大相撲

輪島モデルからみた朝乃山と正代

2020年10月10日

正代が大関に昇進したことで学生出身の大関
は朝乃山と2人になった。正代と朝乃山は
横綱を目指すライバルになった。だが、これ
まで学生出身の大関は何人もいても、横綱
となると輪島一人しかいない。輪島が横綱
としてデビューした場所は昭和48年七月場所
であった。それから47年以上経っていても、
学生出身の横綱は誕生していない。

輪島はどのようにして横綱になったのか。
これを輪島モデルとしてこの基準にあてはめ
てこそ朝乃山と正代のこれからがみえてくる。
1.輪島が入幕したのは23歳である。
2.新小結・新関脇は24歳である。
3.新大関は24歳である。
4.大関は4場所で通過している。
5.横綱は25歳から33歳まで務めている。
輪島は早生まれなので年齢面では得をして
いる。

<輪島(左)>

横綱が期待された先人の学生出身に豊山(前
名内田)がいた。
1.新入幕は25歳
2.新小結・新関脇は25歳
3.新大関は25歳
豊山は新大関の場所7勝8敗で負け越して
いる。翌場所は13勝2敗をあげているが、
連続好成績はついになかった。

朝乃山はどうか。
1.新入幕は23歳
2.新小結・新関脇は25歳
3.新大関は26歳
朝乃山は新入幕から新小結までが13場所を
要している。輪島は6場所であった。ただし、
新小結から3場所で新大関になっている。
急速な進歩。急速に力をつけてきた。大関は
2場所経過したが、12勝-10勝と2ケタ勝利
をおさめてきた。だが、何か足りない。横綱
の可能性を思わせる要素が今のところ感じ
られない。輪島は安定性が抜群で横綱は時間
の問題だと思われた。

<朝乃山>

正代はどうか。
1.新入幕は24歳
2.新関脇は25歳
3.新大関は28歳
新三役までは輪島と一緒で6場所を要した。
ここからが違った。三役を落ちてから復帰
するまでが長かった。17場所を要した。復帰
したのは今年(2020年)の三月場所であった。
それから3場所で大関を決めた。新大関は
28歳とやや遅咲きであった。正代の横綱は
短期決戦が望まれる。これを逃すと、横綱に
なれたとしても短命に終わる恐れがある。

<正代>

輪島は必ずしも大成するとはみられていな
かった。胸が薄く、相撲が小さかったから
である。そのなかで左前褌右おっつけの型を
完成させた。右のおっつけが強力だから左の
下手投げを食う。これが横綱輪島の原動力で
あった。朝乃山と正代は強烈な型を身につけ
られるか。横綱はなれるか否かはそこにかか
っている。

毛布をかけて寝ています。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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