この日、横綱・大関の対戦相手は前頭4枚目
以下である。朝乃山対碧山、白鵬対輝は力の
差を見せつける一番となった。貴景勝は西
5枚目北勝富士と対戦した。これは東5枚目
阿炎が休場したことによる繰上げ対戦であっ
た。また、その休場理由が尋常でなかった。
新型コロナウイルスで自粛のなか、会食に
赴いたため、師匠判断で休場となった。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2020/07/200726八日目幕内-936-e1595768478684.jpg)
貴景勝対北勝富士戦は両者あたったあと、
北勝富士が瞬時にはたくと貴景勝は手をつい
てしまった。なんとも脆い負け方だった。
カド番貴景勝はこれで5勝3敗と苦しい展開
になった。貴景勝のこれからの対戦相手は、
白鵬、朝乃山、正代、御嶽海、大栄翔など
強敵を残している。
8日目のメインは1敗正代対全勝御嶽海の
関脇同士の一番である。正代か御嶽海か。
今後の優勝戦線に影響を与える一番である。
激突の瞬間がきた。御嶽海あたって前褌
ねらい。正代は御嶽海の馬力に後退すること
なく、 体を開いて突き落とした。御嶽海は
土俵に転がった。御嶽海は1敗となって追う
立場になった。朝乃山、白鵬と対戦するまで
は、もう負けられなくなった。逆に正代は
優勝戦線に踏みとどまることになった。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2020/07/200726八日目幕内-889-e1595768502863.jpg)
横綱・三役リーグ戦は休場した鶴竜を別に
すれば、7番消化した。これから14番が行わ
れる。後半戦は星のつぶしあいが烈しくなる。
白鵬と朝乃山のマッチレースの行方が気に
なる後半戦が始まる。
【異例場所情報】
テレビの放送室は、透明版がはられた空間に
変わっている。そのため今まで放送室内に
設置したテレビカメラは外に出し、客席の
なかからの撮影となっている。ラジオ放送席
も新たに独自の部屋が作られていた。
国技館から地元に戻ったら雨でした。
興味深いテーマをこれからもお届けします。
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