大相撲

正代の出世街道3

2020年2月21日

2018年一月場所、白鵬、稀勢の里の2横綱が
途中休場。前頭4枚目の正代は横綱戦1敗、
大関戦1勝1敗で豪栄道に勝利している。
成績は7勝8敗と惜敗している。初日は優勝
した平幕の栃ノ心と対戦して敗れている。
三月場所は白鵬、稀勢の里の2横綱が全休。
正代は横綱鶴竜に1敗、高安・豪栄道の大関
に2敗。この場所も7勝8敗に終わった。

<2018年1月 豪栄道戦>

五月場所、横綱稀勢の里、大関高安が全休。
大関豪栄道が途中休場で正代の対戦相手は
横綱鶴竜・白鵬のみとなった。2敗したが、
9勝6敗で2横綱のみ対戦という条件つきで
あったが、横綱・大関総当たりで初めて勝ち
越した。しかし、翌七月場所は横綱鶴竜・
白鵬に2敗、大関高安に勝利、大関栃ノ心に
不戦勝で大関戦2勝1敗の成績をのこしなが
ら、6勝9敗と負け越してしまった。まだ
上位で安定的な力を発揮するまでいかなかっ
た。

<2018年9月 高安戦>

九月場所は3横綱・3大関が皆勤した珍しい
場所となった。特に横綱稀勢の里は横綱に
なって2度目の皆勤であった。正代は横綱戦
3敗、大関戦は2勝(高安・栃ノ心)1敗で
あった。成績は6勝9敗と負け越した。十一
月場所は3横綱が休場した。正代は大関戦
1勝(栃ノ心)2敗であった。横綱戦なしで
あったが、8勝7敗と勝ち越した。

<正代幕内の成績>

2019年一月場所、横綱稀勢の里が引退した。
横綱鶴竜、大関栃ノ心が途中休場。正代は
横綱白鵬に1敗、大関に1勝(高安)1敗で
あった。トータル7勝8敗で一歩及ばなかっ
た。三月場所は2横綱3大関が皆勤した。
正代は横綱・大関戦全敗。5勝10敗で大敗
した。

五月場所は前頭7枚目に番付を下げたが、
豪栄道・高安の大関と対戦して1勝1敗の
成績を残している。正代が上位に戻ってきた
のは、七月場所であった。横綱戦2敗、大関
戦は豪栄道、高安、栃ノ心を倒して3勝を
あげた。貴景勝が大関に昇進していたが、
全休して大関降格が決定していた。正代は
7勝8敗と負け越した。

<2019年7月 栃ノ心戦>

九月場所は2横綱が途中休場、高安が全休
した。正代は大関戦2敗であった。ところが
成績は3勝12敗と大敗した。入幕以来最低の
数字となった。

正代が上位に戻ってきたのが2020年一月場所
であった。正代は初日から連戦連勝。2横綱
は途中休場。大関豪栄道に1敗したが、1敗
同士で対戦した大関貴景勝に勝って優勝戦線
に浮かび上がってきた。14日目は、1敗同士
の幕尻徳勝龍に負けて優勝を逃したが、違っ
た正代をみた思いがした。三月場所でどう
いう相撲を見せるのか、徳勝龍とともに真価
が問われる。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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