大相撲

■22夏8日目 強者なき力士群

結びの一番、2敗照ノ富士の対戦相手は圧力
相撲の隆の勝。目下照ノ富士が6連勝中。
ところが相撲は隆の勝が突きおこして出ると
向こう正面土俵で照ノ富士は足を踏み出し
ながらの突き落とし。まったく意味がない。
あっさり負けて5勝3敗となった。

<照ノ富士を突きおこす隆の勝>

これが横綱の8日目での成績か。こんな調子
だと離れてとる相撲には負け続ける恐れが
ある。逆に相手力士は照ノ富士と対戦する
ときは「離れて戦え」が鉄則になる。照ノ
富士は横綱としての強さが急速に失われて
いる。

8日目を終えて上位の2敗は玉鷲と隆の勝の
2人になった。玉鷲の2敗は貴景勝と隆の勝。
隆の勝の2敗は阿炎と阿武咲である。玉鷲は
今後の対戦相手は正代、豊昇龍、大栄翔、
高安、霧馬山、琴ノ若、北勝富士、遠藤など
である。隆の勝の今後の対戦相手は御嶽海、
若隆景、豊昇龍、高安、霧馬山、北勝富士、
遠藤などである。これを共に無傷で走ること
は考えにくい。

<もろ差しで照ノ富士を攻める隆の勝>

中日までに6勝2敗が最高成績かつ横綱・
大関がまったくからんでいないのは乱戦・
混戦を意味している。昭和47年1月から7月
の4場所は誰が優勝するかまったく予想が
つかなかった。そのころと重なる。あのとき
も一人横綱北の富士がくずれたことが原因
だった。

<照ノ富士、土俵を割る>

今の状態はどんぐりの背比べというより強者
不在の優勝争いである。五月場所は思いも
よらぬ乱戦・混戦の展開模様になっていき
そうである。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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