大相撲

■夏10日目 朝乃山・正代は勝ち越せるのか

2021年5月18日

まず、このテーマ自体が情けない。大関は
本来協会の看板であり、特別待遇を受けて
いる立場である。朝乃山・正代は10勝できる
かが本当のテーマでなくてはならない。しか
し、現状では難しい。大関は常に10勝以上
できなくては務まらない。過去の大関が務ま
っているようにみえるのは、2場所連続負け
越しで関脇に降格という規定によるもので
ある。これだと0勝から7勝の意味は同じで
ある。8勝から11勝も同様である。

10日目、朝乃山は2敗の小結御嶽海と対戦
した。難敵である。立ち合いは御嶽海があた
り勝ちした。だが、朝乃山右四つとなり、
寄って出て西土俵で寄り切った。朝乃山は
6勝4敗となった。朝乃山は勝ち越せるのか、
今後の対戦相手をから読み解いてみた。

<朝乃山、難敵御嶽海を寄り切る>

11日目は隆の勝戦である。
(○○●×○○)隆の勝
ここ6場所は朝乃山が勝っている。それほど
やりにくい相手ではない。ただ、隆の勝も
4勝6敗と勝ち越しが危ういだけに必死で
くる。
(□×××○●)高安
今場所の高安は調子をあげてきている。パワ
ー相撲が、調子がもうひとつの朝乃山に炸裂
する展開になりそうだ。

(×●●●●●)照ノ富士
朝乃山は照ノ富士に対してなすすべがない。
右四つは朝乃山十分だが、照ノ富士は二十分
である。四つ身の型は照ノ富士のほうがいい。
朝乃山の勝ち味は薄い。
’(○○●×○○)正代
正代には分がいい。負けたのは正代が関脇
優勝した場所である。双方勝ち越しを目指す
うえで負けられない。
(○×●××●)貴景勝
ここ6場所意外に対戦していない。今の両
力士の調子から朝乃山が不利である。

朝乃山は2勝3敗で、8勝7敗でなんとか
勝ち越すとみた。しかし、朝乃山に求めて
いるのは勝ち越しではない。

正代は10日目高安と対戦した。高安が右四つ
で相撲を取り、休まず攻めて東土俵に正代を
寄り切った。正代は5勝5敗と追いつめられ
た。かなり深刻な状態である。正代の今後の
対戦相手を検証してみよう。

<正代5敗目>

11日目は阿武咲戦である。
(×××■○○)阿武咲
阿武咲の押しをとめればという条件つきで
正代に分がでてくる。
(●●○×○○)隆の勝
3連勝中である。しかし、4勝6敗の隆の勝
も必死である。わずかの差で正代に分がある
とみた。

(○×○××●)貴景勝
今場所の両者の調子からいって貴景勝に分が
ある。正代は押しを絶えての反撃か、相手を
つかまえるしかない。
(「●●○×●●)朝乃山
どちらも調子がよくないが、朝乃山がやや
有利とみた。
(×○●×●●)照ノ富士
今の照ノ富士の強さ、安定感からいって正代
に勝ち目はほとんどない。

正代は7勝8敗で負け越しの恐れが出てきて
いる。後は正代の気力、闘志で覆すしかない。

照ノ富士は星のあがらない霧馬山を問題なく
退けて全勝。上位では2差で貴景勝が追い
かけるカタチとなった。磐石照ノ富士を倒す
力士は誰か。興味はそちらに移る気配である。

<照ノ富士、霧馬山を退ける>

雨を避けての国技館行きと帰宅でした。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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