大相撲

■22春7日目 高安の上位戦のタイミングを誤るな

場所が始まった当初関取休場は皆無だった。
それがこの日千代の国が休場してたちまち
3人となってしまった。結びの一番が正代
ではなぜかすっきりしない。

1敗御嶽海は先場所不覚を取った阿武咲と
対戦した。阿武咲は果敢の攻めて出たが、
御嶽海はまわり込み気味に引き落とした。
御嶽海は落着いていた。あわてずとっさの
判断で勝利を導いた。先場所負けたもう一人
の北勝富士は対戦圏外である。

<阿武咲に先場所のリベンジを果たした御嶽海>

1敗若隆景は押し相撲の大栄翔戦であった。
大栄翔押していくしかない。それを若隆景が
巧みに突き落として大栄翔のバランスをくず
したところを攻め込んだ。最後は送り吊り
落としで決めた。

<大栄翔を送り吊り落としで決めた若隆景>

若隆景は今場所一の成長株である。速攻と
うまさの相撲はさえまくっている。なお、
若隆景の1敗は霧馬山である。

その霧馬山は御嶽海にも黒星をつけている。
星のあがらない正代・隆の勝以外、三役戦
は済んでいる。展開によっては面白い存在に
なるかもしれない。

前頭7枚目高安は北勝富士を退けて一人全勝
である。当然すべて平幕戦である。問題は
いつ上位と対戦させるかにある。13日目では
遅すぎるのは誰の目にも明らかである。勝ち
越したらすぐにでも上位と対戦させるべきで
ある。

<全勝高安>

信頼されない審判部の取組編成をここいらで
返上すべきである。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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