3人の横綱・大関に新たに御嶽海が加わった。
まずは休場がないことを願わずにはいられ
ない。上位に休場がなければ、横綱・大関の
対戦圏内は4枚目の遠藤までである。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/03/サムライA.jpg)
12人のサムライで、ここ1年上位でフルに
横綱・大関と対戦した力士は4人いる。まず、
新関脇の若隆景である。ここ1年では横綱に
勝てない。ここ3場所では大関に勝っていな
い。それでいて5場所勝ち越している。これ
は12人のなかでは最も多い。横綱・大関に
勝てないここ3場所の関脇以下の成績が以下
である。
9勝3敗
8勝4敗
9勝3敗
関脇以下に着実に星を残している。横綱・
大関に勝てるようになると2ケタ勝利がみえ
てくる。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/03/210326十三日目幕内-885-e1646881642657.jpg)
次は隆の勝である。隆の勝は同部屋の貴景勝
と対戦しない。それでいて横綱・大関戦は
よくない。関脇・小結クラスの実力はあるの
だが、何か物足りない。勝ち越しと負け越し
を繰り返している。三月場所は違った隆の勝
がみたい。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/03/201108初日幕内-908.jpg)
3人目は大栄翔である。押し相撲だけに型に
はまれば横綱・大関を攻略できる。横綱照ノ
富士に勝ち、また負けたとはいえ、かなり
追い込んでいる。ただ、押し相撲はリズムに
のれないと難しい。初優勝後のここ1年では
44勝46敗ともうひとつである。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/03/210920九日目幕内-1140-e1646881690331.jpg)
4人目は明生である。4場所連続関脇・小結
を維持したが、三月場所は3枚目まで番付を
下げた。横綱照ノ富士に2度勝っている。
大関戦も五分に近い。先場所(一月場所)は
横綱・大関にすべて勝ちながら5勝10敗と
大敗している。このあたりに課題がみえて
くる。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/03/220110二日目幕内-1006-e1646881715936.jpg)
面白い存在が阿炎である。幕内下位・中位で
12勝する力があることは証明された。いよ
いよ上位での本番である。ここでどういう
相撲を取るのか。どういう成績を残すのか。
阿炎の実力がはかれる場所になる。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/03/210912初日十両-416-e1646881734224.jpg)
三月場所はいよいよ迫っている。
明日11日どすこい研があります。
興味深いテーマをこれからもお届けします。