denkouriki– Author –
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立浪(元緑嶋)が育てた弟子たち3
昭和15年春場所羽黒山が大関に昇進した。 さらに昭和17年春場所横綱に上がった。立浪 は一代で2人の横綱を育てた。それも横綱中 の大横綱双葉山と強豪横綱羽黒山の2横綱で ある。さらに昭和18年春場所名寄岩が大関に 昇進した。双葉山、羽黒山、名寄岩は... -
横綱の4場所以上連続休場後
20日から合同稽古が始まった。通常は新型 コロナウイルスのため、部屋稽古が中心と なるが、関取が少ない部屋では十分な稽古が しにくい環境である。もっとも初代若乃花は 部屋の若い者を三番稽古で何人も相手にし、 強くなった方だった。こうして鍛えた若... -
立浪(元緑嶋)が育てた弟子たち2
春秋園事件で力士大量離脱のため十両から 繰上げで入幕した力士が旭川と双葉山の立浪 勢であった。旭川26歳、双葉山は20歳と若か った。昭和7年の春場所は1カ月遅れで2月 に開催された。東西制ではなく、系統別総 あたりに変わった。昭和10年春場所双葉... -
立浪(元緑嶋)が育てた弟子たち1
弟子を育てることは、自分が強くなること とはまったく別物である。そこには弟子を 発掘する、育てるといった指導者の面及び 部屋経営者としての手腕が求められる。弟子 の光は七光りという。強い弟子を育てること は部屋の繁栄、協会内の地位につながる。... -
貴景勝綱取り失敗!その後を予想
昨年(2020年)十一月場所大関で優勝した 貴景勝の一月場所の成績はさんざんだった。 2勝しかできず、10日目から休場してしまっ た。さんざんだったのは成績だけではない。 相撲は押しの威力が通用せず、もたもたして いるうちに負けるケースが多くなって... -
現代年寄株事情
十両東13枚目の勢が一月場所千秋楽休場した。 この不戦敗によって6勝9敗になり幕下落ち が濃厚となった。勢は34歳であり、その去就 が注目された。勢は春日山の年寄株を持って おり、無給の幕下より有給の親方を選んでも 不思議はなかった。しかし、勢は... -
2021年三月場所チケット情報
大相撲三月場所のチケット発売が発表された。 予定は2月7日であったが、非常事態宣言中 であり、開催地が大阪から東京国技館になっ たことしか触れていなかった。5000人上限で 販売されることになった。 ■販売方法 チケット大相撲(サイト) チケットぴ... -
新しき実力者隆の勝を検証
隆の勝は2018年九月場所入幕した。新入幕の 場所は8勝7敗と勝ち越したものの、翌場所 の十一月場所4勝11敗と大敗して十両落ち した。なお、貴景勝が小結で優勝したのが 2018年の十一月場所であった。このとき隆の 勝は優勝パレードで旗手を務めている。... -
2021年2月幕下以下の四股名あれこれ2
大阪の相撲仲間にこんな問題を出されたこと があった。「相山」はなんと読む。あいやま でしょう。あいやまは家族が応援にきていた のを2度ほど見ていたし、あいやま以外何が あるのかなと思っていた。そうすると「そう ざんと間違える人もいるから」とい... -
2021年2月幕下以下の四股名あれこれ1
2021年一月場所の番付では幕下以下の力士は 595人いる。本名力士もいるが、幕下以下は 四股名が花盛りである。部屋特有の字をつけ た四股名から幕内には見られない感覚の四股 名があふれている。 【難読四股名】 幕内には天空海と書いてあくあと読む力士が... -
連続優勝なしの記録2
4回目は昭和33年十一月場所から昭和35年 五月場所までの10場所である。その前、この 後は横綱若乃花が連続優勝している。 大関 朝汐 横綱 若乃花 横綱 栃錦 横綱 若乃花 横綱 栃錦 横綱 若乃花 大関 若羽黒 横綱 栃錦 横綱 若乃花 前4 若三杉 <栃錦のブ... -
連続優勝なしの記録1
一月場所、大栄翔が初優勝した。これで一月 場所は2016年一月場所の琴奨菊から6年連続 初優勝となった。琴奨菊、稀勢の里、栃ノ心、 玉鷲、徳勝龍、大栄翔と続いたことになる。 実はもう一つ記録継続中のものがある。それ は連続優勝なし記録が15場所中に... -
現代モンゴル力士情勢
ハワイからモンゴルへ。外国人力士でもモン ゴル勢が大相撲で一大勢力を築いてきた。 2015年七月場所は以下3横綱1大関1関脇を はじめ、平幕7人、十両3人、計15人である。 ・横綱 白鵬 日馬富士 鶴竜 ・大関 照ノ富士 ・関脇 逸ノ城 ・平幕 旭秀鵬 玉... -
遠い通常開催の見通し
1月28日の理事会で三月場所は大阪ではなく、 東京開催と決まった。大阪開催をあらゆる 角度から検討していると報じられた割には あっさり決まった印象である。もう少し議論 をして結論が先送りされるのかと思っていた が、そういうことはなかった。 <両国... -
現実化する横綱不在時代
横綱白鵬・鶴竜のダブル休場が4場所続いて いる。白鵬は48連続休場中、鶴竜は59連続 休場中である。鶴竜は目下8場所優勝から 遠ざかっている。それだけではない。両横綱 とも35歳である。年6場所制以降誕生した 横綱では35歳まで取った横綱は千代の富士... -
年寄制度あれこれ
現在幕内の定員は42名、十両は28名である。 あわせて70名である。これは2003年十一月 場所限りの公傷制度廃止に伴って北の湖理事 長のとき、幕内を2名、十両 を2名増加して 現在に至っている。ところが、年寄は105人 以内である。関取70人よりはるかに多... -
大関の復帰2
■魁傑 花籠(元大ノ海)部屋 188センチ、128キロ 得意手は突っ張り 左四つ寄り クリーン魁傑といわれた 魁傑は日大を中退して昭和41年に花籠(元 大ノ海)部屋へ入門した。大学では柔道部で、 段位は3段だった。輪島より入門が約2年 4カ月早い。だが、... -
大関の復帰1
一月場所、照ノ富士は11勝4敗の好成績を あげた。昨年の十一月場所の13勝2敗の優勝 同点に続いての2ケタ勝利である。これで 三月場所は大関をかけての戦いになる。照ノ 富士が大関にいたのは2015年七月場所から 2017年九月場所までの14場所であった。大... -
連続写真で見る翠富士の技能
翠富士が新入幕を果した一月場所でいかん なく技能を発揮した。171センチ、114キロ の小兵で技はさえまくった。そのなかから 3番を連続写真で展開してみた。 3日目、豊昇龍戦 豊昇龍は投げ、足技がある曲者で油断はでき ない相手である。 長い勝負となっ... -
鶴竜をめぐる横綱休場記録
一月場所鶴竜はまたも休場を繰り返した。 今までは日本国籍が取得できず、気の毒な 面があった。だが、昨年の12月日本国籍を 取得できた以上、休場をいたずらに繰り返す ことは許されなかった。横綱の特権の乱用 との見方が出ていた。休場は即引退であった... -
大栄翔実力評価の変遷
一月場所優勝した大栄翔が稽古を再開した。 向っていく気持ちと、挑戦していく気持ちで 相撲に取組んでいくという。いまや大栄翔の 名は全国区となった。大栄翔の実力はどの ように変わっていったのか。改めて調べて みた。 大栄翔が新入幕を果したのは201... -
時津風の系統2
立浪部屋と時津風部屋は袂を分かつことに なったが、破門ではなかった。系統別総あた りでは立浪の力士と時津風の力士の対戦は なかった。鏡里・大内山と安念山・北ノ洋の 対戦はなかった。 <元双葉山の時津風> 元双葉山の時津風は横綱鏡里、大関大内... -
時津風の系統1
時津風(元時津海)親方が一月場所中雀荘、 歓楽街に何度も外出したとして問題になって いる。コロナ禍のなか不要不急の外出や人 との接触を禁じた相撲協会感染予防に反する ことになった。しかも九月場所前ゴルフ旅行、 居酒屋会食で委員から平年寄に2階... -
小兵の技能派横綱栃ノ海が死去
技能派横綱栃ノ海が1月29日誤嚥性肺炎で 亡くなられた。82歳であった。横綱で80歳 以上の寿命は稲妻、初代梅ヶ谷、鏡里、初代 若乃花と5人しかいない。本名花田茂広、 青森県出身。花田と青森ということで初代 若乃花の親類関係か、と思われた。両親が ... -
大関優勝の時代はくるか
2横綱の休場が続く中、一月場所優勝した のは元関脇の大栄翔であった。昨年(2020年) は5場所中4場所2横綱が休場するなか、 大関の優勝は十一月場所の貴景勝だけであっ た。それも大関優勝は2017年の大関稀勢の里 以来であった。大関は協会の看板であ... -
優勝大栄翔の相撲内容を検証2
引き続き大栄翔の相撲内容を検証していこう。 採点は5段階で、細かく評価するため0.5を 加点減点することにした。採点基準は勝敗で はなく、大栄翔がどれくらい自分の力を発揮 したかにおいた。 ■8日目 輝 大栄翔、あたって突き押し。だが、輝が逆襲 の... -
2021年三月場所の行方
協会のホームページトップには <協会ホームページ> が表示されている。メディアのなかには大阪 で開催すると報じたところがあった。かと いってチケット販売日・販売法方など詳細は なにも記されていない。そこへスポーツニッ ポンが「春場所も東京」の... -
優勝大栄翔の相撲内容を検証1
一月場所、大栄翔は13勝2敗の成績で堂々と 優勝し、埼玉県朝霞市民を熱くした。一月 場所平幕上位の大栄翔はどのような相撲を 取ったのか。改めて一番一番を検証してみる ことにした。 採点は5段階で、細かく評価するため0.5を 加点減点することにした。... -
2021年一月場所総評
★多数の休場者がでたが 協会発表によると以下である。 ・幕内 全休7人、途中休場1人 ・十両 全休9人、途中休場2人 ・幕下以下 初日から休場81人 途中休場19人 途中出場7人 新型コロナウイルス陽性者は少数だが、濃厚 接触者として部屋単位で休場にな... -
■一月千秋楽 大栄翔13勝2敗で初優勝
昨日から降った雨はやむことなく、降り続い ていた。迎えた雨の千秋楽。やはり千秋楽は 特別な日である。進行がいつもより早い。 協会ご挨拶がある。各段の優勝決定戦がある。 各段の表彰がある。そしてこれより三役が ある。幕内優勝力士の表彰がある。 ... -
■一月14日目 照ノ富士執念の正代戦勝利
優勝を賭けた2番 2敗大栄翔の平幕8番勝負、7番手は玉鷲 である。玉鷲は5勝8敗と負け越してはいる が、要注意の相手である。ただ上位に定着 していた頃のパワーはやや失われている。 大栄翔あたって突き起こし、果敢に攻めて 追い込む。ここで大栄翔... -
■一月13日目紙一重の勝利!つきまくる正代相撲再び
13日目は通常各段の優勝争いが行われる。 今場所は休場力士が多いだけに幕下は2人の 6戦全勝が出るかわからなかった。三段目の 全勝者を破ったことで幕下に6戦全勝力士が 2人でることになった。一人は濱豊。もう 一人は将豊竜である。将豊竜は弓取りで... -
■一月12日目 対照ノ富士戦工夫なき朝乃山が4連敗
2敗の大栄翔の平幕8番勝負、5番手は明生 である。7枚目でここまで8勝3敗と好成績 をあげている。左四つ寄りの相撲。きびきび した取り口で時には速攻を見せる。大栄翔に とって油断はできない相手である。 <大栄翔、明生に辛勝1> 相撲は大栄翔が... -
■一月11日目 正代、きわどい相撲・負け相撲を制する
1敗の大栄翔の平幕8番勝負、4番手は阿武 咲である。阿武咲はここまで6勝4敗。関脇 照ノ富士・隆の勝、大関貴景勝に勝っている。 相撲は大栄翔のあたってからの突き押しが 決まり、阿武咲は後退。勝利は大栄翔のもの かと思った。だが、次の瞬間、阿武... -
■一月10日目 貴景勝休場のなかの熱戦2番
貴景勝が10日目から休場した。前日まで無残 な2勝7敗。相撲内容は相手を押し込めず、 破壊力なき相撲が続いていた。押し込めず、 もたもたしているうちに相手の技をくうと いう負けるパターンが目立った。この休場は いかにも負けたからという印象が強い... -
■一月9日目 大栄翔1敗!優勝戦線に変化あり
大栄翔平幕8番勝負、2番手は宝富士である。 大関貴景勝・朝乃山に勝っているだけに好調 とみていい。相撲はこう展開した。大栄翔は あたっての突き押し。だが宝富士は踏み込ん で後退しない。大栄翔果敢に攻めたてるも 宝富士ゆったりまわり込んでまわり... -
■一月8日目 2021年一月場所の行方
大栄翔の平幕8番勝負が始まった。最初の 対戦相手は輝である。大栄翔にとっては押し やすい対戦相手である。ところが、相撲は 思わぬ展開となった。大栄翔があたって押し 込まんとするが、輝が突き押しで攻めたて 大栄翔は後退。正面土俵をまわりこんで青... -
■一月7日目 大栄翔が隆の勝戦に見せた強さの証明
7日目、6戦全勝大栄翔の対戦相手は関脇で 4勝2敗の隆の勝である。ここ3場所上位で 勝ち越し、定着してきた新しき実力者である。 その実力者を相手に大栄翔は破壊力、出足を 伴うスピードが加わって、あっという間に 一直線でもっていった。この一番を... -
■一月6日目 大栄翔!三役相手の快進撃
大栄翔の突き押し相撲はますますさえわたり、 快調に白星を重ねてきた。6日目は関脇照ノ 富士が対戦相手である。先場所千秋楽本割 では押し相撲の貴景勝を捉え、あびせ倒し ことがあった。それだけに照ノ富士がどの ようにつかまえるか、大栄翔がつかまえ... -
■一月5日目 中盤戦へ、対大関戦の課題
4連敗中の貴景勝が同じく4連敗の琴勝峰 相手に押してからの突き落としで1勝した。 押し切った相撲ではなかった。だが、相撲は まず1勝して流れを変えることを思えばよし としなければならなかった。国技館内はほっ とした空気が流れた。 <貴景勝(突... -
■一月4日目 黒星の連鎖断ち切れぬ貴景勝
貴景勝の迷走が続いている。4日目の対戦 相手は宝富士である。奇襲があるわけでは なく、比較的要注意の要素が少ない力士で ある。だが、相撲は宝富士を押し切れない。 まわり込まれ、腕をたぐられる。そのとき 宝富士にまわしを取られ、上手投げを決め ... -
■一月3日目 3勝6敗!これが大関の実力か
杉山桂四郎氏はかつて大関を受難の中間管理 職に例えた。下位からは突上げられ、横綱 からは頭をおさえられる存在だった。しかし、 横綱は休場中。頭をおさえられる存在では ない。出場したとしても番付上の横綱でしか ない。それでも下位からは突上げられ... -
■一月2日目 貴景勝が示した品格力量度
年6場所制が始まるとき、元栃木山の春日野 はこう言った「先場所の優勝者が今場所の 優勝候補になる」と。年2場所のときは実力 が番付以上になることがあった。だが6場所 では間隔が短くなるので急激な実力アップは 望めず、先の発言になった。 <貴景... -
■一月初日 弱り目に祟り目の大相撲
5人陽性だが、濃厚接触者として部屋全体が 休場扱いになったため、関取16人、力士65人 休場という異例の場所となった。この数字 だけでも驚きである。スポーツニッポン、 サンケイスポーツ、スポーツ報知が一面で 展開したほどである、そのなかで2021年の... -
一月場所開始直前考
感染白鵬に続き鶴竜の休場が決定した。来場 所引退をかけるというが、本来なら一月場所 に引退する立場であった。今の鶴竜に横綱 の力はない。横綱は横綱の力がなくなった とき、引退しか道はない。休場でも横綱の 特別待遇は受けられることになる。鶴竜に... -
2021年1月横綱・大関に挑む10人のサムライ
1都3県の非常事態宣言のなか、一月場所が 始まる。取組編成は通常初日の2日前だが、 今回は前日になる。感染した白鵬の休場は 決定的である。鶴竜はまだ判明していない。 しかし、稽古十分とはいえない。退院したが、 クラスターが発生した荒汐部屋の若... -
貴景勝15番勝負2
貴景勝の壁になると語っていた白鵬。だが、 新型コロナウイルスに感染した白鵬の休場は 決定的なので、貴景勝15番勝負では触れない。 なお、ほかの宮城野部屋の力士は陰性だが、 濃厚接触者として出場をどうするかは現時点 では決まっていない。 貴景勝4... -
苦難のなかの大相撲
ここへきて白鵬の新型コロナウイルス感染で 休場が決定的になってきた。3日に嗅覚が 異常になり、4日にPCR検査を受けたら 判明したという。横綱の感染はショッキング なできごとであり、影響は大きい。石浦や 炎鵬はじめ宮城野(元竹葉山)部屋の他の... -
朝乃山の優勝の可能性
朝乃山が始動している。北の富士さんから 指摘されていた合同稽古に参加した。貴景勝 と激しい三番稽古をし、白鵬の胸を借りた。 横綱を目指すという。昨年(2020年)はつい に1回も優勝がなかった。 <2020年七月場所 照ノ富士に寄り切られる> 朝乃山が... -
貴景勝15番勝負1
先場所優勝した貴景勝の綱取りが注目されて いる。九月場所は12勝で優勝次点であった ことが弾みをつけている。しかし、現代は 年6場所である。3場所で決めて問題はない のだろうか。玉の海梅吉氏は5場所を提案 していた。5場所となると貴景勝は 7勝... -
2021年はどうなる!年間最多勝
2020年の年間最多勝は貴景勝に決まった。 成績は5場所で51勝だった。1場所平均10.2 勝だった。年間最多勝としては物足りない 成績である。それはなにも2020年に限った ことではない。ここ6年間、2015年以降は 勝率8割である72勝をきっているのだ。72勝... -
2021年はどうなる!休場
2020年5場所の休場は以下になった。 横綱8人 大関3人 幕内16人 十両6人 幕内と十両には出場停止になった阿炎が含ま れている。部屋でクラスターが発生して全員 休場となったケースが十両で2人いる。休場 ではないが、大関が1人、十両が3人引退 して... -
2021年はどうなる!赤字
日本相撲協会の2020年度の赤字は55億円なる 見通しだという。年度というからには2020年 4月から2021年3月までである。無観客開催 となった2020年三月場所は入っていないわけ である。その原因はいうまでもなく、新型 コロナウイルスの影響である。五月場... -
今年(2020年)1年ご愛読ありがとうございました
懸命な読者の皆様、今年1年ご愛読いただき 誠にありがとうございました。今年もラン キング上位を獲得できましたのもご愛読いた だいた皆様のおかげです。 今年は2月に既成のブログを脱してオリジナル のブログへと移転しました。これによって 検索機能... -
今年(2020年)の土俵の目撃者を振り返って
今年も残すところわずかとなりました。ふり 返れば土俵の目撃者は新型コロナウイルスの 影響を受けて、行動範囲が狭くなった年でし た。本場所はできる限り観戦しましたが、 引退相撲や行事などは制限された1年であり ました。そのため、地方の相撲仲間と... -
2021年はどうなる!鶴竜の行く末
鶴竜の稽古納めがネットニュースで報じら れた。合同稽古に参加したものの、申し合い はおこなわれなかった。力士会では一月場所 に向けて「精いっぱいやって結果を残したい」 と語るに留まっている。正直、鶴竜にこれ 以上がんばって横綱として立ち直って... -
2021年はどうなる!服部桜改め勝南桜
コロナ禍で入場が13時になったため、服部桜 の相撲を見る機会がなくなったのが、今年 (2020年)であった。服部桜は2015年十一月 場所序ノ口に位置してから30場所を経過した が、その間わずか3勝しかしていない力士で ある。原則1場所7番しかない序ノ口... -
琴奨菊の土俵人生5
2017年三月場所、琴奨菊が大関から関脇に 降格した場所である。ここで10勝以上あげる と大関に復帰できる。稀勢の里が新横綱と してデビューした場所でもあった。横綱白鵬、 大関豪栄道が途中休場したが、1勝足りず 9勝に終わった。 -
1年間の優勝者
今年(2020年)は感染症流行のなかで5場所 開催されたその優勝者が5力士とも違うので ある。 一月 幕尻徳勝龍 三月 横綱白鵬 七月 幕尻照ノ富士 九月 関脇正代 十一月大関貴景勝 <照ノ富士> これは絶対的強者がいなっかた結果と言える。 過去年5... -
翠富士の出世街道
翠富士が新入幕を果した。翠富士は小学校の ころから相撲を取ってきた相撲少年である。 といっても体に恵まれていたわけではない。 元幕下の父からスパルタで稽古を積み重ねて きた。高校は飛龍高校に進学し、相撲部に 入部した。高校時代、埼玉栄高校の佐... -
2021年一月場所番付の視点
2021年一月場所の番付が発表された。今回 関脇・小結候補が多かった。これを勝ち越し 1点につき1枚上がる原則に従うと、こう なる。 照ノ富士+10 北勝富士+2大栄翔 +1隆の勝 関脇高安 御嶽海 小結 <北勝富士> 番付は関脇2を... -
2020年大相撲10大ニュース2位・1位
■2位 序二段からの復活!照ノ富士が2回目の優勝 七月場所は千秋楽を迎え優勝争いは4人に しぼられた。 2敗照ノ富士対3敗御嶽海 3敗同士朝乃山対正代 照ノ富士が御嶽海に敗れた場合は巴戦に突入 する。その場合、照ノ富士はひざがもたない のでは。... -
2020年大相撲10大ニュース4位・3位
■4位 朝乃山・正代の大関昇進 3月の時点、幕内で大関を目指せる力士は 朝乃山しかいなかった。11勝-10勝-11勝で 大関が決定した。大関朝乃山の誕生である。 伝達式では「大関の名に恥じぬよう、相撲を 愛し、力士として正義を全うし、一生懸命 努力し... -
琴奨菊の土俵人生4
2011年十一月場所、琴奨菊は新大関の場所を 11勝4敗と好成績を残した。この場所、関脇 稀勢の里は大関をかけていた。場所前まで 10勝5敗、12勝3敗できていた。千秋楽を 迎え、10勝4敗で琴奨菊と対戦することに なった。ところが、これに勝てば大関とい... -
2020年大相撲10大ニュース6位・5位
■6位 感染症のリスクで名古屋・九州場所中止 4月3日、五月場所と七月場所の2週間延期 開催が発表された。5月4日、七月場所が 東京開催に決定した。昭和33年から正式に 始まった名古屋本場所は、歴史的に一番新し い本場所と紹介したメディアがあっ... -
2020年12月幕下のホープ2
引き続き22歳以下、幕下成績勝ち越しの条件 で元関取以外の幕下のホープをみていこう。 栃神山 埼玉県出身 春日野(元栃乃和歌)部屋 最高位幕下18枚目 幕下成績27勝22敗 19歳 中学横綱の実績を持つ。高校は相撲の名門 埼玉栄高校へ進学。高校総体で3... -
2020年大相撲10大ニュース8位・7位
■8位 2度にわたる幕尻優勝 大正15年に協会設定で優勝制度が始まって 以来大関貴景勝の優勝まで467場所が経過 した。そのなかで幕尻優勝はわずか3回しか ない。そのうちの2回が2020年におこった。 最初の幕尻優勝は2012年三月場所の貴闘力で あった。... -
2020年大相撲10大ニュース10位・9位
■10位 大関豪栄道、元大関琴奨菊が引退 一月場所、豪栄道はカド番で迎えた。カド番 は実に9度目であった。この場所は初日から 3連敗と苦しいスタートとなった。常に負け が先行する展開となった。7日目、好調正代 から白星をあげたのは最後の見せ場であ... -
2020年大相撲10大ニュース 前文
今年の重大ニュースは新型コロナウイルスの 影響が特に大きく際立った。また、本場所に おいてもニュースは相次いだ。土俵上だけで なく、土俵外もあった。まったく予期しない ニュースも飛び込んできた。 <スポーツニッポンの記事> そんななか、相撲愛... -
2021年一月場所チケット状況
2021年一月場所のチケットが一般発売されて 約10日が経過した。今回の変更点は 以下である。 1.発売日が予定通り12月5日である 2.特定のコンビニ発売が可能になった(コ ンビニによって取り扱ってない席あり) 3.チケットの半券の裏に名前・電話番... -
琴奨菊の土俵人生3
2008年、琴奨菊は2007年に続き6場所上位に 在位した。関脇3場所、小結1場所であった。 出場停止2場所の朝青龍が一月場所から復帰 した。一月場所は白鵬と朝青龍の両横綱が 千秋楽1敗で激突する相星決戦になった。 白鵬が上手投げで制して6回目の優勝... -
苦悩続く大相撲
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。 東京は595人、大阪は357人と少し前までは 考えられない数字になっている。経済を優先 している限り、数字が減ることはなさそうに みえるが、異論もある。問題はこれが医療 崩壊につながることである。すでに自... -
悲愴感が消えた相撲になる鶴竜
ここにきて鶴竜が日本国籍を取得したとの ニュースが報道された。申請から2年半、 長かったし、長すぎた感があった。この吉報 がないまま一月場所の土俵に上がれば、悲愴 感漂う相撲になるところであった。これが なくなったことは大きい。鶴竜は親方とし... -
2020年12月幕下のホープ1
幕下の相撲が面白い。7番しかないから1勝 の重さが違う。幕下はある程度体ができ、技 も身についてくる。そんな力士が十両を目指 してしのぎを削る。そんななか,納谷改め 王鵬が十両入りを果した。2020年の本場所は 日程を終了した。区切りのいいところ... -
違った意味で悲劇の横綱になりそうな鶴竜
休場続きの鶴竜の様子が報道された。まだ まだ本格的な稽古といかない様子である。 18日から相撲教習所で始まる合同稽古の参加 は未定である。時間はあるようでない。巡業 がないから稽古の機会は積極的に利用した ほうが賢明なのだが、どうなるか。 <鶴... -
優勝からみた2020年
新型コロナウイルスに揺れた2020年。大相撲 も中止場所あり、無観客開催あり、観客制限 場所ありと影響を受けた。昭和33年、年6場 所制がスタートしたが、2011年以来年5場所 となった。その5場所を優勝から振り返って みる。 <1月優勝徳勝龍> これま... -
琴奨菊の土俵人生2
2006年五月場所、琴奨菊は初の上位を9勝 6敗で勝ち越した。ところが翌七月場所は 反動からか、3勝12敗と大敗した。入幕以降 最低の成績であった。番付を下げた九月場所、 10勝5敗で十一月場所は再び上位に番付を 戻してきた。大関白鵬は全休のなか横綱... -
ヤング幕内からの大関昇進は2年後か
幕内の定員は42人である。そのうちヤング といわれる24歳以下はそれほど多いわけでは ない。25歳に広げても同様である。今から 約5年半前の2015年七月場所では悲観的な 材用しかなかった。 当時、横綱の年齢は白鵬30歳、鶴竜30歳、 日馬富士31歳と若くて... -
2020年力士数の変遷
今年2020年、大相撲は新型コロナウイルスに 振りまわされた。三月場所は無観客開催、 五月場所は中止。七月場所・九月場所は2500 人限定観客、十一月場所は5000人限定観客と なった。入場料収入激減の1年であった。 そんななか、人口減少社会、労働人口減... -
照ノ富士2015年の栄光3
照ノ富士は間垣部屋から伊勢ヶ濱部屋に移籍 してから急速に力をつけてきた。三月場所 から豪栄道・琴奨菊を超える実力を身につけ てきた。さらに三月場所は横綱白鵬に勝って、 自信をつけた。 <照ノ富士> その照ノ富士は五月場所、初優勝と大関昇進 を決... -
琴奨菊の土俵人生1
十一月場所、琴奨菊が引退した。2019年五月 場所から6場所連続負け越しが続いた。2020 年七月場所は勝ち越したものの、九月場所は 途中休場後再出場したが最終的に2勝しかでき ず大敗した。十両落ちは決定的であった。元 大関の去就が注目されたが、相撲... -
横綱考
十一月場所、貴景勝が大関で優勝したことで、 一月場所は横綱昇進をかける場所と報じられ た。審判部は連続優勝を条件にしている。 旭富士から日馬富士まではすべて連続優勝で 横綱に昇進した時期があった。横綱の昇進 基準についてはこれまでに述べてきた... -
照ノ富士2015年の栄光2
迎えた2015年五月場所、横綱は白鵬、日馬 富士(同部屋で対戦なし)、鶴竜(全休)、 大関は稀勢の里、琴奨菊、豪栄道であった。 23歳照ノ富士は東関脇であった。 <稽古総見の照ノ富士(前左)> 初日波乱のスタートとなった。先場所優勝の 白鵬、次点の... -
照ノ富士2015年の栄光1
十一月場所では13勝2敗の優勝同点で場所を 盛りあげた照ノ富士。照ノ富士の活躍がなけ れば寂しい場所になりかねなかった。照ノ 富士は大関復帰を目指している。そのため にも十一月場所は貴重な基点となった。序二 段からはいあがってきただけに応援した... -
新大関あれこれ
今年(2020年)は朝乃山、正代と2人の新大 関が誕生した。朝乃山は12勝-10勝-序盤 途中休場と失速気味。正代はいきなり序盤 途中休場でこの後に不安を残した。それは ともかく、2人の新大関誕生は平成24年(20 12年)の稀勢の里、鶴竜以来のことである... -
2020年架空年間三賞
2020年は新型コロナウイルスの影響で大相撲 は1場所中止になった。そのため、5場所で 終了した。年間を通した賞には最優秀力士賞、 新人賞がある。いまはないが、かつて日刊 スポーツは年間三賞を制定していた。殊勲・ 敢闘・技能の年間三賞にふさわし力... -
横綱審議委員会のあり方
横綱審議委員会。その誕生のいきさつはこう だ。昭和25年春場所、羽黒山、東富士、照國 の3横綱総崩れにより序盤戦から休場。こう した事態に世間の批難にさらされた協会は あわてた。 1月20日の役員会で、横綱といえども2場所 連続負け越したら大関に... -
新大関負け越しの翌場所
関脇で優勝して、華々しく大関に昇進した 正代。だが、新大関の場所では5日目から 休場し、一転カド番に追い込まれた。まさに 明から暗となった十一月場所の大関デビュー 戦であった。ケガの原因は高安ともつれた 相撲で土俵に飛び出したときに左足で着地... -
最高位横綱の大関初優勝
十一月場所、大関貴景勝が大関初優勝を成し 遂げた。大関在位8場所目(関脇降格場所を 含まない)の快挙であった。早くも綱取りの 見出しが掲載された新聞があった。あるいは 横綱昇進の条件は連続優勝という審判部の声 が伝わってきている。大関8場所目... -
2020年年間最多勝最終形
十一月場所を終了したことで今年1年間の 成績が確定した。九月場所までは正代と朝乃 山がトップを争っていたが、十一月場所で ともに途中休場で早々と脱落した。このとこ ろ年間最多勝は低レベルであるが、今年も 同様になった。今年の特徴は横綱が、いか... -
2020年十一月場所総評
★優勝争いについて 一人大関貴景勝と大関復帰を目指す照ノ富士 の優勝争いが最高に場所を盛り上げた。やは り実力者が優勝を争ったほうがベストである。 平幕中位以下で勝ちあがっても、星を幕内 中位・下位であげてきているので、たまたま の結果に過ぎな... -
■十一月千秋楽 貴景勝対照ノ富士!決戦2番を斬る
大関と小結が千秋楽結びの一番で優勝を争う ことになろうとは。いったい誰が予想できた だろうか。貴景勝対照ノ富士、前半に顔が 合っていてもおかしくない取組である。それ が今場所の優勝をかけての最後の一番になる とは、運命は誠に不思議な演出をして... -
■十一月14日目 勝ち抜いた貴景勝・照ノ富士が千秋楽激突
2敗同士のサバイバル戦。14日目の最高の 取組は照ノ富士対志摩ノ海戦である。立ち 合い照ノ富士があたり勝った。右ざしねらい。 志摩ノ海まわりこんで左でおっつける。照ノ 富士圧力をかけながら、左まわしをがっちり 取って寄り切った。照ノ富士は志摩ノ... -
■十一月13日目 貴景勝対志摩ノ海!決戦を斬る
13日目、幕内前半に志摩ノ海は登場しない。 幕内後半が始まっても登場しない。そう志摩 ノ海は結びの一番で1敗同士で貴景勝と対戦 する。ここまでの両力士の対戦相手の地位を みていこう。 ・貴景勝 小結-前1-前1-前2-前2-前3-前3 -前4-前... -
■十一月12日目 貴・照・志摩3者のサバイバル戦
1敗志摩ノ海対2敗竜電の対戦が幕内3番目 の取組として組まれた。前日宝富士相手に 強さを発揮した竜電か。相撲に意気込みが みなぎる志摩ノ海か。相撲は次のように展開 した。両者あたって左ざしをねらう竜電、 きらう志摩ノ海の争いとなった。志摩ノ海... -
■十一月11日目 幕内中位以下の平幕優勝はわけあり優勝
幕内2番目の取組に1敗タイで優勝戦線トッ プの志摩ノ海が登場した。対戦相手は入幕 2場所目で6勝4敗の豊昇龍 である。優勝 トップに対抗しうる要素は少ない。したがっ てこの取組にはわくわく感がなかった。もち ろん勝負だからどうころぶかわからな... -
■十一月10日目 優勝戦線5番勝負
優勝戦線6力士で直接の対戦は1敗志摩ノ海 対2敗千代の国戦だけである。この一番は 立ち合いあたりあったが、千代の国引いて 万事休す。向こう正面で土俵を割った。千代 の国は3敗となって後退した。志摩ノ海の あす11日目は優勝戦線の力士ではない。そ... -
■十一月9日目 優勝戦線に波乱続出
元大関の同士の一戦となった照ノ富士対高安 戦は激しい攻防の一番となった。両力士あた ったあと高安右からいなし、照ノ富士大きく 崩れるも持ち直して出る。右四つ高安まわり こんではたく、照ノ富士落ちそうになるのを こらえてもちなおし、再び右四つ。... -
■十一月8日目 仮想貴景勝に敗北した照ノ富士
照ノ富士にとって要注意力士大栄翔との対戦 が8日目実現した。相撲は照ノ富士が左まわし 右引っ張り込みで出て行くがまわしはとれない。 大栄翔まわりこんで反撃。照ノ富士を正面 土俵に押し出した。照ノ富士にとって大栄翔 はある意味仮想貴景勝であった... -
■十一月7日目 場所のメーンイベントは貴景勝対照ノ富士戦
琴奨菊が引退の意向をかためたという。元 大関が十両で取るという珍しさであったが、 いかんせん勝てなくなってきた。1勝5敗 では幕内復帰どころか番付をさらに下げかね ない。36歳、限界でやむを得なかった。元 大関が十両で取るのは美学に反するという...