大相撲

■名古屋2日目 連勝白鵬ぬぐえぬ不安

2021年7月5日

粘力相撲の遠藤は組むとうるさい。白鵬は

組まない戦法に出た。牽制気味の突きはなし

寄せ付けず、揺さぶりをかる。遠藤が体勢背

をくずしたときつかさず上手出し投げで決め

た。問題はこれからである。15日間戦える

肉体なのか。一番一番の積み重ねというわけ

にはいかない。それと白鵬にバネが失われて

いる感じがするのが気になる。

<白鵬、遠藤を退ける>

照ノ富士は成長著しい若隆景と対戦した。若

隆景に中にはいられる体勢をつくられた。その

とき照ノ富士は少し慌てず、左上手を引くと

じわじわと寄り立て寄り切った。力、技を制す、

そんな一番になった。

<盤石照ノ富士>

貴景勝が逸ノ城戦で動けないほどのケガを

した。西土俵下でしば同じ同じ体勢でうず

くまっていた。最後は車椅子に乗って運ばれ

た。これでは今後相撲は取れそうもない。

休場が濃厚である。朝乃山は出場停止。高安

は全休。これに貴景勝が加わっては上位

手薄の名古屋場所になりそうである。それ

を察したわけではあるまいが、愛知県体育

館内はブロックで空席が目立っていた。

<うずくまる貴景勝>

【名古屋情報】

初日、イス席は売り切れだったが、それなり

に空席があった。また使用できない席は互い

違いかと思えばそうでもない。連続ですわれ

ない席があった。また2日目に気がついたが、

東側正面よりにブロックで座れない席が設置

されていた。観客は単純にすべて入って半分

とはいかないようである。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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