10日目から霧馬山が休場した。朝乃山は今場
所豊山戦に続いて2つ目の不戦勝となった。
休場は出場停止の阿炎を含め、幕内だけで
8人目である。もっとも石浦は途中出場、
琴奨菊は再出場している。
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上位2敗組の照ノ富士が最近力をつけてきた
隆の勝のあたって前に出る相撲に後退し、
そのまま土俵を割った。照ノ富士はさがると
いけない。優勝から一歩後退した。照ノ富士
を買いかぶるなという見方がある。しかし、
今の照ノ富士は予想をはるかに上回る相撲を
見せている。場所前はよくて8勝、場合に
よっては負け越しもあり得るという見方だっ
た。勝った相撲内容はいい。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2020/09/200922十日目幕内-745-e1600780446735.jpg)
上位2敗は貴景勝と正代の2人になった。
今後の対戦相手を予想すると
貴景勝は12日目遠藤、13日目正代、14日目
御嶽海、千秋楽朝乃山になる。
正代は12日目阿武咲、13日目貴景勝、14日目
朝乃山、千秋楽御嶽海になる。
これでは幕内中位・下位の2敗力士阿武咲、
若隆景、翔猿が上位と対戦する枠は正代の
1日しかないことになる。11日目は阿武咲と
翔猿が直接対戦する。サバイバルな一戦と
なる。もっとも朝乃山、御嶽海に1日枠あり、
ほかに照ノ富士・隆の勝と組ませる方法も
ある。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2020/09/200922十日目幕内-1053-e1600780469164.jpg)
こうした展開は大関に絶対的強さがないだけ
におこる。これが3敗枠まで広げるともう
限界である。本当の意味で優勝を争う者同士
のぶつかりあいなしに場所を終えることに
なるかもしれない。このままではもやもやの
場所になりかねない。
台風が心配です。
興味深いテーマをこれからもお届けします。