MENU

鶴竜の相撲人生3

2012年、三役に定着した関脇鶴竜に新変化
が生まれた。一月場所、白鵬に初めて勝った
のである。これまで白鵬にはなんと20連敗
してきた。相手が横綱といえばそれまでだが、
一方的な成績であった。なお、この場所稀勢
の里が新大関として登場している。

<2012年1月 鶴竜、白鵬に初勝利1>

白鵬からの初勝利は10日目にやってきた。
筆者は突然相撲仲間に誘われ、2階で観戦
していた。またパートナーのI氏が正面マス
席から撮影していた。2つの角度からの写真
を掲載する。この場所鶴竜は10勝5敗で初め
ての殊勲賞を獲得した。

<2012年1月 鶴竜、白鵬に初勝利2>

2012年三月場所、関脇鶴竜は初日から連戦
連勝とこれまでにないスタートをきった。
8日目に大関稀勢の里に敗れたものの、翌
9日目の横綱白鵬戦では再び勝って1敗で
並んだ。白鵬はその後13日目に大関稀勢の里
に敗れ2敗となった。千秋楽を迎え1敗鶴竜、
2敗白鵬で、鶴竜初優勝の機運が高まった。

<2012年3月 鶴竜再び白鵬から勝利>

千秋楽、鶴竜は前頭6枚目11勝3敗の豪栄道
と対戦した。だが、この一番で鶴竜はなんと
負けてしまった。こうなると白鵬は負けない。
白鵬はここまで優勝21回、7連覇、63連勝を
成し遂げていた。絶対的強者であった。優勝
決定戦は白鵬が右四つになり、終始優勢で
鶴竜を圧倒した。22回目の優勝となった。
鶴竜は殊勲・技能のダブル受賞となった。
技能賞は7度目となった。

<2012年3月 優勝決定戦白鵬、鶴竜を撃破>

優勝同点の13勝2敗の成績で鶴竜は大関に
昇進した。琴欧洲、日馬富士、把瑠都、琴奨
菊、稀勢の里に続いての大関で、6大関と
なった。歴史的にも6大関は初であった。
だが、この6大関は長く続かなかいことに
なる。まず、日馬富士が連続全勝優勝で横綱
に昇進した。また、把瑠都が九月場所、十一
月場所連続負け越して大関の座を明け渡した。

2012年鶴竜は大関に昇進したが、大関4場所
の成績はもうひとつであった。37勝23敗。
横綱戦1勝(日馬富士から)4敗、大関戦
7勝9敗、関脇以下29勝10敗であった。鶴竜
は大関に昇進したとたん精彩を欠くように
なった。

<2013年3月 横綱日馬富士に勝利>

それは2013年も続いた。大関6場所の成績は
53勝37敗。1場所平均9勝以下であった。
横綱戦1勝(日馬富士から)11敗、大関戦
3勝11敗、関脇以下49勝15敗であった。この
年大関琴欧洲が大関から降格している。鶴竜
はここでも突然変異をおこすことになった。

(この項目続く)

土曜の夕方のせいか回転寿司がめちゃ混みでした。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

ブログランキング

当サイトはブログランキングに参加しております。記事をよんでいただいたら、以下バナーをクリックいただくと、ランキングに反映されます、1日1クリックよろしくおねがいします
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

目次