大相撲

■名古屋8日目 2021年七月場所の行方

2021年7月11日

8日目の日曜白鵬、照ノ富士ともに好取組は
なかった。白鵬の対戦相手は上位初挑戦の
琴恵光。どう見ても白鵬を脅かす要素はない。
相撲は白鵬が終始圧倒した。引退危機説を
よそに予想外のストレートで勝ち越した。

<白鵬圧勝>

照ノ富士は翔猿と対戦した。翔猿は奇襲が
あるわけではない。落ち着いて取ればまず
負ける相手ではない。小競り合いのなか、
気を見てはたき込んだ。8勝で後半に入って
いく。

<照ノ富士寄せつけず>

場所は復活を目指す白鵬と横綱昇進に挑む
照ノ富士の2強の優勝争いになってきた。
白鵬か照ノ富士か。強いのはどちらだ。両
力士に今後ケガがなければという前提である
が。

残りの7日間両力士の予想対戦相手をみて
いこう。

■照ノ富士
隠岐の海、千代大龍、明生、高安、正代、
御嶽海、白鵬

照ノ富士はカモにしている朝乃山戦がないの
が痛い。苦手とするのは高安戦である。ここ
をのり越えられるかがカギになる。正代戦、
先場所は幻に終わった。今場所こそ白黒を
つける時である。御嶽海には挟みつけての
寄りで完勝している。

<照ノ富士>

■白鵬 
千代大龍、隠岐の海、若隆景、御嶽海、高安、
正代、照ノ富士

白鵬は大関としての正代は初めてになる。
といっても正代は不調である。白鵬はここ
まで隆の勝戦のようにスキのない相撲ばかり
ではなかった。1敗もありえるかもしれない。
問題は直接対決となる照ノ富士戦である。
どちらが勝ってもおかしくない。しいていえ
ば2連覇の照ノ富士に勢いがあるような気が
する。したがってやや照ノ富士有利とみたが、
いかがだろうか。

<白鵬>

【名古屋情報】
相撲仲間続々と名古屋入り。2日目まず、
東京から来た熱心な相撲好きの方と話し
込んだ。さらに大阪の相撲仲間が観戦に
来た。二人で写真を撮って、共通の知人に
送信。共通の知人はこのところ相撲現場
から間遠になっている。大阪の相撲仲間は
9日目に再び観戦に来るという。3日目思い
がけない方から声をかけられた。東京場所、
マス席で同席している方である。よく見つ
けられたと感心しきり。7日目、かつて相撲
の会のメンバーだった2人が名古屋入り。
3人で高崎までちゃんこを食べにいったこと
がある。みんな本物の相撲好きである。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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