豊昇龍は横綱7場所で金星15個、大の里は横綱5場所で11個を配給している(いずれも2026年3月場所終了時点)。おじの朝青龍は同じ横綱7場所目までで8個、輪島は横綱5場所目までで2個だった。いまの両横綱は1場所あたり2個以上を平幕に許している計算になる。
※金星は平幕が横綱を破ったときの勝ち星。上の15個・11個は本文のとおり田口が集計した2026年3月場所終了時点の数字で、朝青龍・輪島と横綱在位場所数をそろえて比べるためにこの時点で止めてある。その後の2026年5月場所・7月場所・9月場所を加えた通算は、豊昇龍が横綱10場所目までで17個(9月場所は全休)、大の里が横綱8場所目までで14個。内訳は下の「名古屋場所を終えての通算」「秋場所を終えての通算」にある。
三月場所が終了した。横綱豊昇龍は11勝4敗、大の里は4敗11休に
終わった。豊昇龍は金星(平幕が横綱に勝った星)2個を配給した。
藤ノ川と大栄翔に敗れた。同じく大の里も若隆景、藤ノ川によって
金星2個を許している。金星は力士褒賞金として4万円今後ずっと
加算になる。
豊昇龍は横綱7場所目になるが、金星配給は15個に及んでいる。1
場所2個以上になる。阿炎には2場所連続で金星を与えている。大
栄翔も2場所連続で継続中である。若元春には通算2個配給してい
る。

おじの朝青龍と横綱7場所までを比較してみよう。金星配給は8個
である。旭鷲山に2個提供している。横綱7場所目で4回優勝して
いる。この時期連続全勝優勝を達成している。
大の里は横綱5場所目を迎えた。金星配給数は11個に及んでいる。
1場所平均2個以上である。伯桜鵬=伯乃富士には3個提供してい
る。義ノ富士には2個与えている。

同じ学生出身の輪島の横綱5場所目と比較してみる。輪島は4場所
目までは皆無である。輪島は2個の金星配給であった。この中には
将来苦戦する高見山が含まれている。また、27連勝している。
豊昇龍と大の里はいささか金星配給が多すぎる。今後の重要課題で
ある。
横綱別の金星配給数 一覧(2026年3月場所終了時点)
上の本文で挙げた4人を、同じ横綱在位場所数でそろえて並べたのが下の表である。豊昇龍と朝青龍は横綱7場所目まで、大の里と輪島は横綱5場所目までの数字で比べている。
| 横綱 | 対象期間 | 金星配給数 | 1場所あたり | 主な配給相手 |
|---|---|---|---|---|
| 豊昇龍 | 横綱1〜7場所目(2026年3月場所終了時点) | 15個 | 2.1個 | 阿炎に2場所連続/大栄翔に2場所連続で継続中/若元春に通算2個 |
| 大の里 | 横綱1〜5場所目(2026年3月場所終了時点) | 11個 | 2.2個 | 伯桜鵬=伯乃富士に3個/義ノ富士に2個 |
| 朝青龍 | 横綱1〜7場所目 | 8個 | 1.1個 | 旭鷲山に2個 |
| 輪島 | 横綱1〜5場所目 | 2個 | 0.4個 | 高見山を含む。横綱4場所目までは配給ゼロ |
2026年3月場所で両横綱が許した金星
| 横綱 | 3月場所の成績 | 金星を許した相手 | 配給数 |
|---|---|---|---|
| 豊昇龍 | 11勝4敗 | 藤ノ川、大栄翔 | 2個 |
| 大の里 | 4敗11休 | 若隆景、藤ノ川 | 2個 |
名古屋場所を終えての通算(2026年7月場所終了時点)
名古屋場所(2026年7月12〜26日)で両横綱が配給した金星は計4個だった。大の里は2日目に藤ノ川、4日目に豪ノ山、豊昇龍は3日目に藤ノ川、6日目に伯乃富士に敗れている。藤ノ川は2日目・3日目と連日で両横綱を破った。7日目以降に両者が敗れた相手は義ノ富士(小結)・安青錦(関脇)・熱海富士(関脇)・琴櫻(大関)・霧島(大関)で、平幕への黒星はここで止まっている。
これで通算は、豊昇龍が横綱9場所目までで17個、大の里が横綱7場所目までで13個になった。田口は2026年七月場所総評(2026年7月28日)で、豊昇龍の平幕戦を46勝17敗・金星配給率27%、大の里を33勝13敗・同30%と記録している。横綱が平幕に許した黒星がそのまま金星なので、3月場所終了時点の15個・11個に名古屋の2個ずつを足した数と一致する。
秋場所を終えての通算(2026年9月場所終了時点)
秋場所(2026年9月13〜27日)で両横綱が配給した金星は1個だった。豊昇龍は全休で、0勝0敗15休。1番も取っていない。大の里は4日目に東前頭二枚目の高安に敗れ、この1個を配給した。ほかの黒星は13日目の霧島(大関)と14日目の琴櫻(大関)で、平幕に敗れたのは高安戦だけ。大の里は12勝3敗で幕内優勝している。
これで通算は、豊昇龍が横綱10場所目までで17個、大の里が横綱8場所目までで14個になった。勝敗と相手は日本相撲協会公式の力士プロフィール(大の里の令和八年九月場所の星取表)、相手の番付は協会の星取表(令和八年九月場所)による。4日目の一番は田口の秋場所4日目の記事(2026年9月16日)に書かれている。
次にこの数字が動くのは九州場所である。初日は2026年11月8日、千秋楽は22日。日程と見どころは九州場所2026 完全ガイドにまとめている。
▶ 金星とは何か、成立の条件、褒賞金(持ち給金)への加算、歴代の金星ランキングまでは大相撲の金星ランキング|歴代最多と褒賞金への加算にまとめた。
| 日 | 金星を配給した横綱 | 金星をあげた平幕 |
|---|---|---|
| 2日目 | 大の里 | 藤ノ川 |
| 3日目 | 豊昇龍 | 藤ノ川 |
| 4日目 | 大の里 | 豪ノ山 |
| 6日目 | 豊昇龍 | 伯乃富士 |
金星配給数についてよくある質問
豊昇龍の金星配給数は何個ですか?
2026年9月場所終了時点の通算で17個です(横綱10場所目まで。9月場所は全休)。朝青龍・輪島と比べるために止めてある2026年3月場所終了時点では横綱1〜7場所目で15個で、1場所あたり2個を超えるペースでした。阿炎と大栄翔にはそれぞれ2場所連続で金星を許していました。
大の里の金星配給数は何個ですか?
2026年9月場所終了時点の通算で14個です(横綱8場所目まで)。9月場所は4日目に高安に1個を配給しました。2026年3月場所終了時点では横綱1〜5場所目で11個で、伯桜鵬(現・伯乃富士)に3個、義ノ富士に2個を配給していました。
朝青龍や輪島と比べるとどうですか?
おじの朝青龍は横綱7場所目までで8個、同じ学生出身の輪島は横綱5場所目までで2個でした。同じ在位場所数でそろえると、いまの両横綱の配給ペースは倍前後になります。
金星をもらうと何がどれだけ増えますか?
力士褒賞金(持ち給金)の支給標準額が上がり、1場所あたり4万円が加算されます。加算は引退まで続きます。仕組みの詳細は大相撲の金星とはにまとめました。
▶ 昭和の横綱がどれだけ配給していたかは横綱の金星配給率 一覧にまとめた。玉錦から輪島まで23人を、平幕戦の敗率でそろえて並べてある。
大の里の横綱在位と星取表は第75代横綱 大の里とはにまとめた。
豊昇龍の横綱10場所の星取表は第74代横綱 豊昇龍とはにある。