大相撲

数字でみる新大関

2022年3月3日

新大関御嶽海の稽古ぶりが伝えられた。場所
後まもなく新型 コロナウイルスに感染して
心配したが、回復したようである。ただ、
稽古不足は否めない。あと10日でどこまで
戻せる のか。本人はどうにかさせると言っ
ているが。

<御嶽海>

これまで新大関はどのような成績を残して
きたのだろうか。国技館が開設した明治42年
夏場所以降に誕生した新大関の成績を調査
してみた。大関でいえば2代目西ノ海から
正代までである。大関の総数は104人に及ん
だ。

104人の新大関の成績は857勝428敗153休1対戦
相手休である。引き分け、預かりは0.5勝0.5敗
とさせていただいた。大正15年の優勝制度
以前は対戦相手が休場すると自分も休み扱い
になった。新大関の勝率は0.667となった。
1場所10勝である。

新大関の優勝は6力士である。
双葉山
千代ノ山
若羽黒
清國
栃東
白鵬
白鵬以降新大関優勝力士はでていない。なお、
栃木山が新大関の場所で幕内最高の成績を
残している。これは時事新報社が幕内最高                                                                                                                  成績力士の額を国技館に掲げる制度であった。
栃木山を加えても新大関優勝率はわずか7%
であった。かなり難しいといえる。

<新大関場所と翌場所も優勝した
千代ノ山のブロマイド>

なお、優勝はできなかったが、好成績を残し
た新大関は次である。

大錦 8勝2敗
玉錦 9勝2敗
安藝ノ海12勝3敗
照國 12勝3敗
初代若ノ花13勝2敗
柏戸   12勝3敗
佐田の山13勝2敗
北勝海 12勝3敗
貴ノ浪 12勝3敗
朝乃山 12勝3敗

<新大関で好成績の若ノ花のブロマイド>

新大関の場所、負け越した大関は多い。21人
に及んでいる。20%だから5人に1人は負け
越していることになる。12勝-12勝-13勝と
抜群の成績で大関に昇進したのが豊山である。
その豊山は新大関の場所は7勝7敗で千秋楽
を迎えた。対戦相手は優勝争いトップの横綱
大鵬である。この一番で豊山は大鵬の前に
玉砕して負け越しが決定した。栃ノ心、貴景
勝、正代と最近の新大関は負け越しが多い。

<豊山>

横綱に昇進した大関は48人に及んだ。大阪
横綱の宮城山は東京で新大関として登場して
いないので数には入れていない。横綱昇進率
は46%となった。粗製乱造の時期があった
ことも手伝って横綱昇進率は高い。

御嶽海は好成績を残せるのか。あるいはつま
ずくことがあるのか。久々の大阪場所は近づ
いている。

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興味深いテーマをこれからもお届けします。

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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