大相撲

令和新入幕事情

令和に入って17場所が経過した。令和3年、
新入幕が2人で極端に少なかったとこれまで
書いてきた。だが令和そのものが、新入幕
力士が少ないのであった。令和17場所で新入
幕が13人である。その内訳は2人が2場所、
1人が9場所、0人が6場所である。

<豊昇龍>

令和の新入幕傾向として、新十両から新入幕
までに要した場所が結構長いのである。比較
的短いのが琴勝峰で3場所。豊昇龍、翠富士、
荒篤山が4場所である。三月場所優勝した
若隆景は新十両から9場所かかって入幕した。
兄の若元春は16場所かかっている。

<若隆景>

朝青龍、白鵬は新十両から2場所、遠藤は
1場所で入幕している。こうした例は令和
にはない。今の十両をみても見当たらない。
図抜けた力士が不在ということになる。

17人の新入幕力士で幕内に定着している力士
は若隆景、琴ノ若、翔猿、豊昇龍しかいない。
炎鵬、翠富士は十両である。もっとも翠富士
は五月場所再入幕が予想されている。琴勝峰
はようやく十両から戻ってきた。天空海、
一山本、王鵬、荒篤山はまだ幕内に定着と
まではいかない。若元春はこれからである。
なお、貴源治は解雇になっている。

<北の若>

五月場所の幕内予想番付では新入幕は生まれ
そうもない。五月場所の十両予想番付では
13人が未入幕である。北の若、先場所負け
越したが、熱海富士の入幕を期待したいとこ
ろである。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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