大相撲

3大関の通信簿

2021年4月3日

三月場所、横綱が皆勤しなかったにも関わら
ず、貴景勝・朝乃山・正代の3大関は存在
価値を示せなかった。大関は協会の看板で
あり、特別待遇を受けている。大関が決定
したときは協会から使者が相撲部屋に赴き、
伝達する儀式があるほどで関脇にはない。
3大関はどれほど大関としての実績を残して
きたのか。改めて検証してみよう。

■大関勝率
貴景勝 75勝44敗31休 0.630
朝乃山 44勝19敗12休 0.698
正代  21勝14敗10休 0.6

<朝 乃 山>

貴景勝は1場所に換算したら9.5勝である。
朝乃山は10.5勝、正代は9勝である。朝乃山
は、大関勝率は一番いい。昭和以降の最高位
大関の最高勝率は高安の0.665であるから、
それより上である。課題は12勝が1度ある
だけで13勝以上の壁を破れないでいること
である。

■10勝以上
貴景勝 10場所中5回
朝乃山 5場所中4回
正代  3場所中1回
朝乃山は休場した場所以外は常に10勝して
いる。ただし、横綱が機能していて大関の頭
をおさえているわけではない、という条件
つきである。15日制の大関三根山以降の最高
位大関で10勝以上は現時点で朝乃山が最高率
である。

<貴景勝>

■大関優勝率
貴景勝 10場所中1回 10%
朝乃山 5場所中0回 0%
正代  3場所中0回 0%
大関優勝は貴景勝が1回あるのみである。
横綱が機能していないなかでは、いささか
お粗末過ぎる。魁皇は大関で4回優勝して
いるが、大関在位は65場所であった。大関
優勝率は6%であった。

■大関休場率
貴景勝 4不戦敗31休 23%
朝乃山 1不戦敗12休 17%
正代  1不戦敗10休 24%
1年に換算すると貴景勝は20日、朝乃山は
15日、正代は21日休場していることになる。
2場所連続負け越しで大関降格の規定に甘え
ているうちはどうしても1場所休場、8勝
したら休場がつきまとう。霧島は7勝8敗の
翌場所ケガで休場して大関の座を明け渡して
いる。昭和以降の最高位大関では清水川・
鏡岩・魁傑は大関休場0である。

<正代>

■大関負け越し率
貴景勝 10場所中5回 50%
朝乃山 5場所中1回 20%
正代  3場所中2回 67%
貴景勝と正代は現時点では大関負け越し率が
高い。最高位大関で負け越し率が低かった
のは琴風である。大関在位22場所中2回で
9%であった。

大関はときには横綱以上の存在価値をしめさ
なければならない。だが、3大関には程遠い
現実がある。いっそうの奮起が望まれる。

ビックカメラにいってきました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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