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豊昇龍の出世街道

豊昇龍は朝青龍のおいとして注目されてきた。
朝青龍の長兄の次男にあたる。下地はレス
リングである。もともとレスリングの留学生
として来日したが、相撲に魅了された。相撲
でも運動能力を発揮し、高校卒業見込みで
立浪(元旭豊)に入門した。

<序ノ口時代>

出世は順調であった。各段を1場所で突破し、
幕下入りした。序二段で優勝している。2018
年一月場所の前相撲、序ノ口では納谷に負け
ている。最初のころはまだ及ばなかった。
幕下入りした場所、3勝3敗で納谷と対戦
して勝っている。幕下1ケタの地位になると
簡単ではなかった。軽量もあって4勝3敗が
最高成績となった。3勝4敗と負け越した
こともあった。

<幕下時代 宇良戦>

序ノ口から10場所かかって十両入りした。
これはおじ朝青龍より1場所多いが、スピ-
ド出世であった。成績は49勝21敗○28だった。
ちなみにおじ朝青龍は53勝10敗、序二段、
三段目、幕下で優勝している。豊昇龍は幕下
では宇良、琴鎌谷(のちの琴ノ若)、琴手計
(のちの琴勝峰)などと対戦している。

<新十両>

新十両でも苦戦は続いた。最初の場所、7勝
8敗でかろうじて十両に残留した。その後
8勝7敗が続いた。七月場所6枚目で10勝
5敗をあげて入幕を決めた。6人の優勝決定
戦に出場したが、惜しくも優勝を逃している。
おじ朝青龍は2場所で十両を突破している。
成績は20勝15敗である。ここでもおじ朝青龍
が優った。

<十両優勝決定戦 旭大星戦>

豊昇龍は21歳と若い。将来性は十分である。
体重は131キロ。得意は右四つ、寄り、投げ。
ときたま足技を見せる。朝青龍は新入幕で
9勝だった。初の小結及び三賞は入幕3場所
目だった。豊昇龍はどこまでやるか。新たな
戦いが始まろうとしている。

暑さがこたえます。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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