大相撲

■初 7日目6勝正代が試される上位との対戦

2020年1月18日

2敗同士の朝乃山対北勝富士。以前の朝乃山
は突き押しのパワー系に弱かったが、今の
朝乃山はかつての朝乃山ではない。ここ最近
の朝乃山は立ち合いの鋭さ、圧力、速さが
加わりスケールが大きくなった。相撲は北勝
富士を圧倒して寄せ付けなかった。2敗とは
いえ、安定度や強さは他より一枚上手である。

全勝正代といっても、明生、炎鵬、宝富士、
栃ノ心と幕内5枚目以下の力士が4人も入っ
ている。正代の実力は貴景勝、朝乃山、阿炎、
大栄翔、遠藤、妙義龍との対戦で試される
ことになる。7日目は大関豪栄道戦である。
豪栄道はカド番大関として2勝4敗と苦戦
している。正代やや有利かと思った一番は
白熱した。

立ち合い、両者あたり合って豪栄道、正代の
左腕をとって正代の体勢をくずさんとする。
正代こらえて四つにいこうとするが、豪栄道
は土俵をまわり込む。正代ついていき、土俵
に追い込まんとする。正面土俵際の豪栄道。
そのとき豪栄道の右突き落としに正代大きく
泳ぎ、うしろをみせた。豪栄道、ここぞと
ばかり、勝機を逃さず追撃して送り倒した。
豪栄道の必死さが伝わる見ごたえのある一番
になった。

突然変異で強さを発揮する阿炎と横綱・大関
陣最後の砦となった1敗貴景勝が結びの一番
となった。立ち合い貴景勝は頭でいかず、
もろ手突きでいった。阿炎も当然もろ手突き
で両者の腕が交錯した。突き合いから貴景勝
がいなし、阿炎を押し出した。貴景勝の頭脳
戦法であった。

昨年一月場所の玉鷲は3勝2敗から10連勝
して優勝した。戦いはこれからであって1敗
有利とはまだ言えない。

【大相撲写真館】
190916九日目幕内 1527
<2019年9月 豪栄道(押し出し)正代>
190712六日目幕内 733
<2019年7月 正代(寄り切り)豪栄道>

来週から国会が始まります。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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