大相撲

2022年五月場所番付の視点

2022年4月25日

五月場所の番付が発表された。御嶽海が初め
て大関のトップに位置した。

関脇・小結は若隆景、阿炎、豊昇龍の3力士
が勝ち越したため、空き枠が1つしかなかっ
た。だが、高安、逸ノ城、霧馬山、琴ノ若、
大栄翔と候補者は目白押しである。結局東
前頭筆頭で8勝した大栄翔が小結になった。
東西の筆頭に高安、逸ノ城、東西の2枚目に
霧馬山、琴ノ若となった。

<再小結大栄翔>

今回空白地帯は小規模で前頭西4枚目であっ
た。そこに東小結4勝11敗の隆の勝がおさま
った。西前頭15枚目栃ノ心が9勝6敗で西9
枚目まで番付をあげた。錦木も9勝6敗で
5枚半あげ西10枚目とした。

<栃ノ心>

先場所西3枚目で1勝14敗の明生は西13枚目
まで番付を10枚下げた。また幕内下位の7勝
8敗豊山は現状維持となった。新入幕はいな
く、王鵬、東龍、翠富士が再入幕となった。
東龍は4度目の入幕である。過去3度はいず
れも負け越している。今度こそ勝ち越せるか。

<東龍>

十両は半数の14人が元幕内である。50%と
数字は減少したが、その反面十両が長い力士
が増えてきている。
水戸龍 27場所目
東白龍 9場所目
錦富士 新十両から11場所目
魁勝  新十両から16場所目
武将山 9場所目
千代嵐 新十両から64場所目
美ノ海 新十両から23場所目
新十両は苦労人栃丸である。照ノ富士と同期
である。

<新十両栃丸>

幕下上位に西川、北青鵬、狼雅、先場所の
幕下優勝金峰山が上がってきた。彼らの十両
をめぐる熱い戦いが始まる。朝乃山は幕下46
枚目になった。また、五月場所から三段目は
10枚減って90枚になった。

風薫る五月場所、また熱戦が始まろうと
している。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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