大相撲

■初 13日目 3日遅れの取組

2020年1月24日

13日目、優勝戦線に変化はなかった。徳勝龍
は豊山をもろ手突きで攻め、逆襲する豊山を
連日冴えわたる突き落としでしとめた。徳勝
龍はこれで13日連続前頭8枚目以下との対戦
である。正代は輝相手に積極的に前に出る
相撲で寄り切った。万全であった。明日14日
目は1敗同士の正代対徳勝龍が実現する。
200124十三日目幕内 262
<徳勝龍(突き落とし)豊山>

今日の取組といい、明日の一番といい、すべ
て3日遅れの取組である。徳勝龍は14日目
まですべて平幕相手である。三役との対戦は
あっても一番、へたをしたらない可能性も
出てきた。審判部は徳勝龍の優勝はないと
でも思って、取組編成をしているのだろう
か。それに加え、先場所十両の力士が優勝
したら珍事である。
200124十三日目幕内 675
<正代(寄り切り)輝>

孤軍奮闘の貴景勝はなかなか一気に相手を
持っていけない。苦労の相撲が続いている。
今日も高安相手に2度はたかれ、なんとか
しのいだ。最後は押し出したが、苦心の相撲
である。明日14日目は朝乃山戦である。優勝
戦線のなかで、貴景勝の対戦相手が最も厳し
い。
200124十三日目幕内 1415
<貴景勝(押し出し)高安>

明日14日目は正代か徳勝龍のどちらかが1敗

で残るのだから、貴景勝は2敗で追いかける
ことしかできない。特に正代が勝ったら直接
対決はなくなるので自力優勝はできない。
徳勝龍が勝ったら、あるいは千秋楽で貴景勝
戦が組まれるかもしれない。すべては正代戦
の敗戦によるものだからどうしようもない。

4年連続初優勝が続いた一月場所は、いよ
いよ終焉に向っている。

【大相撲写真館】
200124十三日目幕内 1167

<炎鵬(足取り)阿炎>

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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