横綱・大関陣でかろうじて優勝圏内にいる
力士は、照ノ富士一人である。その照ノ富士
も3敗とこれ以上負けられないところまで
追い詰められている。この日は豊昇龍との
3敗対戦であった。だが、相撲は右四つ。
これでは調子がもうひとつとはいえ、照ノ
富士の相撲である。寄って出て寄り倒した。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/05/220517十日目幕内-990-e1652789703523.jpg)
問題は大関陣である。御嶽海は比較的取り
やすい翔猿との対戦であった。落ち着いて
取れば番狂わせの可能性は低い。相撲は、
御嶽海がどんどん前に出て右差し。なおも
出て正面土俵すくい投げで決めた。これで
5勝5敗である。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/05/220517十日目幕内-907-e1652789722696.jpg)
だが、貴景勝は北勝富士に引いて墓穴を掘っ
た。こうなっては相撲にならない。弱さ負け
である。今場所は貴景勝の押しが通じた相撲
はわずかしかない。押しの威力が弱い貴景勝
では相撲にならない。5勝5敗で終盤を迎え
る。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/05/220517十日目幕内-766-e1652789739686.jpg)
正代は論外である。若隆景の厳しい相撲に
向こう正面においこまれ、一時はしのいだが、
最後土俵を割った。正代は関脇以下のかっ
こうの餌食になっているように映る。関脇
以下は自信をもって正代と対戦している。
正代は3勝7敗と負け越し寸前である。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/05/220517十日目幕内-818.jpg)
これで3大関はトータル13勝17敗だからひど
すぎる。
看板に偽りあり
大関とは名ばかり
大関の実力なき大関陣
番付大関、実力関脇
終盤突入前に優勝圏内大関はいない。大関
総崩れが大相撲をつまらなくしている元凶で
ある。