三月場所、阿炎が土俵に帰ってきた。阿炎の
最後の土俵は昨年(2020年)の七月場所6日
目の竜電戦であった。七月場所前から七月
場所中にかけて外出禁止のなか複数回にわた
ってキャバクラに通ったあげく、虚偽の報告
をしていた。そのため、3場所に渡って出場
停止となっていた。しかも今度やったら2度
目はないと釘をさされていた。新婚だったが、
相撲部屋で師匠管理下のもとでの生活となっ
た。番付は前頭5枚目から幕下の56枚目まで
下げての土俵復帰であった。
■初日
泉川(上手投げ)阿炎○
■4日目
○阿炎(押し出し)佐々木山
■5日目
○阿炎(押し倒し)阿蘇ノ山
■7日目
○阿炎(すくい投げ)篠原
■9日目
天王山(押し出し)阿炎○
■11日目
徳之武蔵(押し倒し)阿炎○
徳之武蔵は三段目の全勝力士。
■13日目
時栄(引き落とし)阿炎○
時栄は幕下15枚目で勝てば十両入りのところ
だった。
阿炎は、ブランクはあったが、幕下相手では
余裕の相撲で勝ち進んだ。7戦全勝で幕下
優勝し、50万円を獲得した。
五月場所は幕下上位にあがるが、どこまで
やるか・再び注目が集まる。
古本を読みました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。