幕下で思わぬ拍手がおこった。ウクライナ
出身の獅司が登場したからである。ロシアの
一方的なウクライナへの侵略で町は破壊され
てきた。相撲は対戦相手の濱豊に攻め込まれ
たが、投げで逆転した。
幕内で波乱が起きるとしたら、結びの照ノ
富士対大栄翔でないかと思っていた。新横綱
の場所で負け、その後も追い込まれながらの、
耐え忍んで逆転してきた。照ノ富士の意識に
嫌な相手と植え付けられても不思議ではない。
相撲はまたも離れた展開になった。最初照ノ
富士が前に出るも、大栄翔が逆襲するとあっ
さり後退して土俵を割った。照ノ富士が横綱
になってから大栄翔戦は以下である。
9日目
2日目
初日
2日目
序盤戦に対戦する傾向がでてきている。
照ノ富士序盤戦の鬼門、それが大栄翔戦で
ある。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/03/0L7A6016照ノ富士-1-585x1024.jpg)
貴景勝対逸ノ場戦は意外な展開となった。
立った瞬間逸ノ城が両まわしをがっちりつか
んだのである。貴景勝のこんな姿想像でき
なかった。なすすべない貴景勝。勝負は立ち
合いでついた。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/03/0L7A5917貴景勝-1-745x1024.jpg)
目を見張ったのが若隆景の速攻である。阿武
咲は何もできなかった。スピードで相撲を
取った力士が、柏戸と北の富士である。相撲
が変わって強くなった力士が琴櫻と千代の
富士である。若隆景が速攻を身につければ
面白い存在になる。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/03/0L7A5722若隆景の速攻-1-1024x1012.jpg)
カド番正代は連敗と苦しいスタートになった。
相手の攻めを受けすぎている。これでは勝て
ない。阿炎は玉鷲相手に自分の相撲を取り
切った。
それにしてもあれほど安定した照ノ富士が
先場所に続いて崩れることがあるのか。再入
幕以降は
優勝
-
優勝同点
-
優勝
優勝
14勝次点
優勝
優勝
-
と順調に来ていた。今場所くずれるのか踏み
とどまるかで今後の照ノ富士が決まる。