denkouriki

■秋10日目 1敗で追走高安、稀勢勝ち越し

2018/9/18    

1敗同士、久々に好調の豪栄道、高安が激突 した。10日目の対戦は早すぎると見る方も おられるだろうが、下記の予想取組表を見て いただきたい。数字は○日目で15は千秋楽で ある。豪栄道の13日目から千秋 ...

no image

■秋9日目 目を見張った白鵬と稀勢の里

2018/9/17    

優勝をねらう全勝白鵬と大関をねらう2敗 御嶽海が激突した。先場所優勝した御嶽海 だが横綱戦はなかった。それだけに白鵬戦は 試金石になる。立ち合い白鵬は素早く左上手、 いい位置を引いて出た。御嶽海左へま ...

■秋8日目 平成30年九月場所の行方

2018/9/16    ,

稀勢の里の8日目の対戦相手は玉鷲である。 玉鷲は全敗だが、すべて関脇以上の敗戦で ある。あなどれない相手である。稀勢の里は 玉鷲の真っ向からの離れての攻めに完敗した。 玉鷲は四つにくることはないのだか ...

no image

■秋7日目 攻め手がなかった稀勢の里

2018/9/15  

敗戦から一夜明けた7日目。稀勢の里の心境 に変化はあるのか。連敗となるとそうとう 窮地に追い込まれる。そんなマイナー思考 ではなく、気持ちを切り替え、今日の一番に 全力を尽くす心意気であればいいのだが ...

no image

■秋6日目 稀勢の里の真価が問われるのはこれからだ

2018/9/14  

場所前稀勢の里対千代大龍戦についてこう 記した。パワー相撲の千代大龍が立ち合い から一気に出ると一つ間違うと危ない。稀勢 の里は千代大龍に立ち合い負けしないことで ある。実際の稀勢の里対千代大龍戦は次 ...

no image

■秋5日目 注目の三番を斬る

2018/9/13    

●8場所連続休場あけ稀勢の里対曲者正代 正代戦の注意点はもろ差しを許さないことで ある。大鵬は両腕を交差してもろ差になった が、稀勢の里の左と正代の右の差し手争いで ある。稀勢の里はこの争いを制して右 ...

no image

■秋4日目 会心の相撲が遠い稀勢の里

2018/9/12  

稀勢の里の対戦相手は11勝と負けなしの魁聖 である。ただし、対戦成績は、今の稀勢の里 にとって遠い過去の数字にすぎない。魁聖は 幕内ナンバー2の体重の持ち主で巨体である。 得意は右四つである。だが、そ ...

■秋3日目 耐えて勝つ稀勢の里

2018/9/12  

場所前稀勢の里対豊山戦をこう分析した。 初顔となる豊山は四つになっても体力負け しない。七月場所千秋楽の御嶽海戦でみせた 動きや執拗な攻めもある。体力負けしない 力士はほかにもいるが、若さをぶつける相 ...

■秋2日目 稀勢の里の変身

2018/9/10    

今場所最大の注目力士稀勢の里は、2日目を 迎えてますます注目度をあげている。それは 対戦相手がパワー相撲でありながらねばりも あり、土俵際も気が抜けず、1勝2敗の対戦 成績の貴景勝であるからだ。稀勢の ...

■秋初日 予想を超えた稀勢の里の相撲

2018/9/9  

今日はいやおうなしに稀勢の里の一挙一動に 注目が集まる。久々に見る稀勢の里の横綱の土俵入り。ややテンポが早く、どっしり感がもうひとつに感じた。しかし、観客が本当に見たいのは勝負のゆくえである。 観客が ...

H30年九月 横綱・大関に挑む10人のサムライ

2018/9/8    

明日から九月場所が始まる。鶴竜対貴景勝、 白鵬対玉鷲、稀勢の里対勢が組まれた。稀勢 の里は若手で突き押しの破壊力抜群の相手 ではななかった。だが2日目は貴景勝という 難しい相手になる。 稀勢の里は8場 ...

九月場所展望

2018/9/7    , ,

明後日から九月場所が始まる。猛暑の七月 場所からみるといくぶん過ごしやすい季節に なってきた。それだけに、力士は思う存分 力を発揮しやすい環境になってきたといえる。 九月場所の展望というと通常優勝争い ...

飛躍できるか期待の若手

2018/9/6    

大鵬が登場したときは将来の大関・横綱を 予感させるモノ感じさせてくれた。大鵬は 短期間で優勝、大関、横綱へと駆け上がり、 大横綱へと突き進んだ。 北の富士・玉の海のときは貴ノ花、大受が 現われた。さら ...

稀勢の里の運命

2018/9/5    

8場所連続休場の稀勢の里が土俵に帰って きそうである。総見で横綱・大関相手に4勝 4敗ということだが、稽古は必ずしも勝つ ことを目的としてするものではない。当然 奇襲や立ち合いからの変化はない。相手に ...

鶴竜の未達成優勝

2018/9/4  

昨年鶴竜は18勝17敗55休、皆勤1場所という さんざんな成績だった。優勝が初めてなかっ た年でもあった。4場所連続休場で進退が 問われた。それを11勝4敗でのりきった。 するとその後13勝優勝、14 ...

栃ノ心優勝のカギ

2018/9/3    ,

七月場所、快調に白星を重ねていた栃ノ心が、 6日目思わぬ負傷で休場に追い込まれた。 スタートの場所につまずくのはなんともいや な感じである。新大関から一転カド番に陥っ てしまう。新大関の休場は15日制 ...

白鵬を取り巻く記録・問題

2018/9/2    

第一人者である白鵬が浮上できないでいる。 この1年間は30勝9敗51休である。6場所中 4場所が休場である。ここへきて以前より 休場が多くなってきた傾向がみえる。優勝は 現在4場所ない。平成27年七月 ...

御嶽海の15日間を推測する2

2018/9/1  

九月場所、御嶽海と対戦が予想される関脇 以下の力士をみていこう。意外かもしれ ないが多くの力士が五分の対戦を残して いる。 ◆要注意 魁聖 1勝4敗 九月場所対戦が予想される関脇以下で負け 越している ...

御嶽海の15日間を推測する1

2018/8/31    ,

九月場所は御嶽海の大関取りの場所になる。 七月場所、初優勝したが、今度は周囲の御嶽 海を見る目が違ってくる。御嶽海の15日間を 対戦相手別に推測する。 ◆強敵 白鵬 2勝6敗 1勝は不戦勝だから実質1 ...

幕下以下の元幕内力士

2018/8/30    

最高位小結の常幸龍が十両に復帰した。幕下 に落ちたのが平成28年七月場所であった。 そこから13場所かかって、十両東14枚目に 戻した。東幕下5枚目で4勝3敗の成績は かなりラッキーである。幕下東筆頭 ...

隆の勝の出世街道

2018/8/29  

千賀ノ浦(元隆三杉)部屋の隆の勝が、入門 9年目でついに新入幕を果たした。千賀ノ浦 部屋への入門は15歳のときである。師匠は 元舛田山である。前相撲は平成22年の三月 場所である。同期に輝がいる。四股 ...

大相撲幕内体重番付

2018/8/28    

平成30年九月場所の番付を基に大相撲幕内 体重番付を作成してみた。重量級大相撲と いわれて久しいが、数字で見るとどうなるか。 27日に力士の身体検査があったようだが、 数字はそれ以前のモノを採択してい ...

番付の矛盾

2018/8/27    

九月場所の新番付が発表された。関脇は優勝 した御嶽海が東にまわり、8勝の逸ノ城が 西にまわった。これは合理的な編成で賞賛 したい(予想は逆が多かった)。ちなみに七月場所では御嶽海対逸ノ城戦は実現してい ...

関脇以下の優勝力士キラー10最終回

2018/8/26  

関脇以下の優勝力士キラーのテーマはついに 現代まできた。それだけに記憶に新しいので はないだろうか。四股名も現役が多い。例外 は大砂嵐で、不祥事のためすでに引退して いる。照ノ冨士、豊ノ島は幕下に陥落 ...

関脇以下の優勝力士キラー9

2018/8/25    

平成13年から平成25年までの優勝力士キラー をみていこう。ただし、横綱・大関と対戦の ない平幕優勝力士及び横綱・大関と部分対戦 の平幕優勝力士に勝った力士は、対象外と させていただいた。 この時期は ...

稽古は直前の本場所を目指すモノではない

2018/8/23  

夏の巡業で稀勢の里がどういう稽古をして いるかの情報が入ってくる。現在8場所連続 休場という不名誉な記録をしているだけに、 注目がいくのはしかたがない。しかし、いか にも夏の巡業は九月場所を目指した稽 ...

日々すべて相撲

2018/8/22  

残暑厳しい中、寝苦しい日があるが、力士は どのように寝ているだろうか。元栃木山の 春日野は「寝るときは海老のようになって 寝ろ。大の字になって寝たら承知しないぞ」 と弟子に戒めていた。夏は暑いからとい ...

今の井筒部屋は本家井筒部屋の分家

2018/8/20  

井筒部屋といえば横綱鶴竜をかかえる部屋で ある。師匠は元逆鉾で、父の鶴ヶ嶺から部屋 を引き継いで今日に至っている。横綱を擁 する部屋としてはいささか弟子の数が寂しい 状態である。井筒部屋というと名門の ...

相撲部屋の未来

2018/8/19    

満員御礼が続く大相撲。チケットが入手困難 で寝込む方、立ち直れない方まで出るほどで ある。過熱を通り越した異常事態である。 人気は最高だが、そうはいかない面がある。 新弟子である。七月場所は新弟子がゼ ...

関脇以下の優勝力士キラー8

2018/8/17  

平成初期その後から平成12年までの優勝力士 キラーをみていこう。ただし、横綱・大関と 対戦のない平幕優勝力士及び横綱・大関と 部分対戦の平幕優勝力士に勝った力士は、 対象外とさせていただいた。 この時 ...

知られざる十両優勝

2018/8/16    

七月場所千秋楽、十両で貴ノ岩対隆の勝の 優勝決定戦がおこなわれた。貴ノ岩が勝利し、 平成25年一月場所以来2回目の十両優勝と なった。5年半ぶりの十両優勝であった。 優勝賞金200万円とともに貴ノ岩は ...

体重からみた旧両国国技館の英雄

2018/8/15  

現在は160キロ以上の重量級全盛の時代で ある。小兵というと116キロの石浦、115キロ の照強があげられる。それではひと昔前は どうだったのか。旧両国国技館時代をみて いこう。旧両国国技館は明治42 ...

問われる!稀勢の里8場所連続休場後の成績

2018/8/13    

横綱という地位をひとくくりにはできない。 ピンとキリには随分差がある。横綱中の横綱、 大横綱といういい方はあるが、別に定義が あるわけではない。しかし、時代を築いた 横綱となるとイメージは固まってくる ...

関脇以下の優勝力士キラー7

2018/8/11  

昭和最後から平成初期の優勝力士キラーを みていこう。ただし、横綱・大関と対戦の ない平幕優勝力士及び横綱・大関と部分対戦 の平幕優勝力士に勝った力士は、対象外と させていただいた。この時期は千代の富士 ...

59年前の大関昇降基準アンケート

2018/8/10  

九月場所、御嶽海の大関取りが見所になる。 最近は3場所33勝以上が大関の目安とされて いるが、これは相撲協会が公式に打ち出して いる見解ではない。つまり大関昇進には、 はっきりとした基準はないわけであ ...

横綱・大関の途中出場

2018/8/8    

七月場所4日目、白鵬が休場した。そのとき 大相撲中継で「再出場はまだようすをみて、 おそらく…どうでしょうか」とアナウンサー が向こう正面で白鵬の師匠である宮城野(元 竹葉山)に尋ねた。「ちょっとまだ ...

引退相撲思いつくまま

2018/8/6    

日馬富士の引退相撲のチケットが8月初めに 届いた。正式には「第70代横綱日馬富士引退 断髪披露大相撲」という。日馬富士が引退 相撲を9月30日におこなうという情報は、 五月場所開始早々耳に入ってきてい ...

関脇優勝その翌場所4

2018/8/5  

取口を変えて急激に強くなったのが、千代の 富士である。それまで投げが中心だった。 そのため、よく肩を脱臼した。8回も脱臼 すれば、あきらめの境地になっても不思議 ではない。しかし、千代の富士は鍛えぬき ...

平成30年九月場所チケット事情

2018/8/4    

九月場所の前売りが始まった。七月場所の 平日分チケットはけっこう長期に渡って販売 され続けたが、九月場所はそうはいかなかっ た。コンビニでは最初から回線がつながら ないありさまだった、という。特に土日 ...

希善龍の苦悩

2018/8/3  

七月場所、栄光は御嶽海に初めて輝いた。 その一方でまたも達成できなかった勝ち越し に苦しむ十両力士がいた。希善龍である。 成績は6勝9敗だった。希善龍はこれまで 9場所十両に在位しながら、1度も勝ち越 ...

関脇優勝その翌場所3

2018/8/1  

 大鵬から年6場所制である。比較的現代の 制度に近づいてきている。大鵬は入幕した年 に関脇優勝している。驚異の新人であった。 成績も11勝-12勝-13勝優勝だから文句なし の大関昇進であっ ...

4場所経過した平成30年年間最多勝レース

2018/7/31    

鶴竜と栃ノ心がハイレベルで争っていた年間 最多勝が、両力士が途中休場したことによっ て、にわかにあやしくなってきた。4場所が 経過した年間最多勝レースはどのように変化 したか。4場所までの経過をまとめ ...

関脇優勝その翌場所2

2018/7/30  

東西合併後年4場所だった大相撲は、昭和 8年から年2場所制に戻っている。この時期 関脇で優勝した力士は翌場所皆大関に昇進 している。 男女ノ川の関脇優勝は実は2回目の優勝で ある。男女ノ川は昭和7年に ...

御嶽海、15日間の戦いを採点する

2018/7/29    

七月場所、横綱・新大関があいついで休場 するなか、御嶽海はまさかの快進撃で前半を 全勝で折り返した。常にトップに立ち続け、 最後まで譲ることなく突っ走り、14日目に 優勝を決めた。 立ち合いからの当た ...

関脇優勝その翌場所1

2018/7/28  

七月場所関脇御嶽海の優勝の余韻を残す場所 後である。いつの時代も初優勝はどこか感動 的である。御嶽海は関脇で優勝しながら、 大関は来場所かけることになる。三月場所 7勝8敗、五月場所9勝6敗では無理か ...

続旧貴乃花一門は呼称なしのその他に分類

2018/7/27  

決まり手係だった親方がかつてこう言った ことがある。「マスコミの決まり手が正式な 決まり手になるのではありません。協会が 決定した決まり手が正式な記録になるのです」 これは報道されたことは必ずしも日本 ...

初優勝御嶽海、栄光のグラフ

2018/7/26  

3横綱・新大関が休場するなか、御嶽海が 堂々たる相撲で昭和55年一月場所の三重ノ海 以来の優勝を出羽海部屋にもたらした。 関脇の優勝は平成27年五月場所の照ノ富士 以来で、25人目である。朝汐が2度関 ...

平成30年七月場所総評

2018/7/25    ,

★七月場所の相撲人気について 七月場所は珍しく、発売日即日完売になら なかった。土日祝日13日目は完売だが、平日 は、けっこう最後まで残った。もっとも発売 日即完売は、ダフ行為が要因の面はある。 高値 ...

■名古屋千秋楽 御嶽海大関昇進のハードル

2018/7/24  

千秋楽、御嶽海の対戦相手は逸ノ城ではなく、 3敗の豊山であった。逸ノ城ではなく豊山 との対戦は吉とでるか凶とでるか。ところが これが予想に反して大熱戦となった。それも 離れての攻防が多く、最後は正面で ...

■名古屋14日目 大相撲にほしい将来の大物

2018/7/24    

御嶽海が栃煌山をくだし、堂々たる初優勝を 達成した。御嶽海は大関陣が崩れるなか、 よく踏みとどまってくれた。御嶽海がいな ければ乱戦・混戦になって、場所は収拾が つかなかくなるところだった。 <御嶽海 ...

■名古屋13日目 大関の失墜

2018/7/24    

「大関に勝たなくては」と優勝に大関戦の 勝利にこだわっていた御嶽海だが、この日 豪栄道を寄せつけず、圧倒的な勝利となった。 後続は3敗のため、御嶽海が優勝を逃すケー スは、このあと連敗し、優勝決定戦で ...

■名古屋12日目 御嶽海対高安戦を斬る

2018/7/23  

全勝御嶽海の優勝は濃厚である。そうなると 誰が御嶽海を倒すかに注目がいくことになる。 御嶽海の12日目の対戦は4敗の大関高安で ある。高安はどうも調子に乗り切れない傾向 がある。 相撲はこう展開した。 ...

■名古屋11日目 高安の限界

2018/7/23  

高安がまさかの相手に負けた。対戦相手は 眠れる巨像逸ノ城である。今場所の逸ノ城は ピリっとしない。破壊力がない。抵抗なく 負けている。ここ数場所、逸ノ城の強さが 復活してきた、と思わせたが、今場所は元 ...

■名古屋10日目 強者の激突なき優勝争い

2018/7/23  

場所は3横綱1大関が休場している。その 分残された者ががんばる、とはいかなかった。 そのマイナスの影響がもろにでてしまって いる。御嶽海はりっぱだが、もう一人優勝を 争う強者と「両者激突の一瞬来たれり ...

【7月22日】関脇以下の優勝力士キラー6

2018/7/17  

昭和49年五月場所から57年一月場所までの 優勝力士キラーをみていこう。ただし、横綱・ 大関と対戦のない平幕優勝力士及び横綱・ 大関と部分対戦の平幕優勝力士に勝った力士 は、対象外とさせていただいた。 ...

【7月21日】横綱稀勢の里の立ち位置

2018/7/17  

稀勢の里の休場が恒例化している。権利が あれば義務がある。権利の行使となる「休場 しても地位は横綱のまま」なのだが、横綱の 責任を果たしていない。これでは休場にいい 意味での甘えなどありえない。これ以 ...

【7月21日】専門誌へのアプローチ

2018/7/17  

学生時代はプロレスと大相撲に明け暮れて いた。大学を卒業したらプロレス専門誌「ゴ ング」の日本スポーツ出版社か相撲専門誌 「大相撲」(読売「新聞社)の就職を考えて いた。 日本スポーツ出版社は、あるス ...

【7月20日】白鵬63連勝の中身

2018/7/17    ,

NHKの解説者だった玉の海梅吉さんが、 双葉山の69連勝の話題になったとき「この 連勝には私も大分貢献してますな」と語った ことがあった。実際双葉山の69連勝には玉ノ 海の名が5度登場している。昭和1 ...

【7月20日】日馬富士の時代

2018/7/17    

安馬は技能派の力士であった。それが大関に なり、優勝し、横綱にまで上り詰めることは 予想外のできごとだった。優勝は9回であっ た。きりがいい10回まではいきたかったの かもしれない。それでも日馬富士は ...

【7月19日】大相撲幕内年齢番付

2018/7/17    ,

2018年七月場所の番付を基に大相撲幕内年齢 番付を作成してみた。年齢は2018年7月31日 現在とした。(年齢を出す必要上西暦を使用) それが以下である。 これをみると鶴竜32歳、白鵬33歳、稀勢の ...

【7月18日】大関の通信簿新版

2018/7/16    

今場所、高安、豪栄道の両大関はそろって カド番である。高安は大関になりたてのころ は期待はずれの1ケタ勝利が続いた。今年に 入って連続12勝をあげたと思った矢先、翌 場所全休とどうも長続きしない。 & ...

【7月18日】安馬の時代

2018/7/16    

<引退相撲の案内> 9月30日、日馬富士の引退大相撲が開催され る。日馬富士はスピードと集中力で取る力士 であった。現代ではそうしたタイプは少ない だけに貴重な存在だった。筆者は日馬富士が 国技館から ...

【7月17日】平成30年七月場所の行方

2018/7/16    

3横綱と新大関が休場で一転異常事態となっ た七月場所。場所はなんとも物足りなく、 見所が少ない場所になった。番付の意味が 失われた七月場所。結びの一番がカド番大関 では何とも締まらない。横綱は高齢化し ...

no image

■名古屋9日目 熱闘豪栄道対輝戦に大相撲の本質

2018/7/16    

3横綱、新大関が休場するなかでは、どうし ても取組は寂しくなる。9日目、三役同士の 取組は高安対玉鷲戦のみであった。横綱・ 大関が7人いたときは8日目で横綱対大関戦 が組まれたことがあったことを思うと ...

◆お知らせ(予告)賢明な読者の皆様へ

2018/7/15    

土俵の目撃者をいつもご愛読いただき誠に ありがとうございます。暑さに負けず、足を 使い、この目で見た生の大相撲をお届けする ために七月場所の10日目から千秋楽まで名古 屋に赴きます。その間以下の大相撲 ...

no image

■名古屋8日目 場所を面白くするカギは高安と貴景勝

2018/7/15  

今日の御嶽海の表情は堅かったように映った。 そのせいか、相撲は千代の国のいなしに泳い だ。こらえて前に出て勝負はきまった。考え 過ぎると敵は千代の国ではなく、自分自身に なる。御嶽海は初日から8連勝で ...

no image

■名古屋7日目 乱戦混戦を防ぐ存在御嶽海

2018/7/14    

休場の流れがいっこうに止まらない。ここへ きて栃ノ心まで休場してしまった。負けが こんでのことではなく、足の親指を痛めたと いうのだから事態は重かった。勝ち越しへ 向け、途中出場があり得るかもしれない ...

no image

■名古屋6日目 横綱不在、栃ノ心に土で不安な土俵展開

2018/7/13  

そして横綱はいなくなった。鶴竜がまさかの 休場である。そうとう早く決まっていたのか 朝のワイドショーで急遽報道された。それに しても3横綱の休場で横綱・大関リーグ戦が 3番に減ることになる。当然横綱の ...

no image

■名古屋5日目 暗転の一人横綱

2018/7/12    

鶴竜がおかしい。前日に続き阿炎相手に引き 技にでてあっけなく敗れた。鶴竜が連敗した のは、一月場所以来である。このときは終盤 4連敗している。フル出場して前半で2敗 したのは、平成29年三月場所以来で ...

no image

■名古屋4日目 白鵬休場で急に冷え込んだ本場所

2018/7/11    ,

今日から白鵬が突然休場した。本場所でどこ か痛めた様子は見られなかっただけに意外な 感じがした。ケガは支度部屋だという。白鵬 の休場で土俵が急に冷え込んだ。横綱同士の 一番はなくなった。そして横綱・大 ...

no image

■名古屋3日目 千代の国大健闘と栃ノ心への戒め

2018/7/10  

3日目、満員札止めのなか取組はたんたんと 進む。この日意外と言っては失礼だが、千代 の国対大関高安戦は予想を超える大熱戦に なった。地位も体格的にもはるかに高安が まさっているにも関らず熱戦となった要 ...

no image

■名古屋2日目 再び遠のく日本人優勝

2018/7/9    ,

初日、正代を油断ならない力士になってきた と書いたばかりだが、今日の白鵬戦はなす すべなく簡単に負けた。最初立ち合い手つき 不十分のやり直しで、気力がそがれたわけ ではないだろうけど、それにしてもあっ ...

no image

■名古屋初日 明暗分かれた横綱・大関陣

2018/7/8    ,

8日から七月場所が始まった。異例な事態は ここ数日、西日本を中心にやまない大雨を もたらしていることである。交通機関は動い ているのか。動いていても時間がかかるケー スも出てくる。降りすぎた大雨の地域 ...

H30年名古屋 横綱・大関に挑む10人のサムライ

2018/7/7    

七月場所が明日8日からスタートする。今場所から栃ノ心が大関に加わる。横綱稀勢の里はいつも通り休場となる。大関高安は土俵に戻ってくる。2横綱3大関に上位力士が挑むカタチになる。フルに挑む力士は、上位に新 ...

復活が遠のく稀勢の里

2018/7/6  

稀勢の里の休場が正式に決定した。七月場所 出場しても自信をもって相撲が取れないと いうことなのだろうが、毎場所同じことを 何度も繰り返している。きちんとした再起 計画に基づいてなら、何月までに7分の復 ...

白鵬優勝の可能性を探る

2018/7/5    

白鵬が稀勢の里と稽古したり、胸を貸したり と話題を呼んでいる。その白鵬は今年に入っ て相撲人生初の連続休場をした。昨年は2回 休場しながら、3回優勝したが、今年はまだ ない。五月場所は終盤失速して、優 ...

鶴竜のカモと苦手3

2018/7/4  

鶴竜が対戦成績で差をつけている力士をみて いこう。鶴竜が6番以上取って、1度も負けていない力士が4人いる。正代、魁聖、千代 大龍、豪風である。正代には8勝0敗である。 すべて鶴竜が横綱になってからのた ...

鶴竜のカモと苦手2

2018/7/3  

鶴竜の苦手をもう少しみていこう。苦手の 一人は七月場所関脇に復帰した御嶽海である。 4勝3敗とかなり接近されている。三月場所 は鶴竜対魁聖戦を組んだ関係で両者の対戦は なかった。横綱対関脇戦がないのは ...

鶴竜のカモと苦手1

2018/7/2    

五月場所、初の連続優勝を見事成し遂げた 鶴竜。五月場所鶴竜は、唯一の黒星を松鳳山 につけられている。松鳳山には12勝2敗と 特に取りにくい相手ではなかった。14日目 栃ノ心と優勝をかけて対戦したが、実 ...

関脇以下の優勝力士キラー5

2018/7/1  

昭和40年から49年三月場所までの優勝力士キラーをみていこう。ただし、横綱・大関と対戦のない平幕優勝力士に勝った力士は対象外とさせていただいた。昭和40年一月 場所から部屋別総当たり制が始まった。それ ...

優勝をねらえる新大関栃ノ心

2018/6/30    

一月場所、思いもかけず優勝したのが栃ノ心 である。その自信とプライドを背景に戦った のが三月場所であった。前場所の優勝者とし て恥ずかしい成績は残せないという思いが 伝わってきてくる相撲であった。それ ...

明生の出世街道

2018/6/29  

明生が序ノ口から42場所かかって新入幕を 果たした。一見順調な出世のように映るが、 けしてそんなことはない。中学卒業後立浪 (元旭豊)部屋に入門した。前相撲は平成23 年の就職場所といわれる三月場所の ...

旧貴乃花一門は呼称なしのその他に分類

2018/6/28  

本日は名古屋場所展望号の専門誌の発売日で ある。それを見てあることに目がいった。 それは立浪(元旭豊)常盤山(元舛田山) そして貴乃花が離脱した旧貴乃花一門が呼び 名もなく、その他に分類されていたこと ...

関脇以下の優勝力士キラー4

2018/6/27  

昭和30年代の優勝力士キラーをみていこう。 ただし、横綱・大関と対戦のない平幕優勝 力士に勝った力士は対象外とさせていただい た。昭和32年福岡で本場所が開催され、年5 場所になった。しかし、年5場所 ...

琴恵光の出世街道

2018/6/26    

琴恵光が苦節11年ついに新入幕を果たした。 祖父松恵山(立浪部屋)は十両までだった ので、それを超えたことになる。もっとも 十両での実績ですでに超えていた。松恵山は 昭和30年春場所十両入りした。十両 ...

合理性と非合理性が入り混じった番付

2018/6/25    

平成30年七月場所新番付が発表された。予想 通り新大関の栃ノ心はカド番大関豪栄道、 高安の風下に立った。この点に関して、番付 編成会議はどうしても不合理的考えを貫き たいようである。それならせめて大関 ...

一門離脱、無所属になる貴乃花は無責任

2018/6/24    

今年に入って貴乃花親方の変身ぶりが激しい。 貴公俊の支度部屋での付け人暴行を機に協会 との対決姿勢からこれまでの言動を平謝りに 謝る姿勢に転じた。三月場所直前、内閣府 への告発状を提出していたが、取り ...

関脇以下の優勝力士キラー3

2018/6/23  

戦後の混乱期、日本の古いものはすべてダメ という風潮のなか、相撲人気はどん底であっ た。そんななか、相撲協会と記者クラブが 人気回復に考え出したのが、優勝決定戦制度 であり三賞であった。これまで同点の ...

4人の豊山

2018/6/21  

五月場所、初の上位進出で健闘したのが豊山 であった。勝ち星にはつながらなかったが、 突き押しで攻め立て持ち味を十分に発揮した。 栃ノ心を追い込んだものの、もう一歩であっ た。 <H30年5月 栃ノ心を ...

関脇以下の優勝力士キラー2

2018/6/20  

大正15年協会制定の優勝制度が始まった。 それに伴い取り直し、不戦勝制度が整備され ていった。最初の優勝者は常ノ花である。 昭和初期の関脇以下の優勝力士キラーの特徴 は2度達成した力士が出てきたことで ...

関脇以下の優勝力士キラー1

2018/6/19    

五月場所、松鳳山は横綱鶴竜に勝ちながら、 殊勲賞は鶴竜が優勝した場合というので、 最後まで待たされた。幸い結びの一番で鶴竜 が白鵬を寄り切り、14勝1敗で優勝を決めた ので、松鳳山の殊勲賞受賞が決定し ...

宇良の復活待望

2018/6/18  

宇良といえばとりわけアマ時代に繰り出した 反り技と相撲選手らしからぬ身体能力の高さ に驚愕させられた。プロに入ってからも多彩 な技、ねばりで常に注目を集めてきた。序ノ 口から6場所で十両入りした。驚異 ...

写真で見る栃ノ心奇跡の4場所連続優勝

2018/6/17    

十両照ノ富士は途中休場しながら途中から 出場した。だがついに一番も勝てずに場所を 終えた。力がまったく入らない相撲が目立ち、 途中から出場する意味が果たしてあったのか。 首をかしげたくなった。照ノ富士 ...

続阿炎あの日あの時

2018/6/15    

五月場所の健闘や自由奔放さが功を奏した のか、阿炎が日刊スポーツの企画、総選挙で なんと2位を獲得した。これは予想をはるか に超える結果であった。阿炎が広く知れ渡り、 ファンが急増している表れである。 ...

さらに知られざる名古屋本場所

2018/6/14  

現在の名古屋本場所は昭和33年に正式に本場 所に昇格した。これによって年6場所制が 確立した。今年の七月場所は61場所目にあた る。東西合併を機に昭和2年から始まった 西日本本場所は昭和7年まで続き、 ...

女人禁制問題その後

2018/6/13  

以前(4月)次のように書いた。 九官鳥は意味もわからずに話す鳥である。 力士が本当の理由がわからずに女人禁制を 受けついでいきたいというのであれば、九官 鳥であってはいけない。協会は女人禁制を 貫くな ...

大相撲チケット販売改善策

2018/6/12    

今相撲ファンを悩ますのは、大相撲チケット を儲けの手段とするネットダフ屋及びにわか ネットダフ屋の存在である。土日、とりわけ 14日目、千秋楽は倍以上の値段がついている ケースが目立つ。 最大手のチケ ...

2ケタ勝利の新入幕力士3

2018/6/11    ,

平成中期・後期を見ていこう。新入幕2ケタ 勝利敢闘賞受賞の特徴は、ダブルあるいは トリプル受賞が目立ってきたことである。 そのなかには、平成12年七月場所の高見盛・ 安美錦、平成30年一月場所の阿炎・ ...

2ケタ勝利の新入幕力士2

2018/6/10  

部屋別総当たりに入った昭和40年一月場所 以降をみていこう。昭和はこの後24年間あるが、2ケタ勝利の新入幕力士は13人しかいない。平成前期をあわせてみていく。 この時期2つの変化があった。1つは昭和 ...

2ケタ勝利の新入幕力士1

2018/6/9  

今年(平成30年)に入って一月場所で新入幕 の阿炎と竜電が10勝5敗で敢闘賞を受賞した。 五月場所は同じく新入幕の旭大星がやはり 10勝5敗で敢闘賞を受賞した。新入幕力士の10勝以上は敢闘賞への登竜門 ...

Copyright© 土俵の目撃者(毎日更新) , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.