大相撲

■初 8日目恐るべき正代!朝乃山を粉砕

2020年1月19日

長足の進歩をとげた2敗朝乃山か。1敗で
連敗は避けたい正代か。ただし、正代の6勝
のうち4勝は前頭5枚目以下というのは昨日
書いた。連続2ケタの勝利の関脇朝乃山の
ほうが立場は上である。この勝負朝乃山優勢
に思えた。
200119八日目幕内 782
ところがこの日の正代は違った。恐るべき
強さを発揮し、朝乃山を後退させ、左四つに
なって朝乃山を土俵にたたきつけんばかりに
すくい投げをうった。その力強さは朝乃山を
粉砕したように映った。朝乃山得意の右四つ
にさせずに左四つになったことが大きかった。
まるで前日の豪栄道戦でのくやしさ負けした
鬱憤を晴らすかのような気迫だった。
200119八日目幕内 784
思い起こせば正代は先場所の千秋楽の朝乃山
戦でも勝利している。正代は朝乃山を一気に
もっていった。目が覚めるような出足だった。
この勝利によって正代は敢闘賞を受賞した。
朝乃山は12勝という大きな数字を逃すことに
なった。

正代は昨年43勝47敗と負け越している。横綱
戦0勝5敗、大関戦5勝7敗である。横綱に
はなかなか勝てないが、大関とは互角に近い
戦いをしている。横綱・大関の対戦率は19%
で幕内6位であった。
200119八日目幕内 787
正代の強さは本物か。勢いにのって実力以上
の力が発揮できている可能性はある。残り
7日間、9日目は1敗の大関貴景勝戦である。
ほかに阿炎、大栄翔、遠藤、御嶽海が予想
される。どんな戦いになるのか。とりあえず、
9日目の貴景勝対正代戦を国技館で目撃する
ことにする。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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