大相撲

次の大関は誰

次の大関は誰か。御嶽海が大関に昇進して、
なるべき者はなってしまったという感じで
ある。それに御嶽海と関脇以下の力士とは
差がある状態だ。

それでは将来の大関候補として誰がピック
アップされるのか。大関へのステップは
関脇・小結定着から始まる。2021年三月
場所から今年の三月場所まで4場所関脇・
小結に在位したのが以下である。

隆の勝 関関平平平関小
明生  平平小関関小平
高安  小関関小平平平

<2020年9月隆の勝(前)対御嶽海>

明生は4場所連続関脇・小結に在位したが、
一月場所5勝10敗と大敗して明け渡している。
高安は関脇・小結を離れて久しい。3力士の
上位でのここ1年(昨年三月場所から今年の
一月場所)の成績は次になる。

隆の勝 46勝44敗
明生  46勝44敗
高安  38勝32敗20休

<2021年9月明生(前)、横綱照ノ富士に勝利>

これでは大関になりそうな気配は薄い。

面白い存在は阿炎である。幕内復帰の場所で
大関貴景勝に勝ち、復帰2場所の先場所は
横綱照ノ富士に勝利した。幕内下位で12勝、
中位で12勝と大活躍した。以前小結に4場所
連続在位したことがあるが、あの当時より
強さは増加している。三月場所は久々の上位
である。ここで勝ち越すようなら期待は高ま
る。

<阿炎>

若隆景は小結1場所、関脇1場所だが、ここ
1年の成績は50勝40敗と明生・隆の勝より上
である。とにかく今は関脇・小結に定着する
ことである。おっつけ、ねばり、バネと強く
なる要素はある。

<2021年3月若隆景(前)、貴景勝に勝利>

三月場所、新小結になる豊昇龍は面白い存在
である。何より22歳という若さと未来がある。
入幕してしばらくは軽量に泣いた時期があっ
た。今は力強さがでてきた。足技や投げも
ある。前みつを取って、前に出る力がさらに
つくと技も生きてくる。

<2021年7月豊昇龍、大関正代に快勝>

結論は、つぶさに検討すると22歳の豊昇龍が
有力である。阿炎の大関は三月場所の相撲
内容次第という条件付きである。

風が冷たいです。             。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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