大相撲

■九月12日目 注目の一番!平幕2敗力士が激突

2020年9月24日

遠藤が12日目から休場した。幕内では9人目
である。12日目の取組は18番と寂しい数字に
なった。そのうち1番は不戦だから実質17番
である。現代重量級大相撲はケガに直結しや
すいということか。

<上手ねらいの若隆景の立ち合い>

12日目の森永賞はなんと2敗同士翔猿と若隆
景の一番となった。翔猿は新入幕、若隆景は
再入幕2場所目である。当然ながら上位で
戦ったことはない。そんな2人が注目の一番
となった。

<若隆景の攻め>

相撲はこう展開した。若隆景変わり気味に
まわしをねらうが取れず、突き合いになった。
若隆景押し込みにいくが、翔猿はたくと若隆
景こらえられず、土俵を割った。翔猿は平幕
ただ一人の2敗となった。明日13日目は隆の
勝戦である。

<翔猿はたき込みで勝負を決める>

正代は高安を退けて2敗を守った。貴景勝は
遠藤から不戦勝で2敗をキープ。この2人が
13日目に激突することになった。ということ
は14日目貴景勝が御嶽海、千秋楽朝乃山と
なりそうである。正代は14日目に朝乃山、
千秋楽御嶽海が予想される。

このまま翔猿が勝ち続けても大関戦、2関脇
戦はないことになる。あるいはその必要性が
ない展開になるのか。優勝の行方とともに
その答は13日目に出そうである。

台風がそれて本当によかった。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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