対碧山戦さえ ない。白鵬対阿武咲も期待できる取組では なかった。阿武咲といえば横綱戦は2018年 一月場所の白鵬戦以来である。それくらい 長い間、阿武咲は上位から遠ざかっていた の... -
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■春9日目 受難の一人大関
大関を 目指す朝乃山、両横綱が順調に白星を 重ねるなか、貴景勝がどうもピリっとしない。 豊山を攻め切れず、逆襲にあうとこらえきれ ずに土俵を割った。これで5勝4敗である。 10勝どころか勝ち越しさえ危うい成績、相撲 内容である。貴景勝の立ち合い... -
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■春8日目 無観客開催場所の行方
1敗で大関を目指す朝乃山がまさかの豊山に 負けた。前日苦手の遠藤に勝っておきながら 今日の敗戦である。豊山は徹底的に突っ張っ て離れて戦った。朝乃山後退のなか、豊山の 左が入ってすくい投げで決めた。豊山は朝乃 山に反撃のスキを与えなかった。朝... -
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■春7日目 御嶽海、晩年白鵬を脅かせず
全勝同士の対戦、白鵬対御嶽海はあっけない 展開となった。御嶽海が立ち合いあたり勝っ て白鵬を後退させれば面白い展開になると 思ったが、そうはいかなかった。白鵬のほう が上手だった。白鵬左張り差しから右四つ。 どんどん前に出て、最後は土俵際体が... -
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■春6日目 明暗を分けた朝乃山対御嶽海の一戦
6日目全勝同士の激突があった。大関を目指 す朝乃山と2回優勝しながら大関に直結でき ない御嶽海である。朝乃山はここまで小結 1人、あとは平幕である。一方御嶽海は大関 1人、関脇1人、平幕3人である。今は前頭 3枚目だが、以前は関脇・小結の常連... -
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■春5日目 注目の三番を分析
5日目から剣翔と高安が休場した。友風を 含め、早くも関取3人目である。ここ1年間 の関取休場数は以下である。 三月場所 2人 五月場所 5人 七月場所 7人 九月場所 8人 十一初場所9人 一月場所 6人 昨年の三月場所以外は関取の休場が多い傾向... -
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■春4日目 大関昇進へ朝乃山強し
朝乃山が強さを発揮した。パワーの突き押し 相撲の北勝富士に一歩も下がることなく踏み 込んで、右差し。上手は引いていなかったが、 北勝富士は攻め手がない。朝乃山、豪快に すくい投げで北勝富士を転がした。これで 4連勝である。 初日の隠岐の海は比... -
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■春3日目 波乱なしでもつきまとう不安
両横綱はそろって白星で3日目を終えた。 鶴竜は比較的脅かす要素が少ない隠岐の海 相手に危なげなく完勝。白鵬は元大関高安が 対戦相手だった。高安は下降線をたどって いて白鵬を追い込む力はないと思っていた。 白鵬は危なげなかったが、なかなか攻めき... -
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■春2日目 先が案じられる2つの敗戦
無観客開催2日目、貴景勝が対戦成績6勝 1敗と比較的取り易いと思われた隠岐の海に 敗退した。それもまわしをとられてである。 貴景勝は四つで勝てる決め手はない。隠岐の 海が立ち合い左差し、腕を返す。右上手取っ て出る。こうなった時点で貴景勝の負... -
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■春初日 白鵬・鶴竜、静けさのなかの白星
静けさと無味乾燥な光景のなかで大相撲が スタートした。幟はなく、裏口からの入場。 放送的には音を強調していたが、音に耳を 傾ける気にはなれなかった。盛り上がりの ない大相撲はやはり寂しすぎた。 初日は、先場所途中休場した両横綱に注目 した。先... -
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2020年3月 横綱・大関に挑む12人のサムライ
横綱・大関に挑むといっても3人に減少した。 1年前は5人いて全員皆勤したので、対戦 圏内の上位力士は貴景勝以外勝ち越せなかっ た現実があった。時は流れ、今や白鵬、鶴竜 の両横綱は皆勤できるかどうか、まったく 読めない状況に変わった。 挑むのは... -
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幕下のホープ1
力士は入門したとき十両を目指す。そのため にはまず幕下にいる必要性がでてくる。そん な幕下で期待できる力士は誰か。以前は専門 誌で座談会形式によってマスコミが語って いたことがあった。抜群のホープがいれば 話は早いが、そうでない場合はなかなか... -
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朝乃山の15日間を推測する2
東の対戦力士をみていこう。 朝乃山0(××●×●×)2白鵬 右の相四つだが、がっぷり四つを避けたい のが白鵬である。それだけ朝乃山が力をつけ てきたといえる。昨年の十一月場所は白鵬が 左ざしから右もはいって一気に寄った。朝乃 山は同じ手を食わないこ... -
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朝乃山の15日間を推測する1
貴景勝の一人大関で絶好の大関取りのチャン スを得たのが関脇朝乃山である。一月場所の 朝乃山の相撲内容は必ずしも満足いくもの ではなかったが、大関がほしい状況からある いは11勝での昇進があるかもしれない。朝乃 山の大関昇進はあるのか。対戦相手か... -
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貴景勝は勝負弱い?
一月場所の大関貴景勝は11勝4敗と数字的 にはまずまずの成績をおさめた。だが、白鵬・ 鶴竜が休場したのだから、優勝して当然の 立場であった。それが優勝を争う平幕の正代、 徳勝龍の直接対決に負けるのだから大関の 面目丸つぶれである。それと同時に感... -
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白鵬・鶴竜の復活はあるか
一月場所、横綱白鵬・鶴竜は負けがこんで、 早々と休場した。今までの休場とはわけが 違った。いかにも衰えたなあ、という印象を 強くした敗戦であった。白鵬は三月場所中に 35歳になる。鶴竜は8月に35歳になる。年6 場所制での横綱でここまで取るのは珍... -
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無観客開催となった三月場所
1日の臨時理事会で三月場所が無観客開催に 決定した。他のスポーツ、イベント、レジャ ー施設など世の流れから通常開催はないと いう予感はあった。無観客開催か中止しか あり得なかった。延期しても見通しが立た ないから選択肢は狭かったといえる。どち... -
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平幕優勝力士のその後2
平幕優勝以降の三役在位記録をみていこう。 最高位関脇以下ではまず時津山が小結3場所、 関脇10場所を記録した。これを更新した力士 が若三杉である。のちの大豪である。小結 8場所関脇10場所を記録した。小結と関脇 在位の数字を逆にした力士が高見山で... -
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平幕優勝力士のその後1
<徳勝龍> 一月場所は予想もできない展開で徳勝龍が 幕尻優勝した。早くも気になるのはまず三月 場所の成績である。なにしろ大関貴景勝、 前頭4枚目正代以外は前頭8枚目以下の平幕 なのだから、実力者がひしめく上位での対戦 が気になるところである。... -
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揺れる大相撲の行方
新型コロナウイルスの影響で他のスポーツは 延期、中止、無観客試合に追い込まれている。 大相撲は赤ちゃん抱っこと撮影のイベントは 中止になった。そして三月場所に関しては 以下の対応が当初とられていた。 <大阪場所の案内> 令和2年2月21日 公益財団... -
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決まり手新分類7
ご無沙汰してましたが、決まり手新分類に 触れていくことにします。 ■投げ技 ■足技 ■足取り技 ■捻り技 ■後ろからの技 送り投げ 送り掛け 送り引き落とし 送り吊り落とし ■落とす技 引き落とし 叩き込み 素首落とし* 突き落とし 巻き落とし 吊り落とし ■腕... -
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琴ノ若の出世街道
豪栄道の引退によって、琴ノ若が新入幕を 果した。ご存じ、佐渡ヶ嶽(元琴ノ若)の 息子、横綱琴櫻の孫である。環境もあって 少年時代から相撲を取っていた。少年琴ノ若 の相撲を筆者は見たことがある。相撲の名門 校である埼玉栄に中学から入り、そのまま... -
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2020年三月場所番付を読み解く
三月場所の番付が発表された。2横綱1大関 と寂しい番付となった。2横綱は休場が多く、 皆勤できるかどうかの不安がつきまとう。 一人大関は昭和57年一月場所の琴風以来で ある。鶴竜の地位が横綱大関と書かれていた が、意味がないことは以前書いた。 ... -
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不毛の時代が続く大相撲
一月場所の徳勝龍の幕尻優勝は、史上最大の 下克上と呼ばれた。同時にこの場所は白鵬、 鶴竜の両横綱の衰退が顕著になった場所でも あった。誰が優勝するかわからない。誰が 優勝しても不思議でない。そんな優勝力士 予測不能の時代に入って久しいが、徳勝... -
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連続写真で見る炎鵬対豪栄道・阿炎戦
一月場所、炎鵬の大関初挑戦が9日目に実現 した。対戦相手は豪栄道。ここまで3勝5敗 と必ずしも好調といえなかったが、全勝の 正代に勝っている。炎鵬に勝って勝ち越しに 道筋をつけたいところであった。 勝負は,炎鵬が立ち合いの変化に出た。小兵 では... -
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正代の出世街道3
2018年一月場所、白鵬、稀勢の里の2横綱が 途中休場。前頭4枚目の正代は横綱戦1敗、 大関戦1勝1敗で豪栄道に勝利している。 成績は7勝8敗と惜敗している。初日は優勝 した平幕の栃ノ心と対戦して敗れている。 三月場所は白鵬、稀勢の里の2横綱が全... -
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連続写真で見る炎鵬対遠藤戦
一月場所の炎鵬は初の上位戦で見事な相撲で 観客を魅了した。そのなかからまず遠藤戦を とりあげてみる。相撲巧者であり、最近は 上位に定着してきている遠藤。この場所は 白鵬、鶴竜の両横綱を倒しているだけに遠藤 有利は否めない中で、8日目実現した。... -
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正代の出世街道2
2016年一月場所、輝とともに入幕した正代は 10勝5敗で敢闘賞を受賞した。幸先いいスタ ートであった。入幕3場所目の五月場所には 早くも、初めて上位である前頭2枚目にあが った。白鵬、鶴竜、日馬富士の3横綱に全敗。 稀勢の里、豪栄道、琴奨菊、照ノ... -
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正代の出世街道1
<一月場所 正代対徳勝龍> 一月場所の正代は13勝2敗の成績をあげなが ら次点に終わった。ただ、対戦相手は2大関、 2関脇、2小結、北勝富士、御嶽海と強豪 相手に奮戦している。貴景勝だけを相手に した徳勝龍は運がよかったのか。これを「運」 と言... -
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一人大関の時代3
昭和40年代の一人大関は1例のみである。 昭和41年七月場所、豊山一人になった。先場 所大関北葉山が引退したためにおきた。その 豊山は好成績をあげられなくなってきていた。 そんな事情からか、北の富士が8勝-10勝- 10勝で翌場所大関に昇進した。かな... -
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朝乃山の相撲内容を採点する2
朝乃山の相撲内容は8日目まで27点であった。 9日目以降はどんな相撲内容であったか。 ふり返っていこう。 9日目 大栄翔 3.5 点 大栄翔の突っ張りとふところに入られての 出足に朝乃山苦戦。ようやく左上手を取って 勝負を決めた。 10日目 栃ノ心 2.... -
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朝乃山の相撲内容を採点する1
一月場所、朝乃山が10勝したことで三月場所 は大関昇進をかける場所のような雰囲気が 出ている。大関が貴景勝一人ということが 流れを加速している。しかし、朝乃山は大関 を狙える相撲内容だったのか。改めて検証 してみる。 そこで朝乃山の15日間を採点... -
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一人大関の時代2
昭和戦前に一人大関は3度ある。最初は昭和 11年の夏場所である。清水川だけになった。 これは大関だった男女ノ川が横綱に昇進した ためにおきた。今日の基準と違うとはいえ、 男女ノ川は8勝3敗、9勝2敗による優勝な き横綱昇進であった。横綱になって... -
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一人大関の時代1
豪栄道の引退によって三月場所は貴景勝の 一人大関になる。番付上は横綱鶴竜を横綱 大関とするのだろうが、特別な意味はない。 鶴竜が大関として土俵入りをするわけでも、 1日に大関として、横綱として2番取るわけ ではない。月給は横綱と大関分いただけ... -
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2020年写真で見る大相撲トーナメント
日本大相撲トーナメント第44回大会が開催 されたので観戦にいった。下手な説明より ここは写真で展開してみよう。まず十両トー ナメントから。 <照ノ富士を寄り切り十両優勝した貴源治> 決勝巴戦進出者は大奄美、貴源治、照ノ富士 であった。貴源治が大... -
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4人の元大関
一月場所は、大関に関して2つのことが明ら かになった。1つはカド番の豪栄道が大関を 守れず、引退したことである。もう1つは 大関復帰を目指す高安が10勝どころか、負け 越したことである。これで元大関は琴奨菊、 照ノ富士、栃ノ心、高安の4人とな... -
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徳勝龍の土俵人生3
徳勝龍は幕内に安定したかに思えた。しかし 再入幕の場所は12場所で成績は80勝100敗。 2015年五月場所からは3場所連続負け越しで 十両に陥落してしまった。しかし、十両2場 所で幕内に戻ってきた。このとき徳勝龍は 30歳であった。一般的には成長の伸び... -
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徳勝龍の土俵人生2
2011年十一月場所、晴れて十両入りした徳勝龍。新十両の場所は10勝5敗の好成績を残した。現役の関取では勢、旭秀鵬と対戦している。しかし、翌場所は肘のケガのため、2勝13敗でで幕下落ちとなってしまった。幕下1場所で十両に復帰した。2012年三月場所... -
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徳勝龍の土俵人生1
一月場所、徳勝龍は思いがけない優勝を達成した。正直徳勝龍に注目していた相撲ファンは、それほど多くいなかったのではないだろうか。だから、徳勝龍はどんな力士か把握できていなかったのでは、と想像する。そのため優勝インタビューで初めて知った面が... -
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大相撲のカテゴリー
土俵の目撃者が、サイトで始まったのは2013年の12月である。約6年過ぎたことになる。実はサイト以前、自分で場所ごとの熱戦写真、タイムリーな話題、スキャンしたスポーツ紙などを一まとめにしたディスクに土俵の目撃者も掲載していた。それは2009年秋か... -
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2020年白鵬が語る白鵬杯
令和に入り、初めての白鵬杯が2月2日開催された。この日は大阪場所のチケット発売日と重なり、あわただしいスケジュールであったが、駆けつけた。白鵬杯は手荷物検査がある。また流行のコロナウィルスからか消毒ができるようになっていた。ちびっ子のた... -
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2020年大阪場所チケット事情
一月場所が済んで1週間しか経っていないが、早くも大阪場所の前売りが始まった。大阪府立体育館(エディオンアリーナ大阪)の収容人数は7500人弱である。東京場所の国技館から見るとけっこう差がある。大阪場所の特徴はイス席がSS、S、AからDまでと6種類... -
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豪風引退大相撲レポート
豪風引退大相撲、正式には豪風引退押尾川襲名披露大相撲が行われた。開場は11時。筆者は10時40分頃国技館に着いたが、多くのお客さんであふれかえっていた。入場するとエントランスに入る手前で豪風がサインや写真に対応していた。人が何重にも取り囲んで... -
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引退豪栄道!大相撲に残した爪跡3大関の通信簿
豪栄道の大関時代の検証は他の大関との比較によって明らかにしていこう。豪栄道は何位くらいの大関なのか。項目別に調査してみた。対象は昭和に誕生した能代潟以降の大関とした。最高位が大関の力士は能代潟から貴景勝まで48人いる。<2014年9月 大関デ... -
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引退豪栄道!大相撲に残した爪跡2
1月29日豪栄道の引退記者会見がおこなわれた。「自分のなかではやりきった気持ちはある。今は満足している」、「自分は横綱にあがれなかったので、横綱を育ててみたい」と語っていたことが印象的だった。<豪栄道が思い出の一番にあげた2016年九月場所優... -
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引退豪栄道!大相撲に残した爪跡1
一月場所、カド番で5勝10敗と大敗した豪栄道の去就が注目されていた。これ以上相撲を取り続けるのは無理、と思う反面三月場所は地元大阪だからそこまでは現役でやるかもしれない、という2つのケースが考えられた。豪栄道の選択は前者だった。一月場所は... -
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優勝徳勝龍 大一番と栄光
14日目、正代と1敗同士の大一番を連続写真でふり返ってみよう。勝負のポイントは徳勝龍が上手を取り、正代が取れなかったことだ。正代は上手が取れないまま出て、徳勝龍の冴え渡る突き落としが決まった。現代は写真で見せる時代。初優勝徳勝龍は栄光に包... -
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2020年一月場所総評
★両横綱の休場に関して白鵬、鶴竜とも衰えを感じる負け方だった。それだけに今回の休場は今までの休場と意味が異なる。再び強い白鵬、鶴竜が復活するかどうかわからないほどの危うい負け方だった。白鵬も鶴竜も今年35歳になる。限界はひしひしと近づいてい... -
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■初 千秋楽 優勝を解くカギは直接対決を制する者
千秋楽を迎え、優勝圏内は1敗徳勝龍、2敗正代である。いずれも平幕力士という寂しさは否めない。大関貴景勝、関脇朝乃山には優勝を争うだけの底力がなかったことをはからずも証明してしまった。結局白鵬・鶴竜が調子のいいときしか優勝にからめない、と... -
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■初 14日目 一月場所は5年連続初優勝
正代か徳勝龍か。1敗同士の対戦が意外にも前半に行われる、この一番の勝者が優勝に一歩踏み出すことになる。地力は正代が上だが、相撲は1番勝負であるだけに絶対はない。観客の熱い注目がこの一戦に送られた。徳勝龍のほうが落ち着いているように見えた... -
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■初 13日目 3日遅れの取組
13日目、優勝戦線に変化はなかった。徳勝龍は豊山をもろ手突きで攻め、逆襲する豊山を連日冴えわたる突き落としでしとめた。徳勝龍はこれで13日連続前頭8枚目以下との対戦である。正代は輝相手に積極的に前に出る相撲で寄り切った。万全であった。明日14... -
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■初 12日目 優勝戦線に変化あり
優勝戦線に変化があった。まず、ささやかながら1敗徳勝龍と2敗輝の直接対戦がようやく実現した。輝が果敢に攻めたてるも、徳勝龍必殺の土俵際の突き落としが豪快に決まった。徳勝龍は1敗を守り、輝は3敗に後退した。また、2敗の豊山が積極的に突き離... -
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■初 11日目 工夫なき取組編成続く
前日からわかっていたことだが、優勝戦線の力士同士の対戦はまたもなかった。取組的興味が薄い対戦ばかりを連日見せつけられても白けるばかりである。取組編成は後手にまわると、上位の取組をくずす恐れがある。幕尻貴闘力が優勝したとき、横綱曙対横綱武... -
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■初 10日目大関は風前の灯?
10日目は取組的には谷間の日となった。1敗正代対1敗徳勝龍、1敗徳勝龍対2敗豊山、1敗徳勝龍対2敗輝はなぜかことごとく避けられた。休場が多くてただでさえ取組数が少ないところへ優勝戦線の力士がいまひとつ盛り上がりに欠ける取組ばかりが並んだ。... -
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■初 9日目正代、立ち合いを制して1敗守る
貴景勝か正代か。9日目1敗同士の対戦が実現した。離れて貴景勝、組めば正代。格闘技は離れて戦うか、組んで戦うかのどちらかである。ところが相撲は両面をもっている特殊な格闘技である。地力は貴景勝、勢いにのる正代。今場所を左右する一番になるのは... -
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■2020年一月場所の行方
両横綱の休場で優勝争いは混沌としてきたが、それでもどうにか絞られてきた。現在1敗は貴景勝、正代、徳勝龍の3人になった。その貴景勝と正代が9日目に直接ぶつかる。この勝敗が大きく影響する。対戦成績は貴景勝の7勝2敗で現在7連勝中になる。三役... -
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■初 8日目恐るべき正代!朝乃山を粉砕
長足の進歩をとげた2敗朝乃山か。1敗で連敗は避けたい正代か。ただし、正代の6勝のうち4勝は前頭5枚目以下というのは昨日書いた。連続2ケタの勝利の関脇朝乃山のほうが立場は上である。この勝負朝乃山優勢に思えた。ところがこの日の正代は違った。... -
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■初 7日目6勝正代が試される上位との対戦
2敗同士の朝乃山対北勝富士。以前の朝乃山は突き押しのパワー系に弱かったが、今の朝乃山はかつての朝乃山ではない。ここ最近の朝乃山は立ち合いの鋭さ、圧力、速さが加わりスケールが大きくなった。相撲は北勝富士を圧倒して寄せ付けなかった。2敗とは... -
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■初 6日目混戦・波乱の中の苦戦者達
1勝4敗とカド番の豪栄道が玉鷲相手に前に出て下から押し上げて勝った。連日苦戦、こわごわ取っている相撲がある中で、今場所最もいい相撲だった。これがきっかけになるか。とにかく1日1番なのだから、白星を地道に積み重ねていくしかない。明日7日目... -
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■初 5日目 混乱・波乱の優勝がもたらしたモノ
予想通り鶴竜は休場した。3場所連続休場である。いくらなんでも4場所連続休場は許されない。横綱は休場しても地位は変わらない。これは特権である。しかし、横綱の責任を果たせないときは自らが決断を迫られる。権利があれば義務がある。特権だけを主張... -
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■初 4日目新旧交代の新に核なし
連敗白鵬が早々と休場した。負け方はもろかった。晩年とあって相撲はせいいっぱい。2敗から巻き返す実力も気力もなかった。休場はやむなし。2敗鶴竜は出場したからといって安泰とはいかない。相撲内容は「悪い」の一言である。重症である。結びの一番で... -
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■初 3日目 横綱・大関崩壊の危機
2日目で、横綱・大関から全勝が消えた日。立て直しをはかれる者はいるのか。と書いた。その答は意外にも早くやってきた。鶴竜の引きは負けを呼ぶ。北勝富士相手にそれを地でいった。単に2敗というより、相撲内容が悪すぎる。横綱の相撲ではない。現在2... -
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■初 2日目横綱・大関の負けぬ日はなし大相撲
横綱の負けぬ日はなし大相撲!十一月場所の白鵬対遠藤戦は流血の惨事となった。白鵬の肘かち上げが遠藤の鼻を直撃した結果起きた一番だった。遠藤はどう工夫し白鵬戦のリベンジを果たすのか。これがこの一番の最大の見所であった。<白鵬と遠藤の立ち合い... -
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■初 初日高安・豪栄道・鶴竜の敗戦が意味するモノ
10勝して大関復帰を目指す高安。勝ち越してカド番脱出をはかりたい豪栄道、横綱の面目を取り戻したい鶴竜。3者の思惑は違うが、勝たなければならないのは共通だった。ところが初日から黒星スタートと思いがけない展開に陥った。<玉鷲(押し出し)高安>... -
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大相撲初日前日見聞録
東京場所の初日前日は色々な行事が行われる。相撲ファンが当然集まる。そこでは様々な声が聞かれた。まず、石浦が出場停止にならなかったのは公平性からみると不公平である、という意見を聞いた。自ら出場停止にしてもいいのではという意見が聞かれた。今... -
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2020年一月横綱・大関に挑む11人のサムライ
2横綱・2大関が出場する一月場所が始まらんとしている。休場は幕内上位の琴勇輝である。年明け稽古場で殴り合いをした石浦は、1ヶ月の報酬減額とけん責で、出場停止までは、いかなかった。昨年は横綱・大関の休場が目立った。今年の一月場所は2横綱2... -
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一月場所・今年、記録は続く?
一月場所、16場所連続関脇小結連続在位記録を続けていた御嶽海の記録はストップした。しかし、まだ続いている記録がある。2020年一月場所及び今年は記録に変化があるのだろうか。★一月場所、琴奨菊、稀勢の里、栃ノ心、玉鷲と4年連続初優勝一月場所では20... -
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大関豪栄道のカモと苦手
大関豪栄道は今度の一月場所で大関33場所目を迎える。昨年は大関がカド番から降格するケースが目立った。豪栄道は今度のカド番が9度目である。けっこうな数字である。先場所はケガで1勝もできずに休場に追い込まれた。フル出場による負け越しが5度、途... -
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次の大関は誰か2017年版→2020年版
次の大関は誰か。実はこのテーマ、2017年時点では、次のように書いている。御嶽海、貴景勝、阿武咲、北勝富士が有力候補である。これに30歳は超えているが、若々しい相撲を取る玉鷲を入れた5人のなかから次の大関が、出る可能性が高いと思われる。<貴景... -
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大栄翔の小結までの出世街道
一月場所番付、新たに小結になった力士が 大栄翔である。着実に力をつけていたが、 ついに小結まで到達した。昨年の十一月場所 は優勝白鵬に唯一の黒星を与え、殊勲賞に 輝いた。大栄翔はここまでどんな力士人生を 歩んできたのか。大栄翔の出世街道をみて... -
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阿炎実力評価の変遷
阿炎は今年の一月場所で4場所連続小結在位である。大関から関脇に降格する力士にさえぎられて関脇昇進を阻まれているが、三役に定着してきた。上位と対戦しても遜色ない力を発揮してきたといえる。阿炎は入幕までに苦難があった。そのあたりは下記をクリ... -
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今年はどうなる!引退
昨年(2019年)は関取の引退が目立った。稀勢の里 32歳豪風 39歳安美錦 41歳嘉風 37歳これだけではない。他に引退勧告という特殊ケースの貴ノ富士がいる。幕下以下で引退を表明した元関取では天鎧鵬、出羽疾風、栃飛龍、大喜鵬、誉富士がい... -
大相撲
決まり手新分類6
足の裏以外を土俵につける技10分類のうち捻り技に目をむけていこう。■投げ技■足技■足取り技■捻り技上手捻り下手捻り肩透かし腕捻り外無双内無双合掌捻り徳利投げ首捻り小手捻り頭捻り大逆手■後ろからの技■落とす技■腕攻め■反り技■複合技■ほか捻りは投げと... -
大相撲
今年はどうなる!横綱・大関リーグ戦
昨年(2019年)ほど横綱・大関リーグ戦が乏しかった年はなかった。不戦勝不戦敗を別にして、実際土俵でおこなわれた横綱・大関リーグ戦の番数は次のようになった。一月 3横綱3大関…1番三月 2横綱3大関…10番五月 2横綱3大関…2番七月 2横綱4大... -
大相撲
今年はどうなる!新関脇・新小結・新入幕
昨年(2019年)は新関脇に貴景勝、新小結に北勝富士、阿炎、竜電、朝乃山の5人がなった。今年の一月場所はすでに新関脇朝乃山、新小結大栄翔が決定している。昨年は関脇・小結はのべ26人である。それでいて新関脇・新小結が、5人ということはわずか19%... -
大相撲
今年(2019年)1年ご愛読ありがとうございました
賢明な読者の皆様、今年(2019年)1年ご愛読誠にありがとうございました。今年も変わらぬPVを得られたのもご愛読いただいた皆様のおかげです。本場所のある月は1月が最高のPVで、3月が次点でした。本場所のない月では2月が最高のPVで、10月が次... -
大相撲
三役までの所要場所数番付
2020年一月場所の番付で大栄翔が新小結に昇進した。新入幕から26場所を要しての三役であった。力士は入幕したとき、次の目標となるのが三役である。そこで新入幕の場所からどれくらいの場所数を要して三役になっているか調べてみた。対象は2020年の一月場... -
大相撲
架空年間三賞
スポーツ報知の年間最優秀力士に白鵬が選ばれた。中日スポーツの年間最優秀新人賞は、炎鵬に決定した。両力士は一月場所の初日、土俵で表彰される。うっかり席をはずして売店やトイレに立って、2人の表彰を見逃すことがないようにしていただきたい。とこ... -
大相撲
来年はどうなる!新横綱・新大関は誕生するか
新横綱誕生ほど相撲ファンをわかす話題はない。稀勢の里が横綱になったのは、2017年一月場所後であった。それからまもなく3年になろうとしている。しかし、横綱誕生は気配さえ感じさせない。そのため白鵬を脅かす力士はいつまで経っても現われない。そこ... -
大相撲
決まり手新分類5
足の裏以外を土俵につける技10分類のうち足取り技に目をむけていこう。■投げ技■足技■足取り技渡し込み足取り小股掬い外小股大股褄取り小褄取り裾取り■捻り技■後ろからの技■落とす技■腕攻め■反り技■複合技■ほか渡し込み,足取りは比較的見られるし。よく知ら... -
大相撲
霧馬山の出世街道
「陸奥部屋に霧馬山あり」は早くから言われていた。陸奥(元霧島)部屋から霧の若以来の関取が出るとしたら霧馬山しかいない、と見られていた。その霧馬山がついに入幕を果たした。モンゴル出身の幕内力士としては26人目である。霧馬山はどんな出世街道を... -
大相撲
2020年一月場所番付あれこれ
1年始めの一月場所の番付が発表された。通常なら番付は30日発表だが、年末という事情から6日早くなった。特別難しい箇所はなく、ほぼ予想通りの番付になった。とはいえ、先場所多くの休場者を出した爪跡を残した番付といえる。豪栄道はカド番であり、大... -
大相撲
決まり手新分類4
足の裏以外を土俵につける技10分類のうち足技に目をむけていこう。■投げ技■足技外掛け内掛け蹴返し二枚蹴り裾払いちょん掛け河津掛け■足取り技■捻り技■後ろからの技■落とす技■腕攻め■反り技■複合技■ほか足を外側から刈るように、あるいはからむようにして... -
大相撲
2019年大相撲10大ニュース2位・1位
■2位 トランプ大統領観戦大騒動勃発五月場所千秋楽はトランプ米大統領の大相撲観戦日であった。それも土俵の近くでという異例さである。もっともこれは、協会が貴賓席を皇室専用にしたかったという説がのちに流れた。米大統領が観戦する記念的日だ、と喜... -
大相撲
2019年大相撲10大ニュース4位・3位
■4位 貴ノ富士2度目の暴行で引退勧告事件は稽古総見の8月31日におこった。十両貴ノ冨士が付け人の序二段力をなぐったことが発覚したのである。繰り返された暴行事件。貴ノ冨士はこれで2度目である。最初の事件で、師匠貴乃花の面目は丸つぶれとなって... -
大相撲
決まり手新分類3
上手投げ下手投げ小手投げすくい投げ上手出し投げ下手出し投げ掛け投げ首投げ二丁投げ櫓投げ一本背負いつかみ投げ腰投げ<2019年11月 志摩ノ海(上手出し投げ)照強>投げ技の続編、出し投げをみていこう。上手出し投げは上手投げのように腕(かいな)を... -
大相撲
2019年大相撲10大ニュース6位・5位
■6位 大波乱!平幕朝乃山が初優勝五月場所、横綱白鵬全休、新大関貴景勝途中休場、大関豪栄道・高安前半で3敗と早々と優勝圏内から遠ざかっていった。そんななか、場所前、予想していなかった前頭8枚目の朝乃山が優勝戦線ににわかに浮上した。朝乃山は... -
大相撲
決まり手新分類2
足の裏以外を土俵につける技に目をむけていこう。こちらは次の10に分類した。■投げ技■足技■足取り技■捻り技■後ろからの技■落とす技■腕攻め■反り技■複合技■ほか決まり手によっては、この分類に入れていいのか悩ましかった技があった。まず投げ技からみてい... -
大相撲
2019年大相撲10大ニュース8位・7位
■8位 ベテラン豪風、安美錦、嘉風相次いで引退豪風 一月場所引退。39歳。押尾川襲名。幕下15枚目格付出でスタートし、十両12場所、幕内86場所務める。そのうち関脇1場所、小結2場所在位。三賞は敢闘賞を2回受賞している。幕下は2場所だから98%は関... -
大相撲
2019年大相撲10大ニュース10位・9位
■10位 井筒(元逆鉾)急死!鶴竜、元霧島の陸奥部屋へ移籍。+東関(元潮丸)死去元逆鉾の井筒親方が九月場所九日目、亡くなられた。場所前から体調が悪く、入院していたという。原因はすい臓がんとみられる。まだ58歳で定年前でもあり、あまりにも早すぎ... -
大相撲
2019年大相撲10大ニュース 前文
今年は重大ニュースが特に大きく際立ったモノはなかった。といってもつぶさに振り返るとそれなりにニュースはあった。土俵上だけでなく、土俵外にもあった。まったく予期しないニュースも飛び込んできた。<2回目の関脇優勝の御嶽海(右)>そんななか、相... -
大相撲
決まり手新分類1
相撲は土俵外に相手を出すか、足の裏以外を土につければいい競技である。誰の目にも明確である。剣道の一本は素人目にはわかったようでわからない。レスリングは相手の両肩をつければ勝ちだが、そこまでいかずに勝敗が決まることが多い。相撲の決まり手は... -
大相撲
決まり手新分類 序章
昭和の時代、ある相撲担当アナウンサーが、まず覚えたことは決まり手であった。決まり手を知らなくては、話にならないというわけである。それに相撲はいつなんどき奇手が出るかわからないだけになおさらである。決まり手は勝負がついたときの最終技である...