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大相撲
力尽きた三段目力士響龍
三月場所13日目、三段目の取組で土俵に頭 から突っ込んで強打し、動けなくなっていた 響龍が急性呼吸不全で死去した。28歳だった。 突然の訃報であった。響龍の一番は間近で 見ていて、動けなくなって大変心配していた。 ただ、呼吸はしているようだった。... -
大相撲
一代年寄隠れ蓑論
鏡里が朝日新聞記者に言質を取られ引退する はめになったことは、「横綱その引退」で 書いてきた。その詳細はこうだ。横綱鏡里と 吉葉山は弱っていた。そうしたなか昭和32年 一月場所、吉葉山は場所中に引退した。鏡里 も取りこぼしが目立っていた。吉葉山... -
大相撲
脆弱な明日のホープ
2020年七月場所、琴勝峰は20歳という若さで 入幕した。20歳で入幕するというのは大変な ことである。しかし、幕内で目立った活躍は なかった。 8勝7敗 10勝5敗 8勝7敗 2勝13敗 1勝6敗8休 5場所の合計は29勝38敗8休、大関戦0勝 4敗である。上... -
大相撲
横綱フル出場なしの場所7
■平成10年代 6回のうちの2回目から 平成14年一月場所、横綱貴乃花は全休、横綱 武蔵丸は途中休場した。大関は魁皇、武双山、 千代大海と新大関の栃東の4人であった。 優勝は千代大海と栃東の間で争われた。千代 大海は関脇で初優勝してから18場所目で... -
大相撲
7勝8敗据え置き盛りだくさんの五月場所番付
五月場所の番付が発表された。照ノ富士が 大関に復帰した。だが負け越した正代より下 の第4の大関に位置した。相変わらず合理性 を欠く番付である。次のケースをご覧いた だきたい。▼は翌場所の番付である。 昭和45年一月場所 大 鵬 全休 横綱 北の富... -
大相撲
優勝した場所の前と後の負け越し6
■千代の山 ・優勝した前場所負け越し9例目 戦後の相撲界は日本の古いものはだめという 風潮のなかで観客はガラガラであった。食料 事情もよくなかった。そんななか千代ノ山 (昭和28年秋場所まではノの字)は期待の ホープだった。昭和20年秋場所では新入... -
大相撲
暗澹!大相撲の行く末
東京都の緊急事態宣言要請を受け、政府は 4月25日から5月11日まで発令した。前回と 異なる点は、イベント開催は原則無観客に なることやデパートの休業要請、酒類の提供 禁止、路上や公園などの飲酒禁止である。 また、20時以降消灯要請などがある。その... -
大相撲
横綱フル出場なしの場所6
■平成初期 7回 のうち4回から 平成4年三月場所、一人横綱北勝海が3日目 から途中休場した。優勝争いは3つ巴となっ た。千秋楽を迎え、大関小錦・霧島が2敗。 小結栃乃和歌が2敗であった。千秋楽小錦と 霧島が相星で対戦するので優勝ラインは13勝 ... -
大相撲
鶴竜の相撲人生6
2017年、鶴竜は6場所中5場所休場した。 詳細は以下である。 5勝6敗4休 10勝5敗 1勝4敗10休 2勝2敗11休 全休 全休 18勝17敗55休、横綱戦2勝0敗、大関戦0勝 2敗、関脇以下16勝15敗であった。言い訳 無用のどん底の1年であった。8月10日には ... -
大相撲
優勝した場所の前と後の負け越し5
■東富士 ・優勝した前場所負け越し7例目 ・優勝した翌場所負け越し14・16例目 ・優勝した前場所・翌場所負け越し4例目 東富士は全勝優勝、連続優勝がないのが物 足りないといわれてきた。それだけではなか った。優勝は6回あるが、そのうち前場所 負け... -
大相撲
一代年寄は偉業から異形の資格へ
約2年間、11回に渡り開催されてきた大相撲 の継承発展を考える有識者会議が、提言書を 相撲協会に提出した。大相撲の継承発展を 考える有識者会議とは、大相撲の国際化や 問題点とともに2019年に設置された諮問機関 である。メンバーは東大名誉教授の山内... -
大相撲
横綱フル出場なしの場所5
■昭和50・60年代 2回 昭和58年五月場所、千代の富士、北の湖の 両横綱が全休した。北の湖は30歳であった。 千代の富士はこの時点で8回優勝していた。 優勝は大関隆の里、大関若島津、関脇北天佑 の間で争われた。12日目、全勝の北天佑が 1敗若島津を退... -
大相撲
鶴竜の相撲人生5
鶴竜は10勝-8勝-9勝-14勝-14勝優勝と 5場所55勝で横綱に昇進した。28歳のときで あった。鶴竜は新横綱の場所を9勝6敗と 躓いた。2014年の横綱4場所の成績は43勝 17敗と低空飛行となった。横綱戦0勝7敗、 大関戦7勝3敗、関脇以下36勝7敗であ... -
大相撲
優勝した場所の前と後の負け越し4
■出羽湊 ・優勝した前場所・翌場所負け越し3例目 出羽湊が優勝したのは昭和14年一月場所で ある。双葉山の69連勝がストップした場所 である。双葉山はこの場所4敗している。 出羽湊は幕尻より1枚上の前頭17枚目。13戦 全勝だが、系統別総あたりにも関わ... -
大相撲
横綱フル出場なしの場所4
■昭和40年代 6回のうち後半 昭和46年10月、横綱玉の海が帰らぬ人となっ て、北の富士は一人横綱になった。一人横綱 2場所目の昭和47年一月場所、北の富士は 不調、7勝6敗から休場した。8日目には 歴史的一番となった関脇貴ノ花戦が行われた。 北の富... -
大相撲
鶴竜の相撲人生4
2014年一月場所、鶴竜は初日隠岐の海に負け ただけで連戦連勝。この場所は横綱日馬富士 が全休で、横綱白鵬は通常なら千秋楽東大関 稀勢の里と対戦するところである。ところが 稀勢の里は負けが込んでいた。事実千秋楽は 休場して不戦敗で8敗目となった。... -
大相撲
花のニッパチ組の麒麟児死去!
麒麟児が3月1日亡くなられていたことが 判明した。多臓器不全のため67歳という若さ であった。麒麟児といえば天覧相撲で組まれ た富士櫻との両者一歩も引かない激しい突き 合いで見る者をわかした。はつらつとした 相撲を取った力士であった。現役当時は... -
大相撲
優勝した場所の前と後の負け越し3
■沖ツ海 ・優勝した前場所負け越し4例目 昭和7年3月場所、沖ツ海は9勝1敗で優勝 した。最初で最後の優勝だった。前場所2勝 6敗で負け越している。当時は東京場所と 地方場所の2場所の合計成績で番付編成を していたので、沖ツ海は小結のままで場所... -
大相撲
横綱フル出場なしの場所3
■昭和20年代 2回 昭和23年秋場所、横綱は3人。羽黒山全休、 照國途中休場、前田山途中休場後再出場だっ た。羽黒山は昭和23年4月の巡業中アキレス 腱を切断した。手術したが、7月に再び断裂 してこの場所は全休2場所目であった。全休 は翌場所まで続... -
大相撲
鶴竜の相撲人生3
2012年、三役に定着した関脇鶴竜に新変化 が生まれた。一月場所、白鵬に初めて勝った のである。これまで白鵬にはなんと20連敗 してきた。相手が横綱といえばそれまでだが、 一方的な成績であった。なお、この場所稀勢 の里が新大関として登場している。 ... -
大相撲
優勝した場所の前と後の負け越し2
前回までをまとめると以下になる。 ・常ノ花は8回の優勝のうち 優勝した前場所・翌場所負け越し1例目 優勝した翌場所負け越し1・5例目 優勝した前場所負け越し2例目 ・大蛇山 優勝した前場所負け越し1例目 ・常陸岩 優勝した翌場所負け越し2例目 ・... -
大相撲
横綱フル出場なしの場所2
引き続き横綱フル出場なしの場所をみて いこう。 ■昭和戦前4回 昭和戦前は4回ある。最初は昭和4年春場所 である。横綱は常ノ花と東西合併で大阪横綱 だった宮城山である。この場所はともに途中 休場であった。優勝は関脇玉錦が初優勝した。 当時は東京... -
大相撲
鶴竜の相撲人生2
鶴竜の転機、それは2009年五月場所であった。 この場所、鶴竜は小結に昇進した。それだけ ではない。9勝6敗で初の小結で勝ち越した のである。3回目の技能賞を獲得した。横綱 戦0勝2敗、大関戦2勝2敗であった。翌 七月場所は関脇になった。しかし、... -
大相撲
優勝した場所の前と後の負け越し1
一月場所優勝した大栄翔は三月場所7勝7敗 で千秋楽を迎えた。幸い勝って勝ち越すこと ができた。負け越していたら優勝力士が翌 場所負け越しの記録をつくるところだった。 といっても過去には優勝した翌場所、前場所 負け越した優勝力士が現実にいる。ど... -
大相撲
横綱フル出場なしの場所1
三月場所、横綱白鵬は途中休場、横綱鶴竜は 休場途中で引退を表明した。これで横綱フル 出場なしは5場所連続になった。一人横綱に なる白鵬はすでに五月場所休場を明言して いる。これで6場所連続横綱フル出場なしに なる。この間の優勝は以下である。 2... -
大相撲
鶴竜の相撲人生1
三月場所11日目休場中の横綱鶴竜が引退した。 休場の途中で引退という珍しいカタチになっ た。横綱が実質地位化した常陸山以降の東京 横綱では初めてである。これまでの常陸山 以降の東京横綱50人の引退のカタチは以下で ある。 全休後引退 12人 好成績後... -
大相撲
阿炎7番勝負
三月場所、阿炎が土俵に帰ってきた。阿炎の 最後の土俵は昨年(2020年)の七月場所6日 目の竜電戦であった。七月場所前から七月 場所中にかけて外出禁止のなか複数回にわた ってキャバクラに通ったあげく、虚偽の報告 をしていた。そのため、3場所に渡っ... -
大相撲
3大関の通信簿
三月場所、横綱が皆勤しなかったにも関わら ず、貴景勝・朝乃山・正代の3大関は存在 価値を示せなかった。大関は協会の看板で あり、特別待遇を受けている。大関が決定 したときは協会から使者が相撲部屋に赴き、 伝達する儀式があるほどで関脇にはない。... -
大相撲
チケット始動と七月場所の行方
五月場所の先行予約が今日4月2日11時から 始まった。先行予約は1次と2次に分けて3 日間ずつ行われる。一般発売は4月10日10時 からである。発売日は予定通りである。コン ビニ発売はない。チケットの引き換えは共に 5月8日と初日前日になる。 三月... -
大相撲
2021年三月場所の記録あれこれ
三月場所は照ノ富士が12勝3敗で単独で優勝 した。15日制が定着したのは昭和24年夏場所 からである。12勝3敗かつ12勝2敗1休での 優勝は39度ある。そのうち単独で優勝した のは21度目である。最初は昭和25年春場所の 大関千代ノ山である。今回の照ノ富士... -
大相撲
照ノ富士最強論
3月31日、番付編成会議および臨時理事会で 照ノ富士の大関復帰が正式に決定した。協会 から高島(元高望山)と浅香山(元魁皇)が 使者として江東区毛利1-7-4(いなし) の伊勢ヶ濱部屋へ向かった。使者を迎えた 照ノ富士は「謹んでお受けしますと」... -
大相撲
横綱その引退
横綱審議委員会で何が話され、発表される のか注目していた。いまや横綱といっても 白鵬一人である。年齢は36歳で現在5場所 連続休場中。五月場所の休場も明言している。 横綱審議委員会は昨年の十一月場所後に引き 続き、注意をうながしたという。これは... -
大相撲
2021年三月場所総評&私製番付
★鶴竜が場所中引退を表明したが あまりにも遅すぎた。ようやく引退したか という印象である。横綱は休場しても地位は 落ちないが、同時に横綱の責任を果たさなけ ればならない立場である。鶴竜に後者は無理 になっていた。横綱の特権だけを利用する ように... -
大相撲
■三月千秋楽 照ノ富士が大関復帰を優勝で飾る
千秋楽は見所の多い日となった。関脇隆の勝、 小結御嶽海・大栄翔が7勝7敗で千秋楽を 迎えたのである。ただし対戦相手は幕内中位 から下位の力士である。隆の勝には栃ノ心、 御嶽海には逸ノ城、大栄翔には明瀬山である。 栃ノ心、逸ノ城、明瀬山も7勝7... -
大相撲
■三月14日目 暗転の高安!強さ爆発照ノ富士!
3敗高安の14日目の平幕の対戦相手は誰に なるかと思ったが、翔猿になった。動き回る だけにいやな相手、取りづらい相手かもしれ ない。だが、一緒に動き回るおろかさは13日 目の若隆景戦で学んだはずだ。がっちり捕ま えてからじっくり寄り立てれば勝利は... -
大相撲
■三月13日目 強者不在のなか優勝ライン下がる
2敗トップの高安は伏兵若隆景と対戦した。 若隆景は8勝4敗と2大関を倒して勝ち越し を決めている。 相撲は、あたり合って突き合い。高安、若隆 景の頭を抑えてのはたき。若隆景こらえて 両者押し合い。若隆景左へまわりこんで体が 離れる。追い込む高... -
大相撲
■三月12日目 勝つべき者が勝って最終盤へ
優勝戦線トップ2敗の高安は北勝富士と対戦 した。 7(●××○●○)7北勝富士 五分の成績である。北勝富士はここまで7勝 4敗と勝ち越し目前である。どちらが先手を 取って攻められるか、勝負のポイントはそこ になる。 相撲は、あたり合って押し上げる北勝... -
大相撲
■三月11日目 鶴竜引退の日、優勝戦線に変化
横綱鶴竜が突如引退した。鶴竜は場所前まだ 気持ちが切れていないので次取りたい、と 語っていた。それが一転しての引退だった。 5場所連続休場。35歳という年齢とともに 誰の目にも限界だった。再起はありえなかった。 <鶴竜> 昨年十一月場所後は横綱... -
大相撲
■三月10日目 2021年三月場所終盤の行方
★優勝は 1敗高安は大関貴景勝戦が山場であった。 両者あたり合って激しい突き合い押し合いに なった。高安が左に回り込んでの突き合いで 貴景勝をやや後退させる。再び突き合い。 探りあいとなって両者動きが止まる。貴景勝 は青房下土俵を背にしていささ... -
大相撲
■三月9日目 高安1敗死守!今後の対戦を読む
先場所優勝の大栄翔が調子をあげてきた。 本来の押し相撲が戻ってきた。9日目の対戦 相手は大関正代であった。相撲は真っ向から あたって一気の押し、のど輪で攻め立てその まま押し出してしまった。8日目の朝乃山と いい、大栄翔の押しが本来の調子にな... -
大相撲
■三月8日目 高安優勝戦線のトップに浮上
東京はあいにく1日中雨だった。両国に着く と風が強く、係の方が、幟が倒れるかもしれ ませんので、離れて歩いてください、と叫ん でいた。観客は13時に入場。三段目の取組が 始まっていた。時間の経過とともに幕下、 十両へと進行していく。すべての取組... -
大相撲
■三月7日目 明暗を分けた三役1敗組
三役1敗組4力士は7日目で明暗を分けた。 まず隆の勝は先場所負けている大栄翔と対戦 した。相撲は、大栄翔の真っ向からの突き 押しに隆の勝はなすべなく、土俵を割った。 着実に力をつけ、スキのない相撲を取って きた隆の勝だが、負けるときはこんなも... -
大相撲
■三月6日目 三役1敗組4者4様
全勝妙義龍が北勝富士に敗れ1敗となった。 もっとも白鵬が休場したため、前頭西4枚目 の妙義龍までが大関との対戦圏内になる。 妙義龍はこれから3大関・2関脇と対戦して いくことになる。明日7日目の対戦相手は 若隆景である。 三役1敗組は4人。最... -
大相撲
■三月5日目 大関弱し!その原因
大関の負けぬ日はなし大相撲。まず正代は 若隆景と対戦した。正代は圧力をかけて若隆 景を土俵に追いこんんで上手を取った。投げ にでもいこうと思ったのか、呼び込む形と なった。若隆景はつけいって一気に東土俵に 正代を寄り切った。正代は自滅相撲で連... -
大相撲
■三月4日目 横綱不在=大関優勝、とは限らない現実
三月場所後、横綱審議委員会が開かれること になった。昨年十一月場所後、白鵬・鶴竜の 両横綱に注意が与えられた。それにもかか わらず、一月場所・三月場所ともに休場し 続けた。カエルの面に何とやらである。気に もせず休場し続ける両横綱、横綱審議委... -
大相撲
■三月3日目 常態化した横綱不在の中3大関1敗
2連勝していた白鵬が突然休場した。右膝蓋 大腿関節軟骨損傷および関節水腫で手術を することになった。手術後はリハリビが必要 なため、五月場所は休場して、七月場所に 進退をかけることになる、という。白鵬は、 これで6場所連続休場が決定した。白鵬... -
大相撲
■三月2日目 上手取れない白鵬が一瞬の小手投げ
2日目の国技館はけっこう空席が目立った。 イス席はいうまでもないが、マス席C、マス 席Bがブロックで空いていた。そういえば 3日目から千秋楽までチケットはまだ購入 できる状況である。 <空席> 相撲はどうだったか。気になるのはやはり 休場あけの... -
大相撲
■三月初日 予想を超えた白鵬の戦法
白鵬が久々に土俵に復帰した。しかし、初日 早々いやな相手と組まれた。先場所の優勝者 であり、押し相撲の大栄翔である。結びの 一番、比較的近くで見る白鵬は肌のはりは 見られず、筋肉は躍動していなく、いかにも 休場明けという印象だった。対する大栄... -
大相撲
鶴竜その横綱記録
鶴竜がまたまた休場を決め込んだ。そもそも 一月場所を全休することは即引退を意味して いた。それに輪をかけて三月場所も休場だと いう。北の富士さんは一月場所全休した鶴竜 に対して、鶴竜は案外したたかかもしれない と書いた。三月場所休場はそれをは... -
大相撲
横綱・大関に挑む10人のサムライ
横綱鶴竜が早々と休場を決め込んだ。鶴竜は まだ気持ちが切れていないので次取りたい、 と語ったという。一月場所に続いて怠慢休場 を続けるのだから、白けるばかりである。 鶴竜には横綱の宿命がわかっていないし、 覚悟は微塵もない。これほど晩節を汚し... -
大相撲
照ノ富士15番勝負2
引き続き大関復帰をかける照ノ富士の15番 勝負をみていこう。 4(××××××)8鶴竜 対戦成績には優勝決定戦が含まれている。 最後の対戦は2017年三月場所、稀勢の里が 新横綱で優勝した場所である。事態は大きく 変わり、4場所連続の休場で追い詰められた ... -
大相撲
関脇・小結全員勝ち越しの場所4
平成12年三月場所。横綱陣は、曙が12勝、 貴乃花・武蔵丸が11勝、若乃花が場所中引退 した。大関陣は、出島が11勝、千代大海が 8勝、貴ノ浪は7勝と負け越した。優勝は 幕尻の貴闘力であった。3横綱3大関がフル 出場のなか、5人の関脇・小結が全員勝ち... -
大相撲
照ノ富士15番勝負1
三月場所は照ノ富士が大関復帰をかける場所 になる。ここまで13勝-11勝とハイレベルな 成績をあげてきただけに、絶好のチャンスで ある。そこで、照ノ富士と戦う対戦相手との 戦いを分析してみることにした。 4(××××××)9白鵬 実現すれば2017年五月場... -
大相撲
関脇・小結全員勝ち越しの場所3
平成に入って関脇・小結全員が最初に勝ち 越したのは平成元年十一月場所であった。 この場所横綱陣は、千代の富士が13勝、北勝 海が11勝、大乃国は全休であった。大関陣は、 小錦が14勝で初優勝した。旭富士が8勝、 北天佑が5勝で負け越していた。そうし... -
大相撲
あるのか!大関の優勝
両横綱の休場が続いている。そんなときこそ 大関は優勝のチャンスと思いがちだが、印象 は薄い。ここ3年1場所、つまり平成30年 以降、全横綱の休場が9場所あった。その うち大関が優勝したのは令和2年十一月場所 の貴景勝だけである。大正15年優勝制度... -
大相撲
関脇・小結全員勝ち越しの場所2
昭和40年代2回目の関脇・小結全員勝ち越し は、昭和44年三月場所であった。この場所は 横綱大鵬の連勝記録が誤審でストップする というとんでもない場所であった。ショック の大鵬は途中休場。横綱柏戸は9勝。晩年で あった。大関陣は琴櫻が13勝で2回目... -
大相撲
マイナスポイントが目立つ両横綱
ここ3場所横綱の土俵入りは見られなかった。 2横綱の休場が続いたからである。三月場所、 鶴竜が出場の意向を固めた。だがファンの間 では最後まで取れるかというと、かなり懐疑 的である。そのため、早い段階で、生で見て おこうという動きがある。鶴竜... -
大相撲
関脇・小結全員勝ち越しの場所1
一月場所は関脇・小結全員が勝ち越した。 4人の成績と大関戦は以下である。高齢横綱 は休場が続いている場所であった。大関陣は、 貴景勝が負け越し。正代・朝乃山は11勝4敗 であった。優勝は前頭筆頭の大栄翔で関脇・ 小結はそろって負けている。 東関... -
大相撲
平幕上位優勝の翌場所の地位2
昭和51年九月場所、大関から降格して5場所 目になる魁傑が前頭西4枚目で優勝した。 横綱輪島12勝(同部屋のため対戦なし)、 横綱北の湖10勝、大関陣は貴ノ花10勝、旭國 10勝、三重ノ海9勝であった。魁傑は2回目 の優勝であった。 関脇は麒麟児、若三... -
大相撲
平幕上位優勝の翌場所の地位1
きたる三月場所の番付は以下となった。 前頭筆頭で優勝した大栄翔は小結2と1枚 上がっただけだった。これは歴史的に見て どうなのか。つまり平幕上位で優勝した力士 の翌場所の地位はと比較して妥当なのか。 改めて検証してみることにした。 <大栄翔> ... -
大相撲
2021年三月場所番付の視点
番付は関脇以下を編成するものである。関脇 小結が全員勝ち越しのなか、西前頭筆頭13勝 2敗で優勝した大栄翔は小結2と渋ちんアッ プで終わった。成績を重視するなら西関脇 でもおかしくはない。その場合西関脇2に 8勝7敗の隆の勝となる。大栄翔が隆の... -
大相撲
昭和・平成の横綱ベスト15 下
11位羽黒山 12位玉の海 二人に続くのはやはり輪島である。輪島は 2年連続学生横綱を引き下げ、大相撲界に 入ってきた。評価は必ずしも高くなかった。 胸が薄く、頭をつける、下手の技など相撲が 小さかった。ところが輪島は幕下付け出しで 2場所連続全勝... -
大相撲
昭和・平成の横綱ベスト15 上
以前昭和・平成の横綱ベスト10を選出した。 その基準は以下であった。 1.時代を築いた横綱 2.相撲に対する真剣度 3.実績 そして選んだ横綱は次である。 1位 双葉山 2位 白鵬 3位 大鵬 4位 貴乃花 5位 玉錦 6位... -
大相撲
土佐豊の土俵歴
時津風が交代した。元時津海の時津風は協会 の新型コロナ対策のガイドライである外出 禁止に2度違反した。退職勧告の処分によっ て協会を退職した。新しく時津風となった のが元土佐豊である。親方になって5年経っ ていた。新時津風となった元土佐豊は自... -
大相撲
立浪(元緑嶋)が育てた弟子たち4
戦後、占領軍によって旧両国国技館が接収 された。当初、雨よけのないオンボロ化した 旧領国国技館で開催されたが、昭和22年から 大相撲は開催地を別に設置していかねばなら なかった。双葉山の陰に隠れた最大の力士は 羽黒山であった。昭和20年秋場所から... -
大相撲
白鵬最後の横綱好記録
金田投手の最後の大記録は400勝であった。 現代は投手のローテーションから1シーズン 20勝するのさえ難しい。だから通算200勝 するのでさえ簡単ではない。金田投手の通算 400勝は不滅の記録になっている。400勝は 20勝を20年間続けなければ達成できない。... -
大相撲
地に落ちた時津風部屋
元時津海の処分が22日、日本相撲協会臨時 理事会で決定した。2番目に重い退職勧告と なった。すでに本人から退職届けが出されて おり、受理した。退職にあたり退職金30%減 が、あわせて発表された。処分となった要因 は外出禁止をうたった相撲協会の新型... -
大相撲
立浪(元緑嶋)が育てた弟子たち3
昭和15年春場所羽黒山が大関に昇進した。 さらに昭和17年春場所横綱に上がった。立浪 は一代で2人の横綱を育てた。それも横綱中 の大横綱双葉山と強豪横綱羽黒山の2横綱で ある。さらに昭和18年春場所名寄岩が大関に 昇進した。双葉山、羽黒山、名寄岩は... -
大相撲
横綱の4場所以上連続休場後
20日から合同稽古が始まった。通常は新型 コロナウイルスのため、部屋稽古が中心と なるが、関取が少ない部屋では十分な稽古が しにくい環境である。もっとも初代若乃花は 部屋の若い者を三番稽古で何人も相手にし、 強くなった方だった。こうして鍛えた若... -
大相撲
立浪(元緑嶋)が育てた弟子たち2
春秋園事件で力士大量離脱のため十両から 繰上げで入幕した力士が旭川と双葉山の立浪 勢であった。旭川26歳、双葉山は20歳と若か った。昭和7年の春場所は1カ月遅れで2月 に開催された。東西制ではなく、系統別総 あたりに変わった。昭和10年春場所双葉... -
大相撲
立浪(元緑嶋)が育てた弟子たち1
弟子を育てることは、自分が強くなること とはまったく別物である。そこには弟子を 発掘する、育てるといった指導者の面及び 部屋経営者としての手腕が求められる。弟子 の光は七光りという。強い弟子を育てること は部屋の繁栄、協会内の地位につながる。... -
大相撲
貴景勝綱取り失敗!その後を予想
昨年(2020年)十一月場所大関で優勝した 貴景勝の一月場所の成績はさんざんだった。 2勝しかできず、10日目から休場してしまっ た。さんざんだったのは成績だけではない。 相撲は押しの威力が通用せず、もたもたして いるうちに負けるケースが多くなって... -
大相撲
現代年寄株事情
十両東13枚目の勢が一月場所千秋楽休場した。 この不戦敗によって6勝9敗になり幕下落ち が濃厚となった。勢は34歳であり、その去就 が注目された。勢は春日山の年寄株を持って おり、無給の幕下より有給の親方を選んでも 不思議はなかった。しかし、勢は... -
大相撲
2021年三月場所チケット情報
大相撲三月場所のチケット発売が発表された。 予定は2月7日であったが、非常事態宣言中 であり、開催地が大阪から東京国技館になっ たことしか触れていなかった。5000人上限で 販売されることになった。 ■販売方法 チケット大相撲(サイト) チケットぴ... -
大相撲
新しき実力者隆の勝を検証
隆の勝は2018年九月場所入幕した。新入幕の 場所は8勝7敗と勝ち越したものの、翌場所 の十一月場所4勝11敗と大敗して十両落ち した。なお、貴景勝が小結で優勝したのが 2018年の十一月場所であった。このとき隆の 勝は優勝パレードで旗手を務めている。... -
大相撲
2021年2月幕下以下の四股名あれこれ2
大阪の相撲仲間にこんな問題を出されたこと があった。「相山」はなんと読む。あいやま でしょう。あいやまは家族が応援にきていた のを2度ほど見ていたし、あいやま以外何が あるのかなと思っていた。そうすると「そう ざんと間違える人もいるから」とい... -
大相撲
2021年2月幕下以下の四股名あれこれ1
2021年一月場所の番付では幕下以下の力士は 595人いる。本名力士もいるが、幕下以下は 四股名が花盛りである。部屋特有の字をつけ た四股名から幕内には見られない感覚の四股 名があふれている。 【難読四股名】 幕内には天空海と書いてあくあと読む力士が... -
大相撲
連続優勝なしの記録2
4回目は昭和33年十一月場所から昭和35年 五月場所までの10場所である。その前、この 後は横綱若乃花が連続優勝している。 大関 朝汐 横綱 若乃花 横綱 栃錦 横綱 若乃花 横綱 栃錦 横綱 若乃花 大関 若羽黒 横綱 栃錦 横綱 若乃花 前4 若三杉 <栃錦のブ... -
大相撲
連続優勝なしの記録1
一月場所、大栄翔が初優勝した。これで一月 場所は2016年一月場所の琴奨菊から6年連続 初優勝となった。琴奨菊、稀勢の里、栃ノ心、 玉鷲、徳勝龍、大栄翔と続いたことになる。 実はもう一つ記録継続中のものがある。それ は連続優勝なし記録が15場所中に... -
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現代モンゴル力士情勢
ハワイからモンゴルへ。外国人力士でもモン ゴル勢が大相撲で一大勢力を築いてきた。 2015年七月場所は以下3横綱1大関1関脇を はじめ、平幕7人、十両3人、計15人である。 ・横綱 白鵬 日馬富士 鶴竜 ・大関 照ノ富士 ・関脇 逸ノ城 ・平幕 旭秀鵬 玉... -
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遠い通常開催の見通し
1月28日の理事会で三月場所は大阪ではなく、 東京開催と決まった。大阪開催をあらゆる 角度から検討していると報じられた割には あっさり決まった印象である。もう少し議論 をして結論が先送りされるのかと思っていた が、そういうことはなかった。 <両国... -
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現実化する横綱不在時代
横綱白鵬・鶴竜のダブル休場が4場所続いて いる。白鵬は48連続休場中、鶴竜は59連続 休場中である。鶴竜は目下8場所優勝から 遠ざかっている。それだけではない。両横綱 とも35歳である。年6場所制以降誕生した 横綱では35歳まで取った横綱は千代の富士... -
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年寄制度あれこれ
現在幕内の定員は42名、十両は28名である。 あわせて70名である。これは2003年十一月 場所限りの公傷制度廃止に伴って北の湖理事 長のとき、幕内を2名、十両 を2名増加して 現在に至っている。ところが、年寄は105人 以内である。関取70人よりはるかに多... -
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大関の復帰2
■魁傑 花籠(元大ノ海)部屋 188センチ、128キロ 得意手は突っ張り 左四つ寄り クリーン魁傑といわれた 魁傑は日大を中退して昭和41年に花籠(元 大ノ海)部屋へ入門した。大学では柔道部で、 段位は3段だった。輪島より入門が約2年 4カ月早い。だが、... -
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大関の復帰1
一月場所、照ノ富士は11勝4敗の好成績を あげた。昨年の十一月場所の13勝2敗の優勝 同点に続いての2ケタ勝利である。これで 三月場所は大関をかけての戦いになる。照ノ 富士が大関にいたのは2015年七月場所から 2017年九月場所までの14場所であった。大... -
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連続写真で見る翠富士の技能
翠富士が新入幕を果した一月場所でいかん なく技能を発揮した。171センチ、114キロ の小兵で技はさえまくった。そのなかから 3番を連続写真で展開してみた。 3日目、豊昇龍戦 豊昇龍は投げ、足技がある曲者で油断はでき ない相手である。 長い勝負となっ... -
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鶴竜をめぐる横綱休場記録
一月場所鶴竜はまたも休場を繰り返した。 今までは日本国籍が取得できず、気の毒な 面があった。だが、昨年の12月日本国籍を 取得できた以上、休場をいたずらに繰り返す ことは許されなかった。横綱の特権の乱用 との見方が出ていた。休場は即引退であった... -
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大栄翔実力評価の変遷
一月場所優勝した大栄翔が稽古を再開した。 向っていく気持ちと、挑戦していく気持ちで 相撲に取組んでいくという。いまや大栄翔の 名は全国区となった。大栄翔の実力はどの ように変わっていったのか。改めて調べて みた。 大栄翔が新入幕を果したのは201... -
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時津風の系統2
立浪部屋と時津風部屋は袂を分かつことに なったが、破門ではなかった。系統別総あた りでは立浪の力士と時津風の力士の対戦は なかった。鏡里・大内山と安念山・北ノ洋の 対戦はなかった。 <元双葉山の時津風> 元双葉山の時津風は横綱鏡里、大関大内... -
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時津風の系統1
時津風(元時津海)親方が一月場所中雀荘、 歓楽街に何度も外出したとして問題になって いる。コロナ禍のなか不要不急の外出や人 との接触を禁じた相撲協会感染予防に反する ことになった。しかも九月場所前ゴルフ旅行、 居酒屋会食で委員から平年寄に2階... -
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小兵の技能派横綱栃ノ海が死去
技能派横綱栃ノ海が1月29日誤嚥性肺炎で 亡くなられた。82歳であった。横綱で80歳 以上の寿命は稲妻、初代梅ヶ谷、鏡里、初代 若乃花と5人しかいない。本名花田茂広、 青森県出身。花田と青森ということで初代 若乃花の親類関係か、と思われた。両親が ... -
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大関優勝の時代はくるか
2横綱の休場が続く中、一月場所優勝した のは元関脇の大栄翔であった。昨年(2020年) は5場所中4場所2横綱が休場するなか、 大関の優勝は十一月場所の貴景勝だけであっ た。それも大関優勝は2017年の大関稀勢の里 以来であった。大関は協会の看板であ... -
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優勝大栄翔の相撲内容を検証2
引き続き大栄翔の相撲内容を検証していこう。 採点は5段階で、細かく評価するため0.5を 加点減点することにした。採点基準は勝敗で はなく、大栄翔がどれくらい自分の力を発揮 したかにおいた。 ■8日目 輝 大栄翔、あたって突き押し。だが、輝が逆襲 の... -
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2021年三月場所の行方
協会のホームページトップには <協会ホームページ> が表示されている。メディアのなかには大阪 で開催すると報じたところがあった。かと いってチケット販売日・販売法方など詳細は なにも記されていない。そこへスポーツニッ ポンが「春場所も東京」の... -
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優勝大栄翔の相撲内容を検証1
一月場所、大栄翔は13勝2敗の成績で堂々と 優勝し、埼玉県朝霞市民を熱くした。一月 場所平幕上位の大栄翔はどのような相撲を 取ったのか。改めて一番一番を検証してみる ことにした。 採点は5段階で、細かく評価するため0.5を 加点減点することにした。... -
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2021年一月場所総評
★多数の休場者がでたが 協会発表によると以下である。 ・幕内 全休7人、途中休場1人 ・十両 全休9人、途中休場2人 ・幕下以下 初日から休場81人 途中休場19人 途中出場7人 新型コロナウイルス陽性者は少数だが、濃厚 接触者として部屋単位で休場にな... -
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■一月千秋楽 大栄翔13勝2敗で初優勝
昨日から降った雨はやむことなく、降り続い ていた。迎えた雨の千秋楽。やはり千秋楽は 特別な日である。進行がいつもより早い。 協会ご挨拶がある。各段の優勝決定戦がある。 各段の表彰がある。そしてこれより三役が ある。幕内優勝力士の表彰がある。 ... -
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■一月14日目 照ノ富士執念の正代戦勝利
優勝を賭けた2番 2敗大栄翔の平幕8番勝負、7番手は玉鷲 である。玉鷲は5勝8敗と負け越してはいる が、要注意の相手である。ただ上位に定着 していた頃のパワーはやや失われている。 大栄翔あたって突き起こし、果敢に攻めて 追い込む。ここで大栄翔... -
大相撲
■一月13日目紙一重の勝利!つきまくる正代相撲再び
13日目は通常各段の優勝争いが行われる。 今場所は休場力士が多いだけに幕下は2人の 6戦全勝が出るかわからなかった。三段目の 全勝者を破ったことで幕下に6戦全勝力士が 2人でることになった。一人は濱豊。もう 一人は将豊竜である。将豊竜は弓取りで... -
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■一月12日目 対照ノ富士戦工夫なき朝乃山が4連敗
2敗の大栄翔の平幕8番勝負、5番手は明生 である。7枚目でここまで8勝3敗と好成績 をあげている。左四つ寄りの相撲。きびきび した取り口で時には速攻を見せる。大栄翔に とって油断はできない相手である。 <大栄翔、明生に辛勝1> 相撲は大栄翔が...