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本場所レポート
■福岡9日目 白鵬と朝乃山の優勝争いはどこまで続く
2横綱3大関がたちまち1横綱1大関へと激変した十一月場所。取組的には貴景勝対北勝富士が今日の好取組である。貴景勝は北勝富士に対し激しく突き押し、ときにはゆさぶり、最後は突き落としで決めた。北勝富士は東土俵下までころがり落ちた。一時気力を... -
力士・人物
大関優勝あれこれ
大関の優勝がとだえて久しい。平成29年一月場所の稀勢の里が最後の大関優勝となっている。優勝制度が協会制定となったのは大正15年からである。先場所の御嶽海優勝まで461場所経過した。そのうち大関の優勝は110場所ある。全体の約23.9%である。<優勝稀... -
記録と統計
続 記録からみた優勝決定戦
九月場所、関脇御嶽海対関脇貴景勝の優勝決定戦は78回目であった。御嶽海は優勝決定戦で関脇として8人目の優勝を飾った。優勝決定戦で関脇優勝したのは以下である。増位山朝汐佐田の山長谷川千代の富士千代大海出島御嶽海<御嶽海>優勝決定戦最多優勝は... -
記録と統計
記録からみた優勝決定戦
九月場所は関脇御嶽海と関脇貴景勝の間で優勝決定戦がおこなわれた。その結果御嶽海が2回目の優勝を達成した。関脇同士の優勝決定戦は史上初であった。平成24年は五月場所では、史上初の平幕同士の優勝決定戦があった。旭天鵬が栃煌山に勝って初優勝した... -
記録と統計
大関の優勝間隔
九月場所、2横綱が休場したにも関らず、大関は優勝争いに加われなかった。豪栄道は10勝、栃ノ心にいたっては負け越しなのだから話にならない。これで大関の優勝なしは16場所連続となり、継続中である。平成29年一月場所の大関稀勢の里の優勝以降大関の優... -
力士・人物
関脇以下の2回優勝2
昭和49年十一月場所、千秋楽を迎えて横綱北の湖2敗、小結魁傑3敗であった。魁傑は前日伏兵の大鷲に敗れていた。北の湖の千秋楽の対戦相手の横綱輪島は不調で8勝6敗であった。それだけに流れは北の湖に傾きつつあった。魁傑は平幕の福の花に勝って3敗... -
力士・人物
関脇以下の2回優勝1
九月場所、御嶽海が2回目の優勝を成し遂げた。関脇で2回優勝は昭和32年の朝汐以来と報じたメディアがあった。朝汐は最初の優勝は9勝-9勝-12勝優勝で大関昇進はならなかった。ところが2回目の優勝は8勝-8勝-13勝優勝で大関に昇進した。昭和30年... -
本場所レポート
■秋千秋楽 優勝御嶽海の大関取り
近年関脇以下の初優勝が珍しくなくなった。栃ノ心御嶽海貴景勝玉鷲朝乃山九月場所は、関脇以下初優勝組から2回目の優勝力士をだすのか。それとも初優勝力士がまだ続くのか。千秋楽に結果が出る。まず、3敗同士の関脇貴景勝と平幕隠岐の海が対戦した。隠... -
本場所レポート
■秋14日目 あってもいい幕内2部優勝
もはや、白鵬・鶴竜・高安不在のなかで低レベルの優勝争いを語るのは、気が進まない。だが、触れないわけにはいかない。まず新入幕の剣翔。にわかに浮上しただけに当然上位好調組との対戦は皆無である。この日の対戦相手は琴勇輝。相撲は琴勇輝のパワーに... -
記録と統計
鶴竜をめぐる優勝記録
七月場所、6回目の優勝を飾った鶴竜。以前熱狂的な鶴竜ファンと5回は優勝しときたいと話したことがあったが、それを上まわったことになる。本人はさらに2ケタ優勝を目指すようだが、それは容易ではない気がする。鶴竜が初優勝したのは、平成26年三月場... -
力士・人物
優勝10回以上20回未満の横綱2
輪島は学生出身の唯一の横綱である。そして今後も出そうにない気配である。輪島以前には豊山(前名内田)がいた。豊山は大関までスピード出世したが、ついに優勝はなく、横綱に届かなかった。豊山がここ一番の勝負に弱かったのに対し、小坂秀二氏の言葉を... -
力士・人物
優勝10回以上20回未満の横綱1
15日制では上位で10勝という2ケタ勝利が大関につながる成績となる。横綱の優勝回数はどうだろうか。横綱として納得のいく優勝回数は、大関以下の優勝回数を含めて通算10回以上ではないだろうか。20回以上の優勝になるとさすがに超人的である。優勝10回以... -
記録と統計
初優勝から2回目の優勝への間隔2
前回初優勝から連続優勝した5力士と初優勝から2回目の優勝が、15場所後以上の柏戸・北の富士を取り上げてきた。その続きを記す前に初優勝から2回目の優勝が10場所後以上14場所後までの力士を参考までに列記しておこう。鏡里 11場所後魁傑 11場所後北... -
本場所レポート
■名古屋千秋楽 手堅かった鶴竜の優勝
これより三役は異例だった。関脇玉鷲をさしおいて小結阿炎がはいった。阿炎対琴奨菊は7勝7敗同士なので取組的興味では上だが、番付では玉鷲が上である。やすやすと取組順を崩してほしくない。それにしてもこれより三役に平幕2力士が入っているとは、今... -
記録と統計
【7月21日】初優勝から2回目の優勝への間隔1
大正15年から始まった優勝制度は99人の優勝力士を誕生させた。47人が初優勝で終わっているとこれまで書いて来た。そのなかには栃ノ心、御嶽海、貴景勝、玉鷲、朝乃山も含まれている。逆にいうと52人は2回以上の優勝を達成してきたわけである。初優勝から... -
コラム・論考
【7月17日】新優勝力士100人
朝乃山の優勝を太刀山以来の富山県出身力士の優勝と紹介するメディアがあった。太刀山は明治末から大正6年ごろまで活躍した強豪力士であるが、この当時は厳密にいうと優勝制度はなかった。あったのは時事新報社による幕内最高成績者の額を国技館に掲げる... -
力士・人物
優勝争いに加われるか否かで決まる鶴竜の存在感
先場所横綱鶴竜は11勝4敗に終わった。優勝次点である。これだけ見るのなら特に問題はないように思われる。しかし、実際は14日目に平幕朝乃山に優勝を決定される、という横綱の面目丸つぶれの結果であった。第一人者の横綱白鵬は休場、大関は未知数のなか... -
力士・人物
ジンクス!平幕優勝力士は大関になれない
「平幕優勝力士は大関になれない」というジンクスはまぎれもなくあった。大正15年協会が優勝制度を設定してから8人、大蛇山、山錦、綾櫻、出羽湊、備州山、時津山、玉乃海、若三杉(のちの大豪)とことごとく大関に到達できなかった。間違っていない。そ... -
相撲の歴史
優勝予測不能の時代
五月場所の朝乃山の優勝を場所前予想できた方はほとんどいなかったのではないだろうか。3人優勝候補をあげても難しかったのでは、と思われる。こうした傾向が昨年(2018年)の一月場所の栃ノ心から続いている。9場所経過して初優勝が5人、それも関脇以... -
コラム・論考
平幕優勝の翌場所の成績2
昭和46年七月場所からようやく幕内中位以下でも、好成績者は横綱・大関と対戦させるという規定が施行された。さすがに横綱・大関戦ゼロの平幕優勝は消えた。ところが朝乃山の例でわかるように、どこか徹底されていない。5例は横綱・大関の部分対戦での優... -
コラム・論考
平幕優勝の翌場所の成績1
<五月場所平幕のべ26人目の優勝朝乃山>令和最初の場所は朝乃山の平幕優勝で終わった。早くも朝乃山の翌場所の成績を気にする声がある。朝乃山は七月場所で初めて横綱・大関とフルに対戦する。五月場所で出場した横綱・大関とフル対戦して関脇以下で勝ち... -
本場所レポート
■夏9日目 平幕優勝争いトップ朝乃山の今後
前日再出場した新大関貴景勝は今日9日目、再び休場した。現象面だけとらえればなんとも安直な出場であり、休場である。どのくらい戦えると判断しての出場だったのか。出場を決断したからには最後まで戦い抜く覚悟は、微塵もなかったことを世に示す結果に... -
本場所レポート
■夏6日目 優勝のチャンスを生かせない大関
全勝栃ノ心は関脇逸ノ城と右四つがっぷりから力相撲となった。途中栃ノ芯が一瞬もろざしになったものの、右四つから長い相撲になった。最後は栃ノ心が渾身の力で寄り切った。先場所逸ノ城の唯一の黒星は栃ノ心からだった。勝負はともかく栃ノ心にとって、... -
本場所レポート
■夏5日目 優勝争いは1年前の再現になる?
今日5日目から大関貴景勝が休場した。一気に寂しい場所になってしまったが、どうしようもない。残された大関豪栄道は力なく大栄翔に敗れ、早くも2敗。大関高安は千代大龍に土俵際まで押し込まれ、かろうじて勝つ始末。どうもしまらない相撲内容である。... -
力士・人物
白鵬の優勝ペース
三月場所、白鵬は42回目の優勝を全勝で飾った。これまでの大鵬の32回の優勝回数を大幅に上回るというとてつもない回数である。舞の海氏は専門誌で白鵬は数字だけの横綱と書いていたが、その数字がとてつもない域であり、横綱に対してずいぶん失礼で一方的... -
力士・人物
豪栄道と高安の優勝の可能性を探る
大阪場所、豪栄道は地元優勝を目指して奮闘し、12勝3敗の好成績をあげた。豪栄道が上位で12勝をあげたのは、関脇時代2度、大関時代は3度目である。豪栄道にはほかに15膳全勝優勝をしたときがある。平成28年九月場所である。もはや過去のことになりつつ... -
力士・人物
その後の横綱の優勝率
横綱の優勝率は約4年前に触れている。当時現役だった日馬富士は、今なら固定評価できるし、その後横綱になった稀勢の里も同様である。また、休場が増えた白鵬の横綱優勝率はどう変化したのか。優勝回数を増やした鶴竜の横綱優勝率はどう変わったのか、み... -
本場所レポート
■春12日目優勝圏内横綱・大関と平幕組は別次元の世界
12日目、平幕の優勝圏内の対戦相手は以下である。1敗逸ノ城に朝乃山2敗碧山に竜電2敗琴奨菊に千代大龍琴奨菊と千代大龍はいい勝負をするかもしれない。しかし、他の2番はまったく興味がわいてこない。勝負は優勝圏内力士がすべて勝った。ただし、逸ノ... -
本場所レポート
■春10日目 優勝圏内戦で番付下剋上となった二番
優勝圏内の直接対決二番が行われた。いずれも番付下位力士が上位力士を倒すという下剋上になった。最初の一番が1敗高安と1敗逸ノ城戦であった。前回高安が勝てば問題ないと書いた。だが、勝負は問題のあるほうに転んだ。土俵際で逸ノ城が高安を土俵に這い... -
本場所レポート
■春4日目 精彩欠く先場所優勝者玉鷲
先場所優勝した玉鷲が負け先行と苦しんでいる。4日目は鶴竜、貴景勝を撃破している御嶽海が対戦相手である。玉鷲は目下御嶽海に7連敗中であり、優勝した先場所も負けている。相手が悪いかもしれないが、あきらめたら勝負はそこで終わりである。だが、相... -
力士・人物
横綱・大関が敗退の中、孤軍奮闘の高安が優勝
日本大相撲トーナメント第43回大会が開催された。国技館には9時50分頃到着した。開場は11時の予定である。知った顔は以前国技館前テント村で知り合ったY氏である。O氏は、今回姿が見えなかった。なんでも別の指定席のチケットにしたという話である。会... -
コラム・論考
初優勝の裏側
一月場所は先場所の貴景勝に続き、玉鷲が初優勝した。連続初優勝である。昨年は一月場所、栃ノ心、七月場所御嶽海とこのところ初優勝が目立ってきている。それでは初優勝の次点は誰だったのか。優勝栃ノ心14勝1敗 次点大関高安12勝3敗優勝御嶽海13勝2... -
力士・人物
初優勝玉鷲、栄光のグラフ
横綱稀勢の里引退、横綱鶴竜休場、大関栃ノ心が休場するなか、玉鷲が堂々たる相撲で初優勝を達成した。片男波部屋の優勝は昭和46年七月場所の玉の海以来である。玉鷲は34歳での初優勝だが、相撲は若々しい。本人は「40歳まで取る」というが、いけそうな気... -
本場所レポート
■初 12日目 がぜん目が離せない展開になった優勝争い
白鵬が前日1敗したことによって、この日の白鵬対2敗玉鷲の直接対決は優勝の行方を左右する一番となった。白鵬は対戦相手の突き押しのパワー相撲にどう対応するのか。少なくとも後退すると危うい。こうした見立てで結びの一番をむかえた。相撲は次のよう... -
本場所レポート
■初 6日目 しぼむ(?)優勝争い
2勝3敗の鶴竜が今日から休場した。3横綱3大関でスタートした一月場所だが、序盤で一気に半減した。横綱同士の対戦は今場所ない。横綱・大関リーグ戦はたった3番しかない。それが果たして優勝をかけた一番になるかは、はなはだ疑わしい。また、5連勝... -
力士・人物
小結優勝の翌場所の成績
十一月場所で、貴景勝が数少ない小結優勝を達成した。史上9例目であった。関脇優勝が26場所あるのと比較しても、小結優勝がいかに珍しいかがわかる。それでは小結優勝の翌場所はどういう成績をあげているのか、調査してみた。それが以下である。小結優勝... -
力士・人物
最高位大関の大関在位中の優勝は稀
先の十一月場所、大関高安は千秋楽御嶽海に敗れ、3敗となって優勝を逃した。高安が上位で12勝をあげたのは4度目である。逆にいうと高安は13勝の壁を破れないでいるわけである。特に十一月場所3横綱が休場していただけに千載一遇のチャンスをモノにでき... -
力士・人物
貴景勝栄光の初優勝グラフ
小結貴景勝の優勝は、場所前ほとんどの方が予想できなかった。予想外の展開の中、貴景勝が快進撃のなか勝ち進み、堂々と初優勝を飾った。その栄光を写真で振り返ってみよう。<八角(元北勝海)理事長より賜杯を受ける貴景勝><優勝旗を阿武士松審判部長... -
本場所レポート
■福岡11日目 仮定 貴景勝初優勝で貴乃花が失ったモノ
貴景勝はますます弾みがつき、勢いづいてきた。この日はかつての優勝トップ上位グループだった栃煌山を問題なく倒した。もうそこには優勝を争う好敵手ではなくなっていた。貴景勝は1敗を守り、トップを維持した。ここから先は仮定の話だが、もし貴景勝が... -
本場所レポート
■福岡7日目 優勝該当者なしがあってもいい場所
全勝貴景勝は御嶽海と激しい攻防の末敗れた。1敗栃煌山は北勝富士にいいところなく敗退した。高安は竜電に食い下がられ、辛抱したが体勢をよくすることができず、土俵を割った。つまり優勝戦線にいる上位はすべて負けたわけである。絶対的強者がいないの... -
本場所レポート
■福岡6日目 大関優勝の期待値
大関栃ノ心はまたもや正代にやられた。不戦敗を含めて5連敗である。苦手が克服できていない。相撲内容も堂々と負けている。横綱不在のなかで、それに代わるべき大関が3勝3敗では存在価値を問われる。それは豪栄道にもいえる。負け越すことはないかもし... -
本場所レポート
■福岡初日 稀勢の優勝に影響する貴景勝戦の敗北
横綱対小結は初日取組の慣例である。通常なら東横綱白鵬対小結の一番が組まれるはずだった。しかし、白鵬、鶴竜がそろって休場。なおかつもう1人の小結魁聖が初日から休場である。3力士の休場が重なり、1人横綱稀勢の里対1人小結貴景勝戦を組む運命へ... -
力士・人物
不可思議高安の優勝の条件
高安に不可思議な現実がある。15日制が定着した三根山以降の大関36人のなかで、勝率6割8分1厘はトップなのである。晩年の成績が入ってないとはいえ、立派な成績であることは間違いない。これまでは琴風と把瑠都の6割5分8厘が最高であった。<高安>... -
本場所レポート
■秋14日目 白鵬の今後の優勝回数を推測する
結びの一番、白鵬と豪栄道が土俵に上がり、仕切りを繰り返す。そうすると館内は豪栄道コールが響き渡る。白鵬の声援はないのか、かけにくいのか届いてこなく、豪栄道コール一色に聞こえる。だが、白鵬はそんなコールに動じていないようすである。<白鵬、... -
本場所レポート
■秋13日目 場所の焦点は白鵬の全勝優勝
優勝争いが2差となったせいか、どうも取組がもうひとつ盛り上がらない。たんたんと進行していく感が否めない。盛り上がった優勝争いなら、取組の進行とともに徐々に熱くなっていきクライマックスへ達する。五月場所の鶴竜対栃ノ心戦のときはまさにそうだ... -
力士・人物
鶴竜の未達成優勝
昨年鶴竜は18勝17敗55休、皆勤1場所というさんざんな成績だった。優勝が初めてなかった年でもあった。4場所連続休場で進退が問われた。それを11勝4敗でのりきった。するとその後13勝優勝、14勝優勝と初めての連続優勝も達成した。あざやかな転身であっ... -
力士・人物
栃ノ心優勝のカギ
七月場所、快調に白星を重ねていた栃ノ心が、6日目思わぬ負傷で休場に追い込まれた。スタートの場所につまずくのはなんともいやな感じである。新大関から一転カド番に陥ってしまう。新大関の休場は15日制が定着した昭和24年夏場所以降では、前の山、大受... -
力士・人物
関脇以下の優勝力士キラー10最終回
関脇以下の優勝力士キラーのテーマはついに現代まできた。それだけに記憶に新しいのではないだろうか。四股名も現役が多い。例外は大砂嵐で、不祥事のためすでに引退している。照ノ冨士、豊ノ島は幕下に陥落中である。平成29年九月場所、大関から降格した... -
力士・人物
関脇以下の優勝力士キラー9
平成13年から平成25年までの優勝力士キラーをみていこう。ただし、横綱・大関と対戦のない平幕優勝力士及び横綱・大関と部分対戦の平幕優勝力士に勝った力士は、対象外とさせていただいた。この時期は朝青龍が一気に横綱にかけあがり、長い間一人横綱を務... -
力士・人物
関脇以下の優勝力士キラー8
平成初期その後から平成12年までの優勝力士キラーをみていこう。ただし、横綱・大関と対戦のない平幕優勝力士及び横綱・大関と部分対戦の平幕優勝力士に勝った力士は、対象外とさせていただいた。この時期は貴花田、曙、若花田が優勝し始め、大関・横綱へ... -
力士・人物
知られざる十両優勝
七月場所千秋楽、十両で貴ノ岩対隆の勝の優勝決定戦がおこなわれた。貴ノ岩が勝利し、平成25年一月場所以来2回目の十両優勝となった。5年半ぶりの十両優勝であった。優勝賞金200万円とともに貴ノ岩は来場所の再入幕を決定した。<貴ノ岩と隆の勝の十両優... -
力士・人物
関脇以下の優勝力士キラー7
昭和最後から平成初期の優勝力士キラーをみていこう。ただし、横綱・大関と対戦のない平幕優勝力士及び横綱・大関と部分対戦の平幕優勝力士に勝った力士は、対象外とさせていただいた。この時期は千代の富士の優勝街道を邁進中であり、弟弟子の北勝海が台... -
力士・人物
関脇優勝その翌場所4
取口を変えて急激に強くなったのが、千代の富士である。それまで投げが中心だった。そのため、よく肩を脱臼した。8回も脱臼すれば、あきらめの境地になっても不思議ではない。しかし、千代の富士は鍛えぬき、筋肉の鎧を身につけた。そして前褌を取って寄... -
力士・人物
関脇優勝その翌場所3
大鵬から年6場所制である。比較的現代の制度に近づいてきている。大鵬は入幕した年に関脇優勝している。驚異の新人であった。成績も11勝-12勝-13勝優勝だから文句なしの大関昇進であった。大鵬は関脇で優勝しながら三賞が1つももらえなかった。... -
力士・人物
関脇優勝その翌場所2
東西合併後年4場所だった大相撲は、昭和8年から年2場所制に戻っている。この時期関脇で優勝した力士は翌場所皆大関に昇進している。男女ノ川の関脇優勝は実は2回目の優勝である。男女ノ川は昭和7年におきた春秋園事件で協会を脱退していた。復帰した... -
力士・人物
関脇優勝その翌場所1
七月場所関脇御嶽海の優勝の余韻を残す場所後である。いつの時代も初優勝はどこか感動的である。御嶽海は関脇で優勝しながら、大関は来場所かけることになる。三月場所7勝8敗、五月場所9勝6敗では無理からぬことであった。<NHK金杯を受ける御嶽海>関... -
力士・人物
初優勝御嶽海、栄光のグラフ
3横綱・新大関が休場するなか、御嶽海が堂々たる相撲で昭和55年一月場所の三重ノ海以来の優勝を出羽海部屋にもたらした。関脇の優勝は平成27年五月場所の照ノ富士以来で、25人目である。朝汐が2度関脇で優勝しているのを1人として数えている。なお、最... -
本場所レポート
■名古屋10日目 強者の激突なき優勝争い
場所は3横綱1大関が休場している。その分残された者ががんばる、とはいかなかった。そのマイナスの影響がもろにでてしまっている。御嶽海はりっぱだが、もう一人優勝を争う強者と「両者激突の一瞬来たれり」、とはいきそうもない。<御嶽海、輝を退け1... -
力士・人物
【7月22日】関脇以下の優勝力士キラー6
昭和49年五月場所から57年一月場所までの優勝力士キラーをみていこう。ただし、横綱・大関と対戦のない平幕優勝力士及び横綱・大関と部分対戦の平幕優勝力士に勝った力士は、対象外とさせていただいた。この時期は輪湖時代から北の湖時代、さらに千代の富... -
本場所レポート
■名古屋2日目 再び遠のく日本人優勝
初日、正代を油断ならない力士になってきたと書いたばかりだが、今日の白鵬戦はなすすべなく簡単に負けた。最初立ち合い手つき不十分のやり直しで、気力がそがれたわけではないだろうけど、それにしてもあっけない勝負であった。白鵬は今年に入って優勝が... -
力士・人物
白鵬優勝の可能性を探る
白鵬が稀勢の里と稽古したり、胸を貸したりと話題を呼んでいる。その白鵬は今年に入って相撲人生初の連続休場をした。昨年は2回休場しながら、3回優勝したが、今年はまだない。五月場所は終盤失速して、優勝争いから脱落した。白鵬はもはや昔の白鵬でな... -
力士・人物
関脇以下の優勝力士キラー5
昭和40年から49年三月場所までの優勝力士キラーをみていこう。ただし、横綱・大関と対戦のない平幕優勝力士に勝った力士は対象外とさせていただいた。昭和40年一月場所から部屋別総当たり制が始まった。それは今日まで続いている。この時期は大鵬時代から... -
力士・人物
優勝をねらえる新大関栃ノ心
一月場所、思いもかけず優勝したのが栃ノ心である。その自信とプライドを背景に戦ったのが三月場所であった。前場所の優勝者として恥ずかしい成績は残せないという思いが伝わってきてくる相撲であった。それが10勝という成績につながった。<健闘を誓う鶴... -
力士・人物
関脇以下の優勝力士キラー4
昭和30年代の優勝力士キラーをみていこう。ただし、横綱・大関と対戦のない平幕優勝力士に勝った力士は対象外とさせていただいた。昭和32年福岡で本場所が開催され、年5場所になった。しかし、年5場所はこの年だけで、翌年の昭和33年は名古屋が本場所に... -
力士・人物
関脇以下の優勝力士キラー3
戦後の混乱期、日本の古いものはすべてダメという風潮のなか、相撲人気はどん底であった。そんななか、相撲協会と記者クラブが人気回復に考え出したのが、優勝決定戦制度であり三賞であった。これまで同点の成績の場合、番付上位者の優勝であった。また、... -
力士・人物
関脇以下の優勝力士キラー2
大正15年協会制定の優勝制度が始まった。それに伴い取り直し、不戦勝制度が整備されていった。最初の優勝者は常ノ花である。昭和初期の関脇以下の優勝力士キラーの特徴は2度達成した力士が出てきたことである。第1号は清瀬川である。大正12年春場所横綱... -
力士・人物
関脇以下の優勝力士キラー1
五月場所、松鳳山は横綱鶴竜に勝ちながら、殊勲賞は鶴竜が優勝した場合というので、最後まで待たされた。幸い結びの一番で鶴竜が白鵬を寄り切り、14勝1敗で優勝を決めたので、松鳳山の殊勲賞受賞が決定した。松鳳山は優勝鶴竜に勝った唯一の力士として価... -
力士・人物
写真で見る栃ノ心奇跡の4場所連続優勝
十両照ノ富士は途中休場しながら途中から出場した。だがついに一番も勝てずに場所を終えた。力がまったく入らない相撲が目立ち、途中から出場する意味が果たしてあったのか。首をかしげたくなった。照ノ富士は一月場所も同様の展開だった。今度手術に踏み... -
本場所レポート
■夏6日目 優勝を狙える実力者に暗雲
15日間あれば気合がはいらない日、あるいは調子を落とす日もあるさ、と戦う力士は言う。6日目は優勝を狙える実力者にその兆候がみられた。初めて上位に番付を上げた豊山(前名小柳)はここまで5連敗。しかも横綱戦がまだない。対戦相手の栃ノ心は最も相... -
コラム・論考
大相撲優勝・次点力士9 平成後期
平成後期に入り、現在に近づいてきた。優勝・次点をみていこう。次点は当然優勝者に次ぐ成績の力士だが、横綱・大関と対戦のない力士及び部分対戦力士ははずした。複数いるときは上位力士とした。大相撲は白鵬時代に入った。この時期の白鵬は19場所中13場... -
コラム・論考
大相撲優勝・次点力士8 平成中期
平成中期の優勝・次点をみていこう。次点は当然優勝者に次ぐ成績の力士だが、横綱・大関と対戦のない力士及び部分対戦力士ははずした。複数いるときは上位力士とした。貴乃花は平成10年の九月場所以来13場所優勝から遠ざかっていた。休場5場所、1ケタ勝... -
コラム・論考
大相撲優勝・次点力士7 平成前期
平成は来年(2019年)4月、今上天皇退位により終了予定である。そこで平成は前期・中期・後期に分けて優勝・次点力士に触れていくことにする。次点は当然優勝者に次ぐ成績の力士だが、横綱・大関と対戦のない力士及び部分対戦力士ははずした。複数いると... -
コラム・論考
大相撲優勝・次点力士6 昭和50、60年代
昭和51年から輪島と北の湖が本格的に対抗する時代へ突入した。次点は当然優勝者に次ぐ成績の力士だが、横綱・大関と対戦のない力士及び部分対戦力士ははずした。複数いるときは上位力士とした。この時期優勝・次点を輪島、北の湖で連ねたことが7回ある。... -
コラム・論考
大相撲優勝・次点力士5 昭和40年代
昭和40年から部屋別総当たり制が始まった。これはNHK解説者の玉の海梅吉氏が、時津風(元双葉山)理事長に進言したことに始まる。時津風理事長は、好取組が増えるという世論をバックに協会内の反対論を「いまや人情におぼれているときではない」と一括... -
コラム・論考
大相撲優勝・次点力士4 昭和30年代
昭和33年名古屋が本場所に昇格し、年6場所制がスタートした。あまりの間隔の短さに「優勝候補は先場所の優勝者になるのでは」という見方がされたほどであった。また、大日本相撲協会が日本相撲協会に改称した年でもある。<栃錦のブロマイド>次点は当然... -
コラム・論考
大相撲優勝・次点力士3 戦前~戦後 場所数変遷期
昭和7年から系統別総当たり制になった取組は、昭和15年東西制に戻った。これは出羽海部屋の力士が半数近くなったことが大きかった。9年ぶりの復活だが、以前の東西制を知る力士は、男女ノ川、幡瀬川くらいになっていた。次点は当然優勝者に次ぐ成績の力... -
コラム・論考
大相撲優勝・次点力士2 戦前編
大正15年4月、摂政宮殿下(後の昭和天皇)の御下賜の金一封で賜杯がつくられた。当時は摂政賜杯と呼ばれ、幕内最優秀成績者に渡されることになった。大正15年春場所から協会が個人優勝制度を正式にスタートさせ、表彰するようになった。それにともない、... -
コラム・論考
大相撲優勝・次点力士1 明治・大正編
かつて相撲博物館は優勝力士100人と称した展示をおこなった。この優勝というのは実は両国国技館が開設された明治42年夏場所を起点としているものだった。これは時事新報社が幕内最高成績力士の額を国技館に掲げたものであった。当然相撲協会の表彰はなかっ... -
力士・人物
鶴竜優勝の足跡
三月場所は千秋楽を待たずに鶴竜が4回目の優勝を決めた。昨年(平成29年)は6場所中5度休場という窮地に陥った。フル出場した三月場所も10勝5敗と平凡な成績に終わっている。それを思えば、よく立ち直ったものである。<H30年三月場所 鶴竜4回目の優... -
記録と統計
40回優勝の白鵬でも破れない優勝記録
2勤1休のペースできた白鵬が三月場所休場して、初めて連続休場した。既に前人未到の40回優勝を達成して偉大な横綱にかわりはない。しかし、そんな白鵬でも優勝に関する記録で抜けない記録が実はある。<白鵬の優勝パレード 旗手石浦>◆入幕した年から引... -
本場所レポート
■春千秋楽 優勝予想は難しい時期に突入
千秋楽結びの一番は、出る高安、まわりこむ鶴竜。行司は鶴竜にあげたが、物言いがついて長い長い協議となった。結果は取り直しとなった。鶴竜の引き技はもう効かない。出る高安を止めない限り、鶴竜に勝ち目はない。出足を止めるには鋭く踏み込んで前褌を... -
本場所レポート
■春14日目 優勝をかけた実力者の激突なし
鶴竜が大阪のヒーロー豪栄道相手に引き足早く、13勝目をあげ千秋楽を待たずに優勝を決めた。今場所も優勝をかけた実力者同士の激突は見られなかった。魁聖は鶴竜に比べると対戦相手が大関戦なし、関脇戦なしのゆるやかで、見かけ上の優勝圏内力士に過ぎな... -
本場所レポート
■春12日目 そして優勝圏内は全員敗れ去った
明日13日目は全勝鶴竜と1敗魁聖が組まれることになった。これはこれで喜ばしい。その代わり鶴竜対御嶽海の横綱対関脇戦はなくなったことになる。小結以上は役力士なのだから、リーグ戦が当然である。この点が物足りない。かつて貴闘力が平幕優勝したと... -
本場所レポート
■春7日目 鶴竜、優勝への道
結びの一番、鶴竜の対戦相手は難敵の貴景勝である。貴景勝の突き押しは破壊力がある。立ち合い間違えると窮地に陥る恐れがある。だが、果敢に攻めていったのは鶴竜であった。いっぺんに貴景勝を西土俵に追い詰めもっていった。勝負あったかに見えたが、物... -
力士・人物
高安に優勝のチャンス
先場所は栃ノ心の優勝にわいて目立たなかったが、次点は12勝3敗の高安だった。高安が久々に好成績をあげたわけである。高安は昨年の大阪場所で自己最高の12勝3敗の成績で、大関の足固めをした。だが、大関に昇進したとたん、9勝6敗、1勝2敗12休、8... -
観戦と楽しみ方
強さ持続!栃ノ心がトーナメントで優勝
日本大相撲トーナメント第42回大会が開催された。国技館に到着したら入場の列ができていた。以前国技館前テント村で知り合った彼は5時からに並んだという超人ぶり。筆者は10時15分に国技館に着いたが、正門が見える範囲であった。列は4、5人の幅であっ... -
力士・人物
優勝栃ノ心の相撲内容を採点する
一月場所、栃ノ心はまさかの快進撃で快走。1敗で前半を折り返した。トップを走る横綱鶴竜が11日目から連敗すると、優勝戦線のトップに浮上。そのまま連戦連勝で突っ走り、14日目に優勝を決めた。左上手を取ると引きつけが強く、一月場所ほど力強さを発揮... -
本場所レポート
■初14日目 栃ノ心悲願の初優勝
栃ノ心は控えにいた。観客は彼の取組を固唾を飲んで待っていた。しかし、後半戦最初の取組のため、前半最後の取組終了から間が入っていた。それでも観客は栃ノ心の取組を心待ちしていた。注目していた。今日優勝が決まるのか。明日へと延びるのか。土俵が... -
本場所レポート
■初11日目 優勝の行方
ここまでスキのない相撲を取ってきた鶴竜が、玉鷲に不覚をとった。それも負けを呼ぶはたきが出た。玉鷲はここまで7敗と成績は今一歩である。だが、油断できる相手でない。鶴竜は、玉鷲の調子が上がらないとみて、軽くあしらおうとしたのか。あるいは15日... -
コラム・論考
年間最多優勝争いになる十一月場所
納めの十一月場所の優勝は白鵬か稀勢の里か。白鵬になっても、稀勢の里になっても今年3回目の優勝になり、年間最多優勝になる。ともに休場明けの場所となる。白鵬は過去休場後の成績は以下である。関脇6勝3敗6休→9勝6敗大関全休→10勝5敗▼横綱0勝3... -
力士・人物
優勝大台40回に挑む白鵬
優勝大台の40回を目前にして九月場所は休場してしまった白鵬。前人未到の優勝記録は十一月場所以降に持ち越しとなった。大鵬が32回の優勝回数を達成したときは、今後破られない記録になるのでは、と思われた。なにしろそれまでの優勝最高記録は年2場所制... -
コラム・論考
幕内最高優勝の賞金案
平成29年九月場所は日馬富士の11勝4敗の優勝で閉幕した。幕内最高優勝の賞金は、現在1000万円である。しかし、これは成績とまるで無縁である。優勝改革として筆者はかねがね賞金は成績に応じて配分すべきだと主張してきた。ではどのようにするのがいいの... -
本場所レポート
■秋9日目 優勝の行方
9日目を終えて、優勝の可能性を秘めた力士がしだいにしぼられてきた。3敗まで可能性はあるが、ここでは中間視点として1敗豪栄道、2敗阿武咲、千代大龍、貴ノ岩、大翔丸のうち横綱・大関と対戦した3力士にしぼって検討してみる。碧山を退けた豪栄道は... -
コラム・論考
消えつつある優勝をかけての激突
大相撲人気が爆発したきっかけは、平成28年一月場所の大関琴奨菊の初優勝である。10年ぶりの日本出身の日本人優勝であった。十年一昔というが、さすがに長い年月であった。それだけにファンの歓喜は大きかった。このとき琴将菊は11日目、横綱白鵬と全勝同... -
力士・人物
一人横綱(?)日馬富士優勝の可能性
まだ確定ではないが、もしかしたら九月場所は3横綱の休場があるかもしれない。4横綱時代、最悪の一歩手前状態である。鶴竜の休場は濃厚である。稀勢の里は万全にはほど遠い状態である。白鵬もケガからか出稽古を避けているという。仮に出場しても最後ま... -
角界ニュース・論
必要が迫られる優勝資格制度
戦後、日本の古いものはすべてダメということで、大相撲人気は低迷どころかどん底であった。なんとか人気を盛り返そうとする相撲協会が、記者クラブともに考案したのが、優勝決定戦制度であり、三賞制度であった。その三賞の選考が、おかしいのは既に述べ... -
本場所レポート
■名古屋千秋楽 優勝予想回数の明暗
千秋楽結びの一番は、横綱同士の白鵬対日馬富士戦。勝負は、予想通り白鵬が日馬富士をくだし、39回目の優勝を14勝1敗で飾った。以前白鵬の優勝予想回数を42回と書いたが、現実味を帯びてきた。あるいは予想を超えることさえありうる。<日馬富士を倒し、... -
力士・人物
大関優勝の可能性
前年は琴奨菊、豪栄道が大関で優勝した。今年に入って優勝が遠かった稀勢の里が大関で優勝した。七月場所は高安が新大関で登場する。大関照ノ富士はここ2場所優勝同点、優勝次点で復活の兆しを見せている。優勝というと横綱の独壇場である。だが、大関と... -
力士・人物
知られざる十両優勝 現役編
五月場所は元幕内の錦木が安美錦との相星決戦を制して、10勝5敗で十両優勝を達成した。十両優勝を予想することはいかなる相撲通でもきわめて難しい。また、幕内優勝は覚えていても、十両優勝者は記憶から薄れていくのが常である。そこで予想ではなく、こ... -
力士・人物
優勝が遠い日馬富士
五月場所の日馬富士は立ち合いの鋭さと集中力がすばらしかった。久々に優勝に近い内容では、と思わせたが、それでいて結果は11勝4敗で終わってしまった。白鵬が5場所優勝なしで優勝が遠いと騒がれたが、日馬富士も5場所連続優勝なしになってしまった。...