MENU

徳勝龍の土俵人生3

徳勝龍3A
徳勝龍は幕内に安定したかに思えた。しかし
再入幕の場所は12場所で成績は80勝100敗。
2015年五月場所からは3場所連続負け越しで
十両に陥落してしまった。しかし、十両2場
所で幕内に戻ってきた。このとき徳勝龍は
30歳であった。一般的には成長の伸びしろが
ある年齢とはいえなかった。
160913三日目幕内 027
<再入幕時代の徳勝龍>

再々入幕を果しても4場所しかもたなかった。
ここからの十両生活は長かった。一年半続い
た。1場所だけ幕内に戻ったものの、すぐ
十両に逆戻りであった。2018年、2019年は
12場所中11場所が十両であった。新しい相撲
ファンは、徳勝龍は十両力士のイメージが
強いかもしれない。
このときが徳勝龍にとって幕内が遠い時期で
あった。十両で1度優勝があるが、あとは
勝ち越しても9勝か、8勝であった。徳勝龍
は終わった、と思われても仕方がない時期で
あった。
180923千秋楽十両 1002
<2018年9月 十両優勝>

ところが運命は徳勝龍に微笑んだ。昨年十一
月場所徳勝龍は、西十両筆頭で8勝7敗だっ
た。数字だけなら入幕しても不思議ではない。
ところが幕内から十両へ降下する力士は5人
までは確定していた。十両は東筆頭東龍の
11勝4敗、東2枚目栃煌山10勝5敗、東3枚
目勢11勝4敗、東5枚目魁聖11勝4敗、西5
枚目霧馬山11勝4敗が有力だった。
191124千秋楽十両幕下以下 1532
<2019年11月 千秋楽翔猿に勝って
貴重な8勝目をあげる>

微妙だったのが、幕内西3枚目の友風であっ
た。3敗12休であった。友風を幕内で残す
予想番付があったほどである。しかし、番付
編成会議は徳勝龍の8勝を優先した。これに
よって徳勝龍は幕尻に位置することになった。
紙一重の5回目の入幕であった。これが一月
場所の史上最大の下克上幕内優勝につながる
ことになった。紙一重の運命が力士人生最大
の喜びとなった。
徳勝龍は幕内と十両を行き来し、最近は十両
が長かった。三月場所は久々の上位である。
「もう33歳ではなく、まだ33歳」と発言して
いるだけに、これからの相撲人生に新たな
1ページを書き加えていただきたい。

北海道の名菓を送りました。

興味深いテーマをこれからもお届けします。
マーク2カ所をクリックして支援して
ください。
よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村 

相撲 ブログランキングへ 

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

ブログランキング

当サイトはブログランキングに参加しております。記事をよんでいただいたら、以下バナーをクリックいただくと、ランキングに反映されます、1日1クリックよろしくおねがいします
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

目次