朝乃山が出場停止のため、横綱・大関との
対戦圏内は前頭4枚目の千代大龍までという
ことは最初からわかっていた。その千代大龍
は7日目までに横綱・大関戦は一番もない。
4日目までに横綱・大関戦を終了したのが
大栄翔と隆の勝である。途中休場した前頭
筆頭の遠藤も貴景勝以外の横綱・大関戦は
3日目までに済んでいる。
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そうかと思えば4日目までに横綱・大関戦が
なかった力士が関脇を別にすれば北勝富士、
翔猿、琴恵光である。どうも横綱・大関との
取組は極端から極端に組まれ過ぎる。こんな
にバランスが悪くていいのだろうか。
なお、横綱・大関リーグ戦はわずか3番しか
ない。横綱・大関の関脇戦は後半に組まれ
そうだ。
白鵬が突進してくる北勝富士をとっさにはた
き込んだ。人によっては危なく見えたかも
しれない。腰はくずれずにはたいている。
内容はともかく動きはいい。動けている。
ただ、あしらう相撲だけではいつか破綻が
くる。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/07/0L7A0716-1024x918.jpg)
上位初挑戦の琴恵光が正代に挑んだ。しかし、
実力差はいかんともしがたく、土俵を割っ
た。初上位は試練という。しかし、それは
次の挑戦で勝てる要素がある場合に限る。
千代大龍にしても負けが込んでくると横綱・
大関戦は組まれるかわからなくなる。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/07/0L7A0595-1024x1000.jpg)
【名古屋情報】
七月場所のチケットは5月22日から発売
された。そのなかに電子チケットが初めて
登場した。電子チケットはチケットサイト
Boo-Woo会員登録されたスマホに
表示される。チケットを申し込んだ本人しか
使えない。別の方が大相撲観戦に行く場合、
申し込んだ本人のスマホをもっていく必要が
ある。人にスマホを渡すというのは家族でも
簡単ではない。当日急に行けなくなっても
電子チケットの場合、どうしようもない。
電子チケットはよくよく注意して申し込む
ことである。