大相撲

■22春8日目 明暗を分けた上位クラス

8日目を終えて上位の明暗がはっきりして
きた。優勝争いの1敗組御嶽海・若隆景は明
である。大関御嶽海は小結豊昇龍をまったく
問題にしなかった。新大関優勝はまれだが、
ひょっとするとあるかもしれない。

<豊昇龍を寄せ付けず1敗を守った御嶽海>

2敗組もまだチャンスはある。貴景勝・阿炎
である。貴景勝はぐんぐん調子をあげてきた。
8日目、阿武咲を押し合いのなかから突き
落とした。

<阿武咲に勝って6勝とした貴景勝>

暗はカド番大関正代である。8日目は霧馬山
に勝ったとはいえ、3勝5敗では勝ち越しの
見込みがたたない。9日目は豊昇龍戦である。
今後の対戦相手は貴景勝、御嶽海、若隆景、
阿炎、遠藤が予想される。

<気合いがちがった正代!霧馬山に勝利>

暗組の隆の勝・宇良・明生が1勝7敗となか
なか勝てない。隆の勝・宇良の1勝は正代
からである。明生の1勝は隆の勝からである。
暗組同士の対戦での白星である。

幕内中位で全勝の高安は今日は入幕2場所目
の若元春を退けた。高安はいつ上位明組と
対戦するのか。13日目では遅すぎる。明日
9日目は碧山戦である。勝敗は別にしてわく
わく感のない取組である。

<高安、難なく全勝>

さらに幕内中位で1敗で琴ノ若が浮上して
きた。こちらも勝ち越せば上位戦が組まれる
可能性は出てくる。上位の明組は止め役で
ある。この点貴景勝はあてにならない過去が
あるだけに、ほかの力士に期待したい。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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