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相撲の歴史
横綱の土俵入りにまつわる歴史的過ち
新横綱照ノ富士の土俵入りの型が決まった。 師匠(元旭富士)譲りでせりあがるとき両手 を広げる型である。通常ならば場所後の木曜 に綱打ち、金曜に明治神宮で披露となる運び である。だが、今は新型コロナウイルスの ため巡業はなく、人が集まる行事を控... -
力士・人物
横綱白鵬の休場明け場所
七月場所、白鵬は6場所連続休場明けで、 まさかの全勝優勝を達成した。ひざのリハ リビが思わしくない、36歳と高齢などよく ない条件のなかで誰もが予見できなかった 結末である。白鵬がすごかったというより まわりが弱かったという見方がある。しかし、... -
力士・人物
2人の横綱を育てた名伯楽 下
元玉ノ海の二所ノ関のとき、分家独立が奨励 された。戦後、元大ノ海の芝田山のち花籠は その方針のもとに独立した。栃錦とともに 時代を築いた若乃花をスパルタで名横綱に 育てた。横綱昇進は昭和33年一月場所後の ことであった。若乃花の稽古はすさまじく... -
力士・人物
2人の横綱を育てた名伯楽 上
照ノ富士が横綱に昇進したことで、師匠の 伊勢ヶ濱(元旭富士)は2人の横綱を育てた ことになる。最初の横綱はいうまでもなく 日馬富士である。日馬富士は小さいころから 面倒を見てきた直弟子である。 <優勝旗は師匠から弟子照ノ富士へ> 照ノ富士は元... -
力士・人物
横綱照ノ富士論
横綱照ノ富士が誕生した。つい最近大関に 復帰したばかりだったが、あっという間に 横綱を手中にした。大関復帰わずか2場所で 通過した。こんな事例は2度と出ることでは ない。名古屋で横綱を決定的にした場合、 伝達式は名古屋でおこなわれるのが通常で... -
本場所レポート
■名古屋13日目 照ノ富士横綱へ前進
幕下優勝をかけた石崎対北青鵬の一番は熱い 力のこもった戦いとなった。勝負はわずかの 差で北青鵬が制した。番付がかなり上だけに 順当な優勝となった。北青鵬は来場所十両に 番付をあげてくる。 幕内優勝は2強白鵬・照ノ富士のマッチレー スとなりついに... -
本場所レポート
■名古屋11日目 横綱・大関をめぐる三番
幕下の優勝争いが熱い。幕下は石崎が6戦 全勝でコマを進めた。石崎は先場所三段目 付け出しでデビューして優勝している。日体 大相撲部出身。もう一人の6戦全勝が北青鵬 である。幕下2枚目だから十両昇進は濃厚。 優勝なら文句なしである。序ノ口から7場所... -
本場所レポート
■名古屋6日目 極端過ぎる横綱・大関戦の取組
朝乃山が出場停止のため、横綱・大関との 対戦圏内は前頭4枚目の千代大龍までという ことは最初からわかっていた。その千代大龍 は7日目までに横綱・大関戦は一番もない。 4日目までに横綱・大関戦を終了したのが 大栄翔と隆の勝である。途中休場した前頭 ... -
力士・人物
2021年七月場所 横綱・大関に挑む11人のサムライ
七月場所が迫っている。白鵬が久々に土俵に 帰ってくる。そうかと思えば朝乃山は出場 停止である。横綱・大関と対戦するのは、 上位に休場が出なければ、前頭4枚目の千代 大龍までである。横綱・大関に挑むのは11人 のサムライである。高安は元大関のプラ... -
力士・人物
時期尚早!貴景勝の横綱
五月場所千秋楽、大関貴景勝は11勝3敗で 2敗照ノ富士と激突した。本割で勝って優勝 決定戦にもちこんだものの、決定戦は及ばず 敗退した。これをもって貴景勝も成績しだい では横綱になるのでは、という見方がでてきた。 いささか早計である。 <2021年5... -
力士・人物
横綱空白期と一人横綱
七月場所の焦点に照ノ富士の横綱昇進なるか がある。36歳白鵬は多くを望める状況では ない。白鵬が引退すれば横綱の空白期が始ま る。ここはつなぎで照ノ富士に踏み留まって ほしいのが実情である。照ノ富士は13勝優勝 同点-11勝-12勝優勝-12勝優勝と続... -
力士・人物
短命横綱考
七月場所の御免札が16日に名古屋城東門近く に設置された。いよいよ地方場所が開催され る雰囲気が高まってきた。一部分にせよ、 無観客という雰囲気は伝わってこない。照ノ 富士は愛知県体育館で綱取りに挑むことに なる。照ノ富士は幕内最強だが、ひざが... -
力士・人物
横綱の勝率・優勝率・出場率の総合番付 下
これまで横綱勝率・優勝率・出場率の総合点 から番付を見てきた。 東横綱 栃木山 西横綱 双葉山 東大関 玉の海 西大関 朝青龍 東関脇 大鵬 西関脇 白鵬 東小結 千代の富士 西小結 太刀山 彼らに続くのが以下である。 玉錦 北の湖 大錦 常ノ花 1若... -
力士・人物
横綱の勝率・優勝率・出場率の総合番付 中
引き続き横綱時代の勝率、優勝率、出場率を 合計した総合点から横綱をみていこう。 5位は大鵬である。6場所時代の申し子で あった。これまで優勝回数は双葉山の12回で あったが、大鵬が抜くのは時間の問題であっ た。大鵬は師匠の元佐賀ノ花の二所ノ関か... -
力士・人物
横綱の勝率・優勝率・出場率の総合番付 上
横綱の勝率、優勝率、出場率を合計した総合 番付を作成してみた。あくまで横綱時代の 実績をもとにした数字である。対象は実質 横綱が地位化した常陸山以降の東京横綱と した。大阪横綱の宮城山は東西合併以降の 成績を採用した。引き分け、預かり、痛み ... -
角界ニュース・論
照ノ富士の横綱昇進を考察する
五月場所、照ノ富士が関脇・大関で連続優勝 を達成したことで、七月場所は横綱昇進を かけることになった。こうした例は大正15年 優勝制度が設けられてから双葉山しかいない。 双葉山は次の場所も優勝して横綱に昇進して いる。69連勝の途上であった。にわ... -
力士・人物
横綱フル出場なしの場所8
■平成20年代 なし ■平成30年代 3回 平成30年七月場所、横綱稀勢の里は全休、 鶴竜と白鵬は途中休場した。大関は3人いた が栃ノ心は途中休場、豪栄道10勝、高安9勝 で優勝争いに加われなかった。優勝戦線に 浮かびあがったのは関脇御嶽海であった。 当... -
力士・人物
横綱フル出場なしの場所7
■平成10年代 6回のうちの2回目から 平成14年一月場所、横綱貴乃花は全休、横綱 武蔵丸は途中休場した。大関は魁皇、武双山、 千代大海と新大関の栃東の4人であった。 優勝は千代大海と栃東の間で争われた。千代 大海は関脇で初優勝してから18場所目で... -
力士・人物
横綱フル出場なしの場所6
■平成初期 7回 のうち4回から 平成4年三月場所、一人横綱北勝海が3日目 から途中休場した。優勝争いは3つ巴となっ た。千秋楽を迎え、大関小錦・霧島が2敗。 小結栃乃和歌が2敗であった。千秋楽小錦と 霧島が相星で対戦するので優勝ラインは13勝 ... -
力士・人物
横綱フル出場なしの場所5
■昭和50・60年代 2回 昭和58年五月場所、千代の富士、北の湖の 両横綱が全休した。北の湖は30歳であった。 千代の富士はこの時点で8回優勝していた。 優勝は大関隆の里、大関若島津、関脇北天佑 の間で争われた。12日目、全勝の北天佑が 1敗若島津を退... -
力士・人物
横綱フル出場なしの場所4
■昭和40年代 6回のうち後半 昭和46年10月、横綱玉の海が帰らぬ人となっ て、北の富士は一人横綱になった。一人横綱 2場所目の昭和47年一月場所、北の富士は 不調、7勝6敗から休場した。8日目には 歴史的一番となった関脇貴ノ花戦が行われた。 北の富... -
力士・人物
横綱フル出場なしの場所3
■昭和20年代 2回 昭和23年秋場所、横綱は3人。羽黒山全休、 照國途中休場、前田山途中休場後再出場だっ た。羽黒山は昭和23年4月の巡業中アキレス 腱を切断した。手術したが、7月に再び断裂 してこの場所は全休2場所目であった。全休 は翌場所まで続... -
力士・人物
横綱フル出場なしの場所2
引き続き横綱フル出場なしの場所をみて いこう。 ■昭和戦前4回 昭和戦前は4回ある。最初は昭和4年春場所 である。横綱は常ノ花と東西合併で大阪横綱 だった宮城山である。この場所はともに途中 休場であった。優勝は関脇玉錦が初優勝した。 当時は東京... -
力士・人物
横綱フル出場なしの場所1
三月場所、横綱白鵬は途中休場、横綱鶴竜は 休場途中で引退を表明した。これで横綱フル 出場なしは5場所連続になった。一人横綱に なる白鵬はすでに五月場所休場を明言して いる。これで6場所連続横綱フル出場なしに なる。この間の優勝は以下である。 2... -
力士・人物
横綱その引退
横綱審議委員会で何が話され、発表される のか注目していた。いまや横綱といっても 白鵬一人である。年齢は36歳で現在5場所 連続休場中。五月場所の休場も明言している。 横綱審議委員会は昨年の十一月場所後に引き 続き、注意をうながしたという。これは... -
本場所レポート
■三月4日目 横綱不在=大関優勝、とは限らない現実
三月場所後、横綱審議委員会が開かれること になった。昨年十一月場所後、白鵬・鶴竜の 両横綱に注意が与えられた。それにもかか わらず、一月場所・三月場所ともに休場し 続けた。カエルの面に何とやらである。気に もせず休場し続ける両横綱、横綱審議委... -
本場所レポート
■三月3日目 常態化した横綱不在の中3大関1敗
2連勝していた白鵬が突然休場した。右膝蓋 大腿関節軟骨損傷および関節水腫で手術を することになった。手術後はリハリビが必要 なため、五月場所は休場して、七月場所に 進退をかけることになる、という。白鵬は、 これで6場所連続休場が決定した。白鵬... -
記録と統計
鶴竜その横綱記録
鶴竜がまたまた休場を決め込んだ。そもそも 一月場所を全休することは即引退を意味して いた。それに輪をかけて三月場所も休場だと いう。北の富士さんは一月場所全休した鶴竜 に対して、鶴竜は案外したたかかもしれない と書いた。三月場所休場はそれをは... -
力士・人物
横綱・大関に挑む10人のサムライ
横綱鶴竜が早々と休場を決め込んだ。鶴竜は まだ気持ちが切れていないので次取りたい、 と語ったという。一月場所に続いて怠慢休場 を続けるのだから、白けるばかりである。 鶴竜には横綱の宿命がわかっていないし、 覚悟は微塵もない。これほど晩節を汚し... -
力士・人物
マイナスポイントが目立つ両横綱
ここ3場所横綱の土俵入りは見られなかった。 2横綱の休場が続いたからである。三月場所、 鶴竜が出場の意向を固めた。だがファンの間 では最後まで取れるかというと、かなり懐疑 的である。そのため、早い段階で、生で見て おこうという動きがある。鶴竜... -
力士・人物
昭和・平成の横綱ベスト15 下
11位羽黒山 12位玉の海 二人に続くのはやはり輪島である。輪島は 2年連続学生横綱を引き下げ、大相撲界に 入ってきた。評価は必ずしも高くなかった。 胸が薄く、頭をつける、下手の技など相撲が 小さかった。ところが輪島は幕下付け出しで 2場所連続全勝... -
力士・人物
昭和・平成の横綱ベスト15 上
以前昭和・平成の横綱ベスト10を選出した。 その基準は以下であった。 1.時代を築いた横綱 2.相撲に対する真剣度 3.実績 そして選んだ横綱は次である。 1位 双葉山 2位 白鵬 3位 大鵬 4位 貴乃花 5位 玉錦 6位... -
記録と統計
白鵬最後の横綱好記録
金田投手の最後の大記録は400勝であった。 現代は投手のローテーションから1シーズン 20勝するのさえ難しい。だから通算200勝 するのでさえ簡単ではない。金田投手の通算 400勝は不滅の記録になっている。400勝は 20勝を20年間続けなければ達成できない。... -
記録と統計
横綱の4場所以上連続休場後
20日から合同稽古が始まった。通常は新型 コロナウイルスのため、部屋稽古が中心と なるが、関取が少ない部屋では十分な稽古が しにくい環境である。もっとも初代若乃花は 部屋の若い者を三番稽古で何人も相手にし、 強くなった方だった。こうして鍛えた若... -
相撲の歴史
現実化する横綱不在時代
横綱白鵬・鶴竜のダブル休場が4場所続いて いる。白鵬は48連続休場中、鶴竜は59連続 休場中である。鶴竜は目下8場所優勝から 遠ざかっている。それだけではない。両横綱 とも35歳である。年6場所制以降誕生した 横綱では35歳まで取った横綱は千代の富士... -
記録と統計
鶴竜をめぐる横綱休場記録
一月場所鶴竜はまたも休場を繰り返した。 今までは日本国籍が取得できず、気の毒な 面があった。だが、昨年の12月日本国籍を 取得できた以上、休場をいたずらに繰り返す ことは許されなかった。横綱の特権の乱用 との見方が出ていた。休場は即引退であった... -
力士・人物
小兵の技能派横綱栃ノ海が死去
技能派横綱栃ノ海が1月29日誤嚥性肺炎で 亡くなられた。82歳であった。横綱で80歳 以上の寿命は稲妻、初代梅ヶ谷、鏡里、初代 若乃花と5人しかいない。本名花田茂広、 青森県出身。花田と青森ということで初代 若乃花の親類関係か、と思われた。両親が ... -
力士・人物
2021年1月横綱・大関に挑む10人のサムライ
1都3県の非常事態宣言のなか、一月場所が 始まる。取組編成は通常初日の2日前だが、 今回は前日になる。感染した白鵬の休場は 決定的である。鶴竜はまだ判明していない。 しかし、稽古十分とはいえない。退院したが、 クラスターが発生した荒汐部屋の若... -
力士・人物
違った意味で悲劇の横綱になりそうな鶴竜
休場続きの鶴竜の様子が報道された。まだ まだ本格的な稽古といかない様子である。 18日から相撲教習所で始まる合同稽古の参加 は未定である。時間はあるようでない。巡業 がないから稽古の機会は積極的に利用した ほうが賢明なのだが、どうなるか。 <鶴... -
力士・人物
横綱考
十一月場所、貴景勝が大関で優勝したことで、 一月場所は横綱昇進をかける場所と報じられ た。審判部は連続優勝を条件にしている。 旭富士から日馬富士まではすべて連続優勝で 横綱に昇進した時期があった。横綱の昇進 基準についてはこれまでに述べてきた... -
力士・人物
横綱審議委員会のあり方
横綱審議委員会。その誕生のいきさつはこう だ。昭和25年春場所、羽黒山、東富士、照國 の3横綱総崩れにより序盤戦から休場。こう した事態に世間の批難にさらされた協会は あわてた。 1月20日の役員会で、横綱といえども2場所 連続負け越したら大関に... -
力士・人物
最高位横綱の大関初優勝
十一月場所、大関貴景勝が大関初優勝を成し 遂げた。大関在位8場所目(関脇降格場所を 含まない)の快挙であった。早くも綱取りの 見出しが掲載された新聞があった。あるいは 横綱昇進の条件は連続優勝という審判部の声 が伝わってきている。大関8場所目... -
力士・人物
35歳以上の横綱
白鵬と鶴竜の両横綱はそろって35歳である。 年6場所で消耗が激しい中では大変珍しい。 年6場所後に誕生した横綱で35歳まで相撲を 取ったのは千代の富士だけである。35歳以上 の横綱が複数いたことは昭和にはない。大正 7年春場所まで遡らなければならな... -
力士・人物
力量不足の横綱はなぜ生まれる
白鵬・鶴竜が35歳なおかつ休場がちで長く ないと誰しも思う。そんなとき七月場所12勝 3敗だった朝乃山が九月場所優勝すれば横綱 という線がなきにしもあらず、という見方が あった。しかし、大半は九月場所で朝乃山が 横綱を目指す場所とは認識していなか... -
力士・人物
横綱の大関在位場所数番付
横綱の大関在位場所数番付を作成した。対象 は東京横綱で、実質横綱が地位化した常陸山 以降とした。さらに、大関時代の勝率を付け 加えた。引き分け、預かり等は0.5勝0.5敗と した。1勝14引き分けが14勝1敗より上で、 勝率10割はどう考えても不自然であ... -
力士・人物
横綱知ってるつもり
横綱の始まり。相撲史家が明らかにしてきた のは、地鎮祭の際の地踏み(四股と同じ動作) が横綱の始まりのきっかけであった。これを 発展させたのが、相撲の家元吉田司家であっ た。この儀式を土俵で行い、上覧相撲の演目 にするアイデァ打ち出したのであ... -
力士・人物
横綱の引退年齢番付
七月場所休場した白鵬は35歳に、鶴竜も現時 点では35歳になった。まだ、現役とはいえ、 相当高齢横綱になったことは間違いない。 横綱が実質地位化した常陸山以降の東京横綱 の引退年齢と比較してどれくらいに位置する のか調べてみた。それが以下である。... -
本場所レポート
■七月2日目1横綱2大関にかかる場所の興味
鶴竜があっさり休場してしまった。前日の 腰砕け負けと無縁ではなかった。負けた時の 右ひじ靭帯損傷だという。横綱鶴竜の休場は 15度目である。横綱在位は31場所だから半分 近くは休場ということになる。2017年には 5度休場している。休場明け場所の優勝... -
力士・人物
2020年7月横綱・大関に挑む12人のサムライ
三月場所の無観客開催以来久々に本場所が 始まる。上位に休場者が出なければ横綱・ 大関との対戦圏内は前頭4枚目までである。 横綱・大関に挑むのは12人。挑戦していた 朝乃山が大関に昇進して、挑戦される立場に 変わった。三月場所に引き続き挑むサムラ... -
力士・人物
フル出場できるか両横綱
三月場所、横綱白鵬と横綱鶴竜の優勝争いは 千秋楽12勝2敗の相星決戦となった。白鵬が 勝って44回目の優勝を達成した。白鵬と鶴竜 が優勝を争ったのは2019年七月場所以来で ある。このときは鶴竜が勝って6回目の優勝 を成し遂げている。今度の七月場所、... -
力士・人物
横綱の対大関戦の成績14
新記録男横綱白鵬は大関戦100番どころか、 はるかにそれを超え214番に達した。(令和 2年三月場所現在、以下同)これまで大鵬の 142番、千代の富士の158番を大幅に更新した。 成績は171勝43敗(優勝決定戦1勝1敗、 不戦2勝1敗を含む)である。大関戦1... -
力士・人物
横綱の対大関戦の成績13
貴乃花が横綱に昇進したとき、大関は武蔵丸・ 3代目若乃花・貴ノ浪だった。3代目若乃花、 貴ノ浪とは同部屋のため、本割での対戦は なかった。横綱貴乃花は平成7年から10年 までの4年間、もっぱら大関武蔵丸との戦い だった。そうした影響と貴乃花が平... -
力士・人物
横綱の対大関戦の成績12
語り継がれる兄弟子千代の富士との激しい ぶつかり稽古が北勝海を横綱に押し上げた。 北勝海は横綱在位29場所、皆勤は21場所で あった。数字的には2代目若乃花の横綱在位 場所数、皆勤場所数より、ともに1場所多い。 だが、大関対戦数は2代目若乃花の23... -
力士・人物
横綱の対大関戦の成績11
26歳で横綱に昇進した千代の富士の力士生命 は予想以上に長かった。36歳直前まで相撲を 取った。横綱在位59場所、皆勤46場所はとも に大鵬をわずかながら超えた。横綱千代の 富士の対大関戦は158番に及び、大鵬の142番 を超えて、この時点でトップに立った... -
力士・人物
減少した横綱・大関リーグ戦
今年に入って2場所経過した。一月場所0、 三月場所2といったら何の数字かおわかり だろうか。実はこれ、横綱・大関リーグ戦の 数字なのである。 一月場所、白鵬・鶴竜の両横綱が、序盤戦 から途中休場した。出場したのは大関貴景勝 と豪栄道の2人であ... -
力士・人物
横綱の対大関戦の成績10
32歳、遅咲きの横綱琴櫻は短命であった。 横綱在位8場所、皆勤は6場所であった。 横綱優勝は1回であった。それだけに対大関 戦は少なく、8勝10敗(1不戦敗含む)の 成績であった。最多対戦は大関大麒麟で3勝 3敗(1不戦敗含む)であった。次が大関... -
力士・人物
横綱の対大関戦の成績9
佐田の山は大関時代が長かった。17場所かか って横綱に昇進した。昇進したときは部屋別 総当たり制になっていた。佐田の山で特筆 すべきことは弟弟子であった北の富士が、 元千代の山の九重が出羽海部屋から独立する にあたり、行動をともにしたことで対戦... -
力士・人物
横綱の対大関戦の成績8
大鵬は21歳で横綱になり、9年4場所横綱を 務めた。そのうち皆勤は44場所であった。 これまでの横綱で対大関戦の最高対戦回数は、 栃錦の45番であった。大鵬は、50番はおろか 100番を超えて142番という途方もない記録を 達成した。成績がまた、すごかった... -
力士・人物
横綱の対大関戦の成績7
栃錦は少年時代、兄弟子のいいつけで質屋に 行かされた。これを知った師匠の春日野(元 栃木山)は「あんな少年を質屋にいかせる なんてかわいそうに」と思い、親方の付け人 とした。栃木山は生活すべてを相撲に直結 させた方である。「寝るときは海老のよ... -
力士・人物
横綱の対大関戦の成績6
鏡里は初優勝後に横綱に昇進した。横綱は チャンピオンではないチャンピオン同様の 成績を何度もあげて初めてなれるものだ。 という横綱格下げ論が起きたときの世論で ある。鏡里の横綱について横綱審議委員は 時期尚早だったが、協会は決定してしまった。... -
力士・人物
横綱の対大関戦の成績5
前田山は横綱としては弱いイメージが強い。 横綱時代の大関戦は3勝5敗と負け越して いる。佐賀ノ花に1勝3敗である。昭和22年 秋場所、大関名寄岩戦がなかった。名寄岩が 全敗だったため、組むのをためらったのかも しれない。なお、横綱照國、大関佐賀... -
力士・人物
横綱の対大関戦の成績4
双葉山が横綱として登場した昭和13年春場所 は、系統別総あたりであった。ところが昭和 15年から東西制に逆戻りした。その結果大関 照國戦は一番失われ、1番になった。また、 昭和18年から19年まで対戦側の方屋に大関が いない時期があった。 <双葉山の... -
力士・人物
横綱の対大関戦の成績3
常ノ花は大関8場所勤めた後横綱に昇進した。 大正13年夏場所が横綱初陣である。昭和2年 の東西合併にともなって昭和2年から昭和 7年まで年4場所となった。それだけに、 大関との対戦数は増加した。それでも対戦 した大関は3人しかいない。大関太刀光... -
力士・人物
横綱の対大関戦の成績2
太刀山は、大関4場所を経て横綱になった。 明治44年夏場所横綱として登場。大関と対戦 したのは3人しかいない。同じ方屋同士は 対戦しないため、どうしても大関との対戦は 限定される傾向がある。1人目は駒ヶ嶽で ある。大関駒ヶ嶽には4勝と圧勝してい... -
力士・人物
横綱の対大関戦の成績1
横綱は大関の次の地位ではない。特別な地位 であり、大関とは差がある、という見方が ある。それでは実際横綱の対大関戦の成績は どうなのか。横綱といってもピンからきり までいるし、横綱を目指す勢いのある大関は 強豪かもしれない。対象は横綱が実質地... -
力士・人物
横綱の現役死亡
力士の現役死亡は勝武士だけではない。特に 横綱は興行上影響が大きい。横綱現役死亡は 3例ある。ただし、丸山は解釈による横綱で あって、確実性が乏しいため、ここでは取り あげない。なお、丸山は疫病にかかって36歳 で死亡している。 ■谷風 事実上の... -
力士・人物
横綱の連続優勝なし場所数7
朝青龍が横綱に昇進したとき、横綱は武蔵丸 一人であった。武蔵丸は休場がちで5場所 一緒だったが、実質は朝青龍の一人横綱で あった。朝青龍は白鵬が横綱に昇進する2007 年五月場所まで実質26場所一人横綱であった。 この間18場所優勝している。その後5... -
力士・人物
横綱の連続優勝なし場所数6
曙は横綱不在のとき誕生した横綱である。 外国人初であった。大関小錦のとき、外国人 横綱はいらない、という文が発表されたこと があった。それをめぐって外国人差別だと 騒動がおきた時代であった。そういうクッ ションがあったことと、曙が連続優勝した... -
力士・人物
横綱の連続優勝なし場所数5
ウルフ千代の富士は若いころ脱臼癖があった。 それを克服しない限り将来はなかった。彼は 筋肉の鎧をつけて克服した。相撲は投げ中心 から前褌をひいて出る相撲に変えた。短期間 でめきめき強くなった。1年間で関脇・大関・ 横綱優勝を経験している。千代... -
力士・人物
横綱の連続優勝なし場所数4
燃える要素があると強いのが北の富士であっ た。初優勝は元千代の山の九重が出羽海部屋 から破門独立した直後という劇的な優勝で あった。2度目は清國の新大関優勝に刺激 されて、一気に横綱を決めたときであった。 大関在位は21場所と長かった。大鵬は晩... -
力士・人物
横綱の連続優勝なし場所数3
あの体では三役になれないといわれた栃錦が、 大関で連続優勝して横綱にまで昇進した。 大関になるまでは、左右の変化、多彩な技の 相撲だった。大関後半から寄り、押しを中心 とする相撲に変わってきていた。横綱になっ たときは106キロであった。横綱で... -
力士・人物
横綱の連続優勝なし場所数2
羽黒山は双葉山の弟弟子で、双葉山が現役の ときは、かげに隠れたところがあった。だが、 戦後4連覇するなど強豪力士であった。筋肉 が、たくましく、仁王のような体形であった。 昭和23年の巡業中にアキレス腱を2度切って 夏場所から3場所全休。このと... -
力士・人物
横綱の連続優勝なし場所数1
3場所連続休場、負けた相撲に不安を感じ させた横綱鶴竜は、三月場所を12勝3敗で のりきった。鶴竜といえば、もう一つ気に なる点がかつてあった。それは新横綱の場所 から8場所連続優勝なしでやきもくさせた ことである。そこで横綱の連続優勝なし記録... -
力士・人物
横綱の連続12勝以上3
曙は若貴と同期だが、横綱は先駆けて昇進 した。曙の爆発力、破壊力は若貴にないモノ であった。曙の連続12勝以上は引退2場所前 に記録した5場所連続が最高である。優勝は 2回。そのせいか、曙の引退は体力の限界と いう印象はなかった。師匠東関(元高... -
力士・人物
横綱の連続12勝以上2
輪島が横綱2場所目から27連勝したときは、 敵なしの強さがあった。だが、27連勝目の 貴ノ花戦で指の間を裂傷したことで勢いは 衰えた。このときは4場所連続12勝以上を 達成している。優勝は3回である。その後 2場所連続12勝以上があったが、その後6場... -
力士・人物
横綱の連続12勝以上1
横綱は常に優勝を争い、最低でも12勝をあげ なくては務まらない。それでは横綱は、連続 12勝以上は何場所あるのだろうか。連続に 限って調査してみた。15日制の横綱は千代の 山以降だが、東富士が横綱2場所目から15日 制なので東富士以降をみていこう。 ... -
力士・人物
朝乃山 横綱の可能性を探る
朝乃山が大関に昇進した。こういう勢いが あるときは、次は横綱という声がでてきても 不思議ではない。これは豪栄道が大関に昇進 したときにも聞かれた。「次は横綱だ」と。 しかし、豪栄道は1ケタ勝利が多く、横綱は 遠かった。栃東は大関のとき、優勝を... -
力士・人物
2020年3月 横綱・大関に挑む12人のサムライ
横綱・大関に挑むといっても3人に減少した。 1年前は5人いて全員皆勤したので、対戦 圏内の上位力士は貴景勝以外勝ち越せなかっ た現実があった。時は流れ、今や白鵬、鶴竜 の両横綱は皆勤できるかどうか、まったく 読めない状況に変わった。 挑むのは... -
本場所レポート
■初 3日目 横綱・大関崩壊の危機
2日目で、横綱・大関から全勝が消えた日。立て直しをはかれる者はいるのか。と書いた。その答は意外にも早くやってきた。鶴竜の引きは負けを呼ぶ。北勝富士相手にそれを地でいった。単に2敗というより、相撲内容が悪すぎる。横綱の相撲ではない。現在2... -
本場所レポート
■初 2日目横綱・大関の負けぬ日はなし大相撲
横綱の負けぬ日はなし大相撲!十一月場所の白鵬対遠藤戦は流血の惨事となった。白鵬の肘かち上げが遠藤の鼻を直撃した結果起きた一番だった。遠藤はどう工夫し白鵬戦のリベンジを果たすのか。これがこの一番の最大の見所であった。<白鵬と遠藤の立ち合い... -
力士・人物
2020年一月横綱・大関に挑む11人のサムライ
2横綱・2大関が出場する一月場所が始まらんとしている。休場は幕内上位の琴勇輝である。年明け稽古場で殴り合いをした石浦は、1ヶ月の報酬減額とけん責で、出場停止までは、いかなかった。昨年は横綱・大関の休場が目立った。今年の一月場所は2横綱2... -
角界ニュース・論
今年はどうなる!横綱・大関リーグ戦
昨年(2019年)ほど横綱・大関リーグ戦が乏しかった年はなかった。不戦勝不戦敗を別にして、実際土俵でおこなわれた横綱・大関リーグ戦の番数は次のようになった。一月 3横綱3大関…1番三月 2横綱3大関…10番五月 2横綱3大関…2番七月 2横綱4大... -
角界ニュース・論
来年はどうなる!新横綱・新大関は誕生するか
新横綱誕生ほど相撲ファンをわかす話題はない。稀勢の里が横綱になったのは、2017年一月場所後であった。それからまもなく3年になろうとしている。しかし、横綱誕生は気配さえ感じさせない。そのため白鵬を脅かす力士はいつまで経っても現われない。そこ... -
力士・人物
優勝回数物語2横綱最終優勝年齢番付付き
戦後、昭和22年夏場所から優勝決定戦制度が開始された。また、昭和24年から年3場所制になった。戦後の混乱期で一定の会場をもたなかったが、昭和25年から蔵前仮設国技館で興行するようになった。年3場所制は昭和27年まで続き、昭和28年から年4場所制に... -
力士・人物
横綱皆勤率番付
30代半が近いせいか、白鵬、鶴竜の皆勤がままならない状態である。今年(2019年)に限っても、白鵬・鶴竜ともに半分の3場所しか皆勤していない。これまで横綱は負けが込むと、休場は常套手段になっている。横綱は、いったいどのくらい皆勤しているのか調... -
力士・人物
横綱審議委員に欠けるモノ
横綱審議委員会が場所後、優勝白鵬を評価しつつも、かちあげ、張りさしを横綱にふさわしくないとして注文をつけた。しかし、協会はこれを一蹴したようである。以前にもにたようなことがあったが、効力はなかったということである。あるいは禁止するなら全... -
力士・人物
ここ3年の横綱・大関の休場率
十一月場所の横綱・大関リーグ戦は千秋楽結びの一番、白鵬対貴景勝戦の一番のみであった。こんなに寂しい取組があろうか。実は、これは十一月場所に限ったことではない。一月場所は土俵でおこなわれた横綱・大関リーグ戦は高安対豪栄道戦のみであった(白... -
本場所レポート
■福岡7日目 7日目の珍事及び横綱候補ゼロ危機
気力と闘志を欠いていた連敗三羽烏高安、貴景勝、御嶽海がそろって連敗を脱出した。七日目は気力・闘志を感じさせた。御嶽海は琴勇輝を相手に前に出る攻撃相撲で退けた。高安は突き押しが鋭い玉鷲相手に押し込まれたが、ひるむことなく反撃に出ようとした... -
力士・人物
横綱・大関に挑む10人のサムライ
2横綱・3大関が出場する十一月場所が始まる。今年は休場が目立っただけに千秋楽まで取れるかどうか懸念はある。横綱・大関に挑む関脇以下は上位に休場がなければ、東前頭3枚目の宝富士までである。関脇から東3枚目までで、ここ1年間の横綱・大関戦の... -
力士・人物
休場が気になる両横綱
横綱というと、優勝争いをひっぱり、最終的に優勝してしまう特別な存在である。ところが現在の鶴竜・白鵬の両横綱はそこまでいっていない。実に休場が多いのである。先場所の九月場所、白鵬は初日北勝富士に敗れると、2日目から突然休場してしまった。鶴... -
力士・人物
横綱大関
九月場所優勝した御嶽海は、十一月場所大関を目指すという。近年大関昇進の目安は直近3場所で33勝である。だとすると御嶽海が大関に昇進するためには、十一月場所で12勝3敗が求められることになる。ところで大関昇進はなぜ目安なのだろうか。はっきり基... -
力士・人物
2019年九月横綱・大関に挑む11人のサムライ
2横綱3大関が勢ぞろいする、とはいかなかった。高安が初日から休場することになった。残った横綱・大関も、千秋楽まで取りきるかは、わからない。横綱・大関に挑む力士は前頭西4枚目正代までである。ただし、貴景勝は元大関のプライドから、挑むサムラ... -
力士・人物
幻の5横綱
4横綱はそれなりにある。最近では稀勢の里が横綱に昇進して、白鵬、日馬富士、鶴竜、稀勢の里の4横綱時代があった。日馬富士の引退で4横綱時代は終焉を迎えた。さらに稀勢の里の引退で現在は2横綱である。ところが、歴史のなかにはあわや5横綱が出現... -
力士・人物
優勝10回以上20回未満の横綱2
輪島は学生出身の唯一の横綱である。そして今後も出そうにない気配である。輪島以前には豊山(前名内田)がいた。豊山は大関までスピード出世したが、ついに優勝はなく、横綱に届かなかった。豊山がここ一番の勝負に弱かったのに対し、小坂秀二氏の言葉を... -
力士・人物
優勝10回以上20回未満の横綱1
15日制では上位で10勝という2ケタ勝利が大関につながる成績となる。横綱の優勝回数はどうだろうか。横綱として納得のいく優勝回数は、大関以下の優勝回数を含めて通算10回以上ではないだろうか。20回以上の優勝になるとさすがに超人的である。優勝10回以... -
記録と統計
横綱誕生の間隔2
横綱が実質地位化した常陸山以降、横綱誕生が5年以上空いたことが3度ある。最初は玉錦が横綱でデビューするまでである。6年経っていた。玉錦の前の横綱は常ノ花なので、常ノ花の横綱誕生から6年かというと、それは違う。それはどういうことか。次ぎの... -
記録と統計
横綱誕生の間隔1
横綱稀勢の里が誕生し、デビューしたのは2017年三月場所だった。負傷をおいながら、大関照ノ冨士を本割・優勝決定戦で連勝しての優勝は忘れられないほどの感動を呼びおこした。あれから2年2場所が過ぎたが、横綱誕生の気配は少しもない。横綱候補は本来... -
本場所レポート
■名古屋12日目 連続写真で見る2横綱の相撲
全勝できた鶴竜は、千代大龍の挑戦を受けた。今の鶴竜はパワー相撲に対する不安を少しも感じさせない。相撲は裾払いで、鶴竜が千代大龍を一蹴した。1敗白鵬は関脇以下最強の御嶽海との対戦を迎えた。相撲は両上手をがっちり取った白鵬に対し、もろざし御... -
本場所レポート
■名古屋10日目 横綱・大関の手薄は近未来の姿
白鵬から金星を獲得して、意気上がる逸ノ城。だが、この日の対戦相手鶴竜は落ち着いていた。巨体逸ノ城に対し、後退するどころか逆に出て、まわしをがっちりつかむと勝負は決まった。逸ノ城は後退すると実にもろい。<鶴竜、逸ノ城を寄り切る>関脇玉鷲が... -
力士・人物
2019年7月!横綱・大関に挑む11人のサムライ
貴景勝が全休することになったため、横綱・大関との対戦圏内は東前頭4枚目の明生までとなる。ここ1年間の横綱戦・大関戦の成績及びこの1年の上位戦での勝ち越し、負け越しを記した表が以下である。ここ1年間横綱・大関とフルに対戦してきた力士が御嶽...