大相撲

正代実力評価の変遷

2020年9月29日

正代の大関昇進が決定的な状況である。大関
になっても本名の正代でいくとのこと。輪島
が本名で通すことになったのは、どこにでも
ある名前ではないというのが理由であったが、
正代にもいえる。その正代が強さを発揮した
のは実は今年に入ってからである。 正代の
実力はどのように変遷していったのか。検証
してみることにした。

<幕下時代の正代>

正代は学生出身である。大学は東農大である。
東農大の先輩が過去入門している時津風部屋
に入門した。ただの新弟子ではなかった。
筋金入りの学生出身は序ノ口から十両卒業
までわずか10場所というスピード出世であっ
た。その間の成績は68勝18敗、勝率7割9分、
負け越しなしという抜群の成績だった。

正代は2016年一月場所入幕した。琴奨菊が
初優勝した場所である。この場所10勝5敗で
敢闘賞を受賞している。入幕3場所目には
初の上位東前頭2枚目に上がった。横綱は
白鵬・鶴竜・日馬富士、大関は稀勢の里・
豪栄道・琴奨菊・照ノ冨士であった。照ノ
富士に勝っただけで、入門以来6勝9敗で
初の負け越しとなった。横綱・大関部分対戦
では勝ち越しているもののフル対戦では2度
負け越している。この年は横綱戦7敗と通用
しなかった。大関戦は4勝9敗と星を残した。
2016年は上位にまだまだ通用しなかった。

<新入幕>

2017年一月場所、関脇に昇進したが、7勝
8敗と惜敗した。三月場所は小結に番付を
落としたが、横綱白鵬に勝利した。横綱戦
初勝利にも関らず、この場所は4勝11敗と
大敗した。2017年は横綱戦2勝9敗、大関戦
5勝7敗と前年より勝てるようになった。
でも、横綱・大関と総当たりした場所が4場所
あったが、 まだ勝ち越せなかった。

<白鵬から勝利>

2018年、正代は横綱・大関総当たりの場所で
2場所勝ち越せた。五月場所1横綱2大関が
休場した。出場したのは横綱白鵬、鶴竜のみ
という状況下ではあったが、9勝6敗と結果
を残した。十一月場所は3横綱が休場のなか
であったが、8勝7敗と勝ち越した。しかし、
横綱・大関総当たりの場所で4場所は負け
越している。2018年は横綱戦9敗、大関戦
6勝7敗と横綱にはなかなか勝てなかった。

2019年一月場所、横綱・大関でフル対戦しな
がら7勝8敗だった。しかし、次の三月場所
は5勝10敗と2ケタ負けした。五月場所は
部分対戦だった。七月場所は一月場所同様
7勝8敗で惜敗した。ところが九月場所は
入幕以来最悪の3勝12敗と大きく 負け越し
た。十一月場所は前頭10枚目まで 番付を
下げた。この年横綱戦5敗、大関戦5勝7敗
だった。

<優勝して大関へ>

正代が様変わりしたのは2020年からだった。
一月場所いきなり優勝争いをし、13勝2敗の
好成績を残した。三月場所は関脇に復帰した。
無観客開催だったが、8勝と三役で初めて
勝ち越した。五月場所は新型コロナウイルス
の緊急事態宣言で中止になったが、七月場所
は最後まで優勝の可能性を残したが、11勝
4敗と三役で初の2ケタを記録した。そして
記憶に新しいところで、九月場所で初優勝。
大関昇進を決定的にした。4年分の苦闘の
なかから特別な地位にかけあがったのであっ
た。

中華店にいってきました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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